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コロナ禍のテレビ報道に思うこと

| 30.4.21

月に1回なんとか更新しているブログで、4月は何を書こうか色々と考えていたのですが、先週くらいまでバタバタして後回しになってしまいました。


気が付けば4月も最終日ということで、取り止めもなく最近思ったことを書くことにします。


やっぱりテレビ報道ってひどいなと、昔から漠然と思っていたのもありますが、東日本大震災の頃から確信してひどいと思うようになってきたので、もう10年以上ひどいと思っているんですね。


コロナ禍でも変わらないどころか、ますますひどくなっていると感じます。


これを書いている現在、大阪や東京などで緊急事態宣言が発令されていますが、どのニュース番組を見ていてもレポーターやカメラマンが外に出て街頭インタビューを行っています。


人の出を抑制しなければいけないということなら、そもそも人の流れなどは定点カメラの映像で見れば良いはずで、わざわざ外出する必要がありません。


仮に10の番組で街頭インタビューをしているとすれば、各番組でレポーターとカメラマンが1人ずつだったとしても(実際はもっといると思いますが)、テレビ関係者だけで20人外出していることになります。


極端にいえばテレビ関係者だけが集まっているところをカメラに映せば、外出している人が多いという印象操作をすることも可能でしょう。


外出を抑制すべきというなら率先してマスメディアが外出を自粛すべきです。


もうほとんどテレビのニュース番組を見ないことの方が多くなってしまったので、そんな中でたまたま見ていた一例ということになりますが、日テレのZIP!では早朝の駅前で待ち構えて電車で出勤する人を映し続けていました。


でもそれでああだこうだ言っている現地のスタッフもスタジオにいるアナウンサーなども電車で出勤しているのでしょうね。


そういうことは言わないで、よその業界のことは責める。


街頭インタビューだって、番組側がSNSで出演者を募って、リモートでやればいいだけのことです。


そもそも街頭インタビューで使われている映像はごく一部でしょうから、使われなかった映像もたくさんあるはずで、いかに無駄な外出をテレビ側が行っているのかがわかります。


そして使う映像は100人に1人いるかいないかみたいな、不謹慎な考え方の持ち主の意見を採用し、視聴者をざわつかせることしか考えていないかのようです。


NHKですらニュース7などで、今日のコロナ感染者が何人だったか知ってますか?と街に出て訪ね、そんなに多いんですか!と驚く人の映像を恣意的に使っています。


知ってますけど?って答える人がいたとしてもニュース番組で使うはずがないですね。


街頭インタビューはきっぱり辞めるべきだと思っています。


不安を煽る意図しかありません。


あと、報道関係者の感染状況については一人の漏れもなく公開すべきだと思います。


去年の今頃はテレビ朝日の報道ステーションでクラスターが起こりましたが、その後テレビ関係者がコロナになったという話をほとんど聞いたことがありません。


本当にいないのでしょうか?


明らかに隠蔽していると思います。


報ステのクラスターについてはもっと詳しく報道すべきでした。


テレビ朝日がクラスターになっていた疑念を払拭することができないまま終わったからです。


根拠がないので憶測でしかありませんが、志村けんさんが最後の方に出演していたのがテレビ朝日のバラエティ番組です。


2週間の潜伏期間などを考慮すれば、テレビ朝日で感染した可能性はゼロではないと思っています。


同じ時期に報ステもクラスターになっていますから、その可能性を否定できるくらい徹底的に感染経路などを詳しく伝えるべきだったのです。


当時の報ステは重く受け止めているとだけ伝えて、テレ朝を消毒・清掃するくらいの対応で終わってしまいました。


今年は今年で、報ステのネットCMが大炎上し、これも重く受け止めただけで終わってしまいましたが。


報ステは去年の緊急事態宣言時に、東京近郊に住む他県の年配女性を取材し、病院に行くのは不要不急の外出ですか?とわざわざ時間をかけて特集していました。


その特集の終盤では、わざわざ小池都知事にまで質問し、通院は不要不急ではないという答えをもらっています。


その後、緊急事態宣言が明けて北海道で感染者が増加した頃、道知事が不要不急の外出を控えるようにお願いしたことがありました。


報ステはわざわざ北海道に取材しに行き、やっぱり年配の方に通院は不要不急の外出なのか聞かれ、なんとレポーターがそれには答えないまま終わりました。


なんでわざわざ都知事にまで質問して、通院は不況普及の外出ではないと教えてもらっているのに、北海道の老人には伝えなかったのでしょうか。


もしかしたら報ステは東京と北海道では不要不急の概念が違うとでも思ったのかもしれません。


そもそも通院や通勤(リモートができない仕事等は特に)は不要でも不急でもないので外出するのに問題はありません。


こんな馬鹿なことをやっていてクラスターにはなるし、ネットCMでも大炎上するし、スポンサーは撤退した方が良いと思っています。


NHKは論外です。


受信料を取ってやるレベルの報道番組はありません。


私は朝の連ドラも大河ドラマも見ないですから、受信料を安くするか、見なくてもいいなら無料にして欲しいと思っています。


ニュースウォッチ9ではジェンダーや性的マイノリティの多様性を認めることに重きを置いているようですが、それをいうなら家にテレビがあったら強制的にNHKを契約しなくてはいけない古い制度を先になんとかすべきです。


大昔、テレビの黎明期にはインフラ整備の意味合いで視聴料を取っていたのはまだわかりますが、今はネットでも情報を得ることができるので、支払うかどうかは国民が判断すべきことです。


NHKは勝手にネット放送にも進出し、今度はネット環境があれば強制的に加入させようとしていますが、NHKはネットインフラの普及に貢献したのでしょうか?


日本全国にNHKがネットを接続できるように普及させたとかならまだわからなくもないですが、勝手にネットに進出したからといって強制加入はおかしいです。


電波利権がなくならないのは総務省にも原因がありそうです。


今年に入って、利害関係にあった菅総理の息子さんが総務省の官僚を接待したことは大きく報じられましたが、その後マスコミや通信会社も関わっているような疑念が生じるや否や、この件はほとんど報じられなくなってしまいました。


フジテレビなどは規制を超過するほど外資に株を買われていましたが、総務省に相談し超過を解消したので問題ないという見解です。


テレビ局が何をやっても免許取り消しにならないなら、ますます報道はひどくなる一方で、自発的な改善が起こることはなさそうです。


昨今ではテレビ離れが叫ばれていますが、ネットの動画サービスによるものというよりは、テレビ自体の怠慢でしょう。


おそらくテレビラジオ新聞しかない時代だったとしても、今のテレビ報道なら視聴者は離れていったと思います。


スポンサーはテレビに見切りをつけて、もっと宣伝効果が高い広告をあり方を考えるべきです。


正直、ひどいニュース番組は見ないし、たまに見てCMをやっていたらこんな番組に資金提供している企業だと思われてイメージダウンしかねません。


飲食店が大変だー!と騒ぎ、威勢よく政府批判するようなお店の店主などは番組でも取り上げていますが、逆にコロナ禍で業績を伸ばしている業界などはほとんど取材しません。


去年の今頃、リモート需要でBTOパソコンなどは注文から2~3週間待ち、ゲーム機などは品薄で転売価格が高騰していたことなどはほとんど取材しに行きません。


大変なら大変で、もっと被害を受けているような業界もあるはずです。


そういうのもほとんど取り上げず、飲食店ばかり大変だー!大変だー!と伝えているのです。


私自身はテレビを見なくても平気なのですが、たまにちょっとした情報を知りたいなと思ってテレビを点けてもろくなことがないですね。


最近、インドが深刻でコロナの変異株が日本にも来ているというのを見かけてテレビでやっていないか見ていたら、どのチャンネルも紀州のドンファンの元妻の逮捕ばかりで、今やらないといけないことなのかと思ったり。


PCR検査をあれほど普及させろと騒いだマスコミや野党などは、これだけ普及しても感染者が増加傾向にあるので、今頃になって人の流れのせいにし始めています。


しかも人流(じんりゅう)という意味はわかるけど、聞き慣れない言葉を使うようになりました。


ちょっと前にまん延防止策をまん防と略すとマンボウのイメージダウンになるからやめろと騒いだマスコミや野党が人流という言葉をよく使っています。


何かを規制したり罰則を科すなら、まず先に報道の自由を履き違えて不安を煽るマスコミから始めてはどうでしょうか。


というわけで、本当に取り止めのない形になってしまいましたがこの辺で終わりにしたいと思います。


最後まで読んでいただきありがとうございます。

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