2017年11月29日、『The Gold Experience』からブログ名を変更しました。同タイトルの電子書籍をKindleで発売中。@aki080georgiaでのツイッターのまとめや書き切れないことなどを記事にしています。ご依頼などありましたらお気軽にご連絡下さい。 2023年2月21日、『1億人と結婚した男』からブログ名を変更しました。

加計学園の問題は2手で解決する

| 29.5.17
 いわゆる加計学園の獣医学部の新設について安倍総理の意向があったとされる問題で、マスコミや野党が追求しニュースでも報道されていますが、この件に関しては、森友学園の問題よりもむしろ疑念の余地が少ないのではないかと思っています。

 ちょっと森友学園のことも振り返りながら今回の加計学園の問題との違いについても考えてみたいと思います。

 森友学園では理事長の篭池氏が学園建設の土地を購入するために、有力な議員に働きかけて、更にその議員が財務省などに便宜を図るように働きかけて土地の価格を不正に安くしたという疑いです。

 これに関しては別の記事でも書きましたが、特定の議員による働きかけはなく、財務省が土地を引き渡す際にそれなりの理由(該当する土地には今の法律では規制されているところよりもかなり深い場所にゴミが埋められていてその撤去費用を考慮した)があって値段が安くなったと考えています。

 そのため特定の議員から圧力があったなどの資料はでてきませんし、それを証言する財務省の役員もいません。

 当初疑われていた安倍総理の関与も勝手に名前を使われたくらいで、安倍総理からの直接的な働きかけはなく、ややこしくなっているのは安倍総理の夫人が関わっていることではないでしょうか。

 ただ紛らわしい点はあるとは思いますが安倍総理の夫人が国有地の売却に便宜を図ることは難しいでしょうし、そんなことをすれば目立ってしまって、便宜を図った段階で問題になっていたと思います。

 安倍総理は自分が関わってたら辞任するとまで言ったのに、それを追求した野党議員は謝罪も辞任もありませんでした。

 まだ終わってないともいえますが森友学園についてはこんな感じでしょうか。

 一方、加計学園の問題は獣医学部の数が十分に足りているにも関わらず、安倍総理が強引に新設を決定させて、しかもその理事長の加計氏が安倍総理の友人だったため便宜を図ったのではないかとされる疑惑です。

 文科省や農林省には獣医学部の新設には反対で、獣医師が増えることによって業界の停滞が起きるというデータまであったのに強行に決断されたと言われています。

 また獣医学学会も獣医学部の新設には反対しているそうです。

 実際50年以上も獣医学部は新設されていないそうです。

 ここに私は疑問を感じています。

 マスコミや野党はこの騒動の発端となった、安倍総理の意向があったと資料の有無を争点として、前事務次官が本当にあったという根拠の無い発言を元に今回も安倍総理を批判して追求しようとしています。

 一見すると、いらない獣医学部を安倍総理が友人のために強引に許可したようにも見えなくもないですが、今一度これらのことを整理して考えてみます。

 獣医師の数が現状でも十分で、新設すると獣医師が増えすぎて困ることなんてあるのでしょうか。

 医者にかぎらずどの分野でもその学部を卒業しないとなれない職業があった場合、学部が新設されたらその職業になれる人の数が増えます。

 そうしたら一人あたりのその職業に従事する人の利益はその分減る可能性があります。

 文科省の資料を見なくても、獣医師の数が増えたら、損をする獣医師が出てくるのはわかります。

 でもそんなことは他の業種では当たり前のことです。

 どの業界でも緩和されれば競争が激化するのです。

 昨今では派遣業界やバスやタクシーの交通関係の業界でも起きていることです。

 なので獣医学部の新設が現存する獣医師にとってよほど致命的でない限り(例えば新設したら廃業が急増する規模など)は緩和するという選択肢は十分あり得ます。

 逆に獣医師の数を制限して守り続けないといけない理由があれば、文科省はそういう資料を国民に向けて公開すべきです。

 そうしない限りは、獣医師が少なく維持されていることで、獣医師が過剰に守られているという印象を持ってしまいます。

  本来、議論すべきところはそこなのです。

 それらのことを踏まえた上で、今回のいわゆる加計学園の問題が2手で解決する方法について書いてみようと思います。

 まず1手目は、政府が獣医学部の新設によって獣医やその業界の損失を上回る規模の経済効果があることを示す資料を提示することです。

 獣医師の数が増えたら当然のように獣医師はいくらかそれなりに損をしますが、その損失よりも及ぼす経済効果の方が上回っていたら、それはそうすべき案件だったのです。

 例えば学校を誘致した自治体や獣医師が増えたことによって、獣医師が不足していた地域でも治療を受けられるようになればその方が国民の利益になる場合があります。

 というか憶測ですがそのようなデータがあるからこそ、今回の獣医学部の新設は決定されたのだと思っています。

 文科省には獣医学部の新設で獣医師やその業界が損をするデータがあったとしても、政府の側には他の省庁などのデータなどから多角的に検討した結果、獣医学部を新設した方が経済効果が高いということになっただけの話なのかもしれないのです。

 損して得を取る方法だったかもしれませんが、損をするのは一部のそれも獣医学という場合によっては過剰に守られすぎてきた業界であり、得をする人はもっと広範囲にいるとすれば、それが政治家の仕事です。

 獣医師会を守り続けることの方が、獣医師やその業界以外の人にとっては利益にならないとも考えられるのです。

 そのことからマスコミや野党は、安倍総理が意向を示したという資料を巡って争うよりも、獣医学部を新設した場合の方が経済効果が高いという試算が記載されている資料があるかないかを追求すべきです。

 そういう資料が存在せず、ただ単に規制を緩和するだけで、獣医師たちが損をするだけだったら、その時になってから今回の新設の決定を追求すべきなのです。

 そして、2手目はその新設された獣医学部の運営する学校法人をもう一度、選定し直すことです。

 もちろん加計学園も参加しても構いません。

 どうしても加計氏と安倍総理が友人であるということが疑念を持たれる原因になっていることは否めないため、その選定には安倍総理が一切関わらないという仕組みでやり直したほうがいいと思います。

 おそらく既に加計学園が一番有力であったからこそ決まったことなので、加計学園が入ったらまた選ばれてしまうかもしれませんが、それでもここまで騒がれてしまったからにはそうしたほうがいいのではないかと思っています。

 以上の2手あればこの問題は解決するという話でした。

 おそらく今のマスコミや野党の暴走から見て、この2手をきちんと政府が行ったとしても、この騒動が収まらない可能性は高いですが、この2手を行えば、懸念されていた点は全て払拭できるため、そもそも問題とされていたものが問題ではなかったことになります。

 今回はこの辺で終わりにしたいと思います。

 最後まで読んで頂きありがとうございます。


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『4つの地球』とスピリチュアルについて

| 28.5.17
 今回も前々回の記事と同様に自著のちょっとした宣伝と、それにまつわる思い出話などを書いてみたいと思います。

 今回もこのブログの左上の方にバナーリンクを貼りました。

 『4つの地球』というタイトルのものがそれです。



 ※後日追記:記事内にもリンクを貼ればよかったことに気がついて追加しています。

 そのページの商品説明欄にも書いたのですが、これを書いたのは高校生の頃です。

 多分、探せば原文も見つかると思いますが、思い出しながら、不足しているなと思う部分は追加したり、物語の内容についてもちょっと詳しく書いたつもりです。

 ここからはアマゾンの商品説明欄には書かなかったことについて触れると、この物語は当時見た夢を元にして書いたものです。

 ちょっとだけ物語の内容にも触れると、冒頭から第一の地球~第二の地球へと旅立ち、第三の地球に戻るところまでは実際に見た夢の内容です。

 そこまで厳密に書く必要はないかもしれませんが、夢自体は最初から最後まで見たのですが、途中から明晰夢に似た感覚になり、第三の地球のところからは、当時、夢を見ながらもこれは夢だなと気が付いて、自分の方からも夢を創っていったといえばいいんでしょうか、そんな感じでしたね。

 明晰夢というのは夢の中の自分が夢を見ていることに気が付いている状態のことです。

 最近はしばらく見てないと思うけど、過去に何度かたまに見ることがあったと思います。

 しかし今考えても不思議な夢だったなと思っています。

 起きてから忘れないように書いておこうと思って書き残したのですが、ストーリー性がある文章を書いたのはこれが初めてだったかもしれません。

 ただ当時の見た夢の内容では第三の地球に関する記述はほとんどなかったはずなので、そこに関しては大幅に追加しました。

 あとアイテムや老師、木に関することや最後の2,3行の記述に関しても、今回書くにあたって、追加した要素になっています。

 ちょっと読んでない人には訳がわからない内容になってしまったため、話題を変えたいと思います。

 当時は『聖なる予言』などスピリチュアルな内容の小説がちょっとしたブームになっていました。

 時期的にはオウム事件の頃から少し後までくらいかなと思うのですが、オウム事件をきっかけにこういったものが全く無くなるかといえばそうではなくて、その後も少し続いていたということです。

 それは漠然としていますが、癒やしとか癒し系という言葉が使われ始めたのもこの頃だと思いますし、日本経済が本格的な不景気に陥り、リストラや就職難や自殺率が増加したことの裏返しとして、癒やしがブームになったということもその背景にあったのではないかと思っています。

 今読めばどう感じるかはわかりませんが、こうしたスピリチュアル的な小説は当時本屋でたくさん売られていたし、実際結構売れている感じでした。

 カルト宗教がテロを起こして、日本経済は先が見えない時代に、やっぱり心の拠り所として癒やしを求めて読んだ人が多かったのかもしれません。

 本来は宗教がその役割を担うのかもしれませんが、宗教は危険だという風潮があったため、スピリチュアルがその受け皿のような役割を果たしたのかもしれません。

 実際、私自身も家でその『聖なる予言』を読んでいたら、親にオウムみたいな本を読むなと怒られたことがあります。

 それくらい過敏に宗教的なものは関わってはいけないという風潮があったと思います。

 ただ個人的にはその続編の『第十の予言』も読んだ記憶があります。

 その後にも確か第十一のなんとかみたいなのがあったような気がしますがそれは読んだかどうかさえ覚えていません。
 
 それでもその中に書かれているスピリチュアルな内容を真に受けることは当時もなかったと思います。

 そういう部分は話半分にして、単純に非日常的であったり、精神的なものを追い求めるストーリーが面白くて(今はそう思わないだろうけど)読んでいたのかなという感じです。

 そして、私にとっては中学生から聴き始めていたプリンスのアルバムが少しずつ徐々に揃っていく過程で、世界的に大ヒットした『パープルレイン』の次のアルバム『アラウンドザワールドインアデイ』がスピリチュアルと評される作品だったことの影響が大きかったです。

 どっちが先で後だったかはちょっと思い出せないのですが、こうしたこともあってスピリチュアルというのは私にはそれほど珍しい言葉でなかったような気がします。
 
 その後しばらくスピリチュアルという言葉を聞くことはありませんでしたが、ある日深夜番組を見ていたら、前世がどうとかオーラがどうとか言っている人がスピリチュアルカウンセラーを名乗っていました。

 これは名前はあえて書きませんが、知っている方も多いはずです。

 最初見た時から胡散臭いと思っていましたね。

 結果的にこの人のせいで日本ではスピリチュアルという言葉はダメになってしまったと思っています。
 
 本来は精神的という意味ですから、何もやましい言葉ではありません。

 今後どうなるかはわかりませんが、しばらくはスピリチュアルはあまりいいイメージを持つことができなさそうです。

 それでもちょっとだけE氏に関することを書いておくと、着ている衣装に何か特別な理由があって不思議な力が宿っているという設定があれば袈裟とか着てても問題ないと思います。

 でもあれって雰囲気作りのためですよね。

 スーツを着ていたら説得力がなくなるから袈裟を着ているのです。

 スーツもジーパンも似合わなそうだしね。

 あと反論させない話し方をしますよね。

 話術は相当巧みだと思って見ています(自分からは見ないけどたまたまテレビに出ていた時とか)。

 幽霊や前世が本当に見えているなら、それは歴史上の人物も含めて、数多くの偉人や天才でも見えなかった真実をE氏は語っていることになります。

 その言葉は正確でなければいけませんが、饒舌になる必要は全くありません。

 というか、饒舌だった方が信用されなくなります。

 私が幽霊や前世が見えて、それがどうも本当らしく、自分以外にみんなが見えないということがあったら、見えているものを詳細に伝えて説得します。

 E氏は違います。

 説得するために、あの手この手を使って、見えているもの自体はかなり曖昧です。

 あなたの前世はローマ時代の平民だみたいなことを言うけれど、別に歴史に詳しい訳じゃないんだから絵の勉強をして詳しく書いてみて欲しいです。

 それを歴史学者に見せたら、いやこの衣服は平民ではなく貴族が身につけるものだと言われるかもしれません。

 他にもその辺の風景を詳しく描いたら、後ろを歩いてるのはレオナルドダビンチかもしれないとか、色々発見があった方が面白いと思います。

 似合わないかもしれませんが、たまにはスーツを着て、見えてることだけを伝え(本当に見えてるかは知りませんが)、説得するために勝手な解釈はするべきではありません。

 あと私が、幽霊や前世が見えてスピリチュアルカウンセラーをしていたら、インターネットは極力やらないようにします。

 なぜなら、ネットで調べてると思われたくないからです。

 普段もやらない上で、私はインターネットは使いませんと宣言します。

 色んな人の前世を見ていたら歴史も詳しくなるでしょうし、みんなが知らない情報がいつどこにいても手に入るのですから、わざわざインターネットで何かを調べる必要はないですし、スピリチュアルカウンセラーとして信用されるためにもそうします。

 E氏ではないのですが、一時期テレビで見かけた当時女子大生のスピリチュアルカウンセラーの人がいて、的場浩司に夏くらいに大きな仕事が入るでしょうと言っていました。

 それを聞いた的場浩司が、なんで知ってるの?夏に大事な舞台があるんだよ、と軽く舞台の宣伝もできて嬉しそうに話していました。

 あとある女優に対してはトンカチをカンカン叩く音が聞こえますと言ったら、その女優が実家が建設業ですと言って驚いていました。

 どちらもネットで調べれば出てくる情報だと思います。

 スピリチュアルを称している人の多くはインターネットで事前に情報を調べています。

 E氏以降は日本でスピリチュアルという言葉はインターネットのことを指しているようです。

 実際スピリチュアルカウンセラーが出てきたのはネットが普及してからですしね。

 だからこそ古風な和服や袈裟を着込んで、まるで現代の情報機器には縁がないように振る舞って、ネットの情報が間違っていればその通り間違ったりするのです。

 そして芸能人ばかり占ってその時は詳しいことも言うのに、見ず知らずの一般人になった途端に曖昧なことしか言わなくなるのです。

 もっと根本的に間違っていると思うのは、さっき自分がスピリチュアルカウンセラーだったらネットはやらないと書きましたが、傾いているテレビ業界にその出演を依存しているということでしょうか。

 テレビ局に行った時に幽霊とかから、テレビ業界はこの先衰退していくから、ネット配信で自分の番組持った方がいいかもよ、とか言われなかったんでしょうか。

 だって本当に幽霊や前世が見えるなら、E氏には真実が見えていることになります。

 これまでずっといい当て続けていたなら、出演料が無料でも大物芸能人がたくさん呼べるはずです。

 それをネット配信で流したらそれだけで、ユーチューバーなんて相手にならないくらいの人が見てくれて、その収入だけでやっていけるでしょう。

 つまりは仮に本当に見えていたとしても、そこから大した情報を引き出せていないか上手く活用できていないのです。

 それならプロとしてやっていくべきではないと思います。

 だって、他の人には見えない幽霊や前世が見えているのにその程度なんですかということになってしまいます。

 そもそも巧みな話術で相手をねじ込もうとしている時点でスピリチュアル(精神的)ではないんですよね。

 むしろ言葉では言い表せない心の領域のことではないかと思うので、幽霊とか前世は関係ないような気がします。

 必死になって話している様子を見ると、心が病んでるのはE氏の方ではないかとさえ思います。

 後半は愚痴が多くなってしまいましたが、スピリチュアルという言葉は本来怪しげな言葉ではないことや、日本では悪い意味合いを含むようになってしまったE氏の責任は重いと見ています。

 そういう意味では本来のスピリチュアルというものがどういうものを意味しているかを考えることが、そういった嘘のスピリチュアルから抜け出して、人として成長する一つの手段としてはまだ見直される余地があるのかもしれません。

 今回はこの辺で終わりにしたいと思います。
 
 最後まで読んで頂きありがとうございます。



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苫米地英人の本を紹介

| 26.5.17
 ちょっとタイトルの方では呼び捨てになってしまっていますが、今までコミック以外で、同一の著者名で一番読んだかもしれないのが脳機能学者の苫米地英人さんの本です。

 正直にいうと最近出ているのは読んでいないのですが、今後まとめて読むことは十分あると思っています。

 これから読んでみようという方は、最近のものや興味があるものから読むのが良いと思いますが、本の数が多いのでどれから読んでいいかわからないという場合もあるかもしれません。

 そこで今回はその中から二冊だけ厳選して、おすすめする理由などについても書いてみようと思います。

 あとで書籍のリンクを貼る予定ですが、一応アフィリエイトになっていますのでご了承下さい。

 あと、おそらく今回紹介する書籍は出版時期が結構以前のものになっているため、電子書籍版になってリニューアルされているものもあると思います。

 しかし同じ内容のものでも読んでいないものを紹介するのは無責任なような気もするので、ここでは実際に手にとって読んだ書籍のみをおすすめする形にしようと思います。

 そのため購入する際にはより適した商品がないかもお調べした上でご検討された方がいいかもしれません。

 まず最初におすすめしたいのは『知的生産力が無限大にアップする 超人脳の作り方』です。





 


 題名だけ見るとちょっととんでもない内容だと思われるかもしれませんが、これはディベートの基礎や基本的な概念について書かれている本です。

 この本には物事を論理的に考える上でとても役に立つことが書かれていると思います。

 確か当時この本が出版される前に出版社が倒産したかしかけてしまって、発売が大幅に遅れていた記憶があります。

 著者本人もブログで出版されることや執筆料や印税が入るかどうか懸念していたような気がします(間違えていたらすいません)。

 もう一つおすすめしたいのは『努力はいらない! 「夢」実現脳の作り方』 です。



 


 この本はタイガー・ウッズが不倫騒動を起こす前に書かれたもので、今読むとちょっと生々しい部分もあるかもしれませんが、タイガー・ウッズが一流のアスリートであったことは変わりがありませんし、例えとして出てくるのでその点については気にする必要はないと思います。

 ここではコーチングに関する基本的な考え方や、アファメーションという、これも読んで頂ければ理解できると思うのですが、簡単に説明すれば、自分に言い聞かせることで夢の実現に繋がる手段とでもいうのでしょうか、そのアファメーションを自分で作る方法についても書かれています。

 読んでいる当時は実際作ってみたりしたのですが、正直にいうとその後は実践はそれほどしなかったです(これを機会に実践してみるかもしれませんが)。

 ここで私が数ある書籍の中からこの本を選んだ理由はそのアファメーションの作り方に関する記述が秀逸だと思ったからです。

 一冊目にはディベート関連の本を紹介しましたが、この二冊目のアファメーションの作成の仕方についても論理的な思考が重要になってきます。

 詳しくは書籍を読んで確かめるのが一番だと思いますが、ざっと簡単に説明すると、最初に実現したいゴール(自分が達成したいこと)についてそれが達成するできる理由やできない理由を考えて、さらにその理由が正しい理由や間違っている理由などをいくつも考えていきます。

 自分の考えに対して反論し、更にその反論にも反論する。

 それは独りディベートとでもいえるような、ものすごい論理的な思考を実践する方法でもあると思います。

 この二冊の本を読んで、実践的な部分も試してみれば、論理的な思考を手に入れられると言っても言い過ぎではないかもしれません。

 情報が氾濫している現代では論理的な思考をすることはとても大事なことだと思っています。

 論理的な考え方が身につくと嘘や根拠の無い話にすぐ気付くことができるようになり限られた時間を無駄にすることを未然に防いでくれることもあるかもしれません。

 今回、この二冊の本をあらためて調べてみたらどちらも2008年の9月に発売されているんですね。

 出版社の事情で発売が遅れたりしたため実際の執筆時期は異なるかもしれませんが、おそらく200冊以上は発売されている著書の中から選んだ2冊が同時期に出版されていたのは調べるまで気が付きませんでした。

 他にも様々なジャンルの書籍がありますが今回は特におすすめだと思う二冊について書いてみました。

 それでは今回はこの辺で終わりにしたいかと思います。

 最後まで読んで頂きありがとうございます。



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『カーリーニューロン』と脳がブチブチ音を立てた思い出話

| 24.5.17
 あまり宣伝するのは苦手なのですが、一応昨日アマゾンのキンドルに自著をアップロードして販売しているので、それについての解説や思い出話などを書いてみようと思います。

 画面の左上の方にある(スマホで見ている場合はPC表示で)『カーリーニューロン』というのがそれです。

 
 

 ※記事内にもリンクを貼ればいいんじゃないかと気が付いて後日追記しました。

 商品説明のところに書いたのですが構想15年くらいかかったというのは本当です。

 しかし15年間そればかり考えているわけではないので正確には思い付いたのが15年くらい前ということになるでしょうか。

 ヒンズー教の地母神カーリーについては、インドよりもゲームで知っている方が多いのかもしれませんね。

 実際、私自身もおそらく昔セガサターンでプレイした女神転生デビルサマナーで名前を知ったと思います。

 当時はインターネットとかで知ることはできないので、攻略本が必須のゲームだった気がしますし買って読んだ記憶があります。

 それとは別に『アウトサイダー』などで知られる評論家のコリン・ウィルソンや以前にここのブログでも記事にしたフランスの小説家ベルナールウェルベルの本などを読んでいる中で当時インド哲学やヒンズー教についても書かれている記述を見て知っていたような気もします。

 あらためてウィキペディアで調べて見てみると最高神シヴァの妻で、暴力と殺戮を好む女神と書かれていますが、自著の『カーリーニューロン』では破壊と創造の象徴として書いている部分があります。

 暴力と殺戮を好む女神なら破壊の方だけじゃないかと解釈する人もいると思いますが、それはそれで間違いではないと思いますが、創造とは破壊のあとに起きるとも考えられるので、そういう意味では破壊と創造の象徴としても良いかと思っています。

 また作中には大自然的な深い慈愛とともにその反面で災害をもたらすという意味合いからも夫のシヴァではなく母性的なニュアンスもある地母神カーリーの方が適切ではないかと考えました。

 以上がなぜ地母神カーリーにしたのかという理由の解説です。

 次にニューロンという言葉ですが、脳科学の発展とともに今であればちょっとネットで調べれば出てくるし何なのかわかるかもしれません。

 ニューロンについてもやはり色んな本を読んでいるうちに脳の神経とかの記述を見て知ったと思いますが、ちょっとした思い出話も思い出したので、少し話はそれますが書いてみたいと思います。

 このブログの方で書いたこともあるのですが過去にパチンコ店でアルバイトをしていたことがあります。

 その時に、早番と遅番の2パターンのシフトがあって、早番は朝早くて夕方に終わり、遅番は夕方から深夜過ぎくらいまでの勤務時間でした。

 なかなか睡眠時間が上手く調整できなくて、寝付きが悪かった記憶があります。

 一番ひどい時で一週間眠れなくなったこともあり、辛かったですね。

 そういうこともあって早番の時はほとんど寝てないか少ない睡眠時間で早朝に出勤して、夕方になってバイトが終わると、この時間帯は結構な睡魔が襲ってきて、割りと眠ることができました。

 とはいってもここから6~8時間も眠れるわけでもなく、長くても2~3時間くらいで目が覚めてしまいます。

 で、この時の睡眠時に原因が不明ですが、かなりの高い確率で、脳の中からブチブチブチ~!って何かが破れるような音がするのです。

 これは流石に怖いなと思って、地元の脳神経外科に検査を受けにいったことがありました。

 ただ検査時にはそうなっている訳ではありませんし、検査しても何なのか結局わかりませんでした。

 医者はもしかしたら軽いてんかんのようなものが起きてるんじゃないかと言っていたのですが、てんかんの症状はわかりませんが多分全然違うと思います。

 一応、医者にもパチンコ店という大きな騒音の中に寝不足の状況でずっと居続けていることが原因だと思うことは伝えたのですが、検査代を取られただけで何も解決はしませんでした。

 会社の人にも話してみたのですが、同じような症状の方はいませんでした。

 でもおそらくパチンコ店やコンサートなどのイベント業とかで大きな騒音にさらされたあとにがっつり眠るとそうなるんじゃないかなという気がしています。

 これも憶測ですが普通は大きな音を聞いていたら、その時だけでなく、その後もしばらく神経が高ぶった状態で普通はなかなか寝付けないものだと思います。

 しかしそこにプラスしてしばらく眠っていなかったり眠いのを我慢し続けていたあとだったら、一部の神経が興奮したままでも睡眠欲の方が上回って眠ることができるのだと思います。

 おそらく通常の睡眠時に行われる脳の働き(記憶を司る海馬での情報の整理など)と同時に高ぶった神経を抑制しようという動き(もしくは時間経過によって自然に治まっていく時の変化)が同時進行することで脳内でブチブチブチと聞こえるのではないでしょうか。

 なぜ医者よりも本人が説明するのもあれですが、パチンコ店を辞めてからはそのような症状がないことと、その後も現在も特にそれによって健康被害が生じていないことからもそういうことではないかと思っていますが、私自身は素人なのであまりあてにはしないで下さい。

 それを踏まえた上でそのブチブチブチという音は長時間、大きな音の中にいたことで、それらの音を認識し続けていた脳内信号の電流みたいなものが貯まっていて、睡眠時には静かなところにいたので、音を認識し続けていた部分の脳が活動をやめて、その電流が放電されるような現象だったのではないかと思っています。
 
 あとなぜかこの時のことを思い出すとモーツアルトを思い出すし、当時も気になってモーツアルトを聴いていたような気もします。

 モーツアルトとの関連性ついては全く謎です。

 そういうことがあったので、一時期的に脳に関する本を読んだり、当時は既にインターネットも普及していたため調べた時にニューロンという言葉を知ったのだと思います。

 宣伝の方に戻ると、おそらくそれらのことが組み合わさって『カーリーニューロン』の構想が生まれました。

 自然がもたらす恵みと残酷さを地母神カーリーに見立てて、その深い慈愛の中で、人間が脳で認識する世界というような漠然とした、難しいテーマをどのように表現するか、その糸口が見えずにずっと心のなかにしまっておいていました。

 それが昨日ふと、主人公の独白文として書けば、それは内面の描写だけで成立するし上手くいくんじゃないかと急に思ったのです。

 その代わりに、それは内容が極めて短いものになるだろうなと思いました。

 ドフトエフスキーの小説では主人公に送った家族の手紙が10ページ以上もあって、とても教育を受けられなかった貧しい家の人が書いたとは思えず、文才ありすぎだろうとも思ったことがありますが、独白文では外部の描写や他の登場人物がいないまま終始、主人公が思ったことの独り言になってしまうため長々とは書けないなと思いました(実際は独白文のまま自然と外部への描写へと移行することができましたが)。

 なので、ものすごく短く、それでいてかなりとっつきにくい内容になっていて、読む人を選ぶ感じになっていると思います。

 それでも電子書籍という媒体であれば成立するかなと思い、あえて短いまま、むしろそれほど話を広げないように心がけました。

  いつもなら長い話を書くときでも最後まで考えてから書くことが多いのですが、今回は極端に短い話であるにも関わらず、書き終えられる自信もないまま途中から書き始めました。

 すると不思議なもので、自然と書いている途中にオチが思いつきました。

 15年くらいどうやっても書けないと思っていたものが書き始めると数時間で書き終わることができました。

 本来はもっと推敲したり、エピソードを追加したり詳細を記述したりすべきかもしれませんが、極端に短く、とっつきにくく、わかりにくく不親切なままです(もしかすると後日修正するかもしれませんが)。

 そういうのもあって今回、その解説や書くまでに至った経緯などについて、書いてみました。

 もちろん無理して読む必要もありませんし、矛盾してますが公開してるけど読んで欲しくない気持ちも正直どこかにあります。

 もし先に、作品を読んでからこのブログを見た方がいればありがとうございます。

 ちなみにアメリカのアマゾンの方は出版の手続きの中に、本の表紙を作成できる無料のツールがあるのですが、日本のアマゾンの方はなくて、他で作成した画像をアップロードしなくてはいけないようですね。

 そのためちょっと画像の作成まで気が向かいないため、気が向かない限りは表紙は無しのままにしています。

 あと作品自体はこの今回のブログ記事よりも圧倒的に短いです。

 今回はこの辺りで終わりにしたいと思います。

 最後まで読んで頂きありがとうございます。



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民進党はお金目当ての集団か

| 22.5.17
 今回も『民進党はお金目当ての集団』と断定してしまうと万が一、名誉毀損で訴えられるなどされると困るので、お金目当ての集団か、というタイトルにしました。

 民進党って民主党時代からもそうですが、なんでも反対ばかりして代案を出すことがあまりないですし、あってもその方が良かったことは更に少ないですね。

 民主党時代に一時は政権まで担う存在だったのですが、一つにまとまらず、多様な意見の持ち主の対立が多くて党内で何も決められないのがその原因かもしれません。

 これは単純に、与党から政権を奪うために、間口を広げ過ぎてしまい、本来なら複数の党に分けるべきところを無理やり合体させて一つの党にしてしまったからなのでしょう。

 なので昔から民進党(民主党)は言うならば「その他大勢党」といってもいいくらいで、一つの党というよりはまさに寄せ集めの烏合の衆といった感じではないでしょうか。

 支持を大きく失い、先日の世論調査では支持率6%台というフジテレビの月9の歴代最低視聴率みたいな低い数字ですが、それでも反省するつもりがないのか、揚げ足取りやとにかく反対するばかりで、何をしたい政党なのかよくわかりません。

 懸念することの一つとしては党の代表が蓮舫議員であるということです。

 一応、野党の中では数が多いですので、想定外の出来事が起これば(例えば自民党が崩壊するレベルの致命的な不祥事が発覚したり、災害やテロによって自民党の議員のみが極端に命を落とす事態など) 、あり得ない確率ではありますが、民進党の代表である蓮舫が総理大臣になる可能性があるということです。

 おそらく蓮舫が総理大臣になることは本人も(なりたいと思ってる可能性はありますが)、民進党の議員も誰も思っていないことでしょう。

 逆にいえばそのこと自体が無責任であるということでもあります。

 もっといえば民進党は政治をしたいのかどうかも怪しいと思われる側面があります。

 地球一周できるくらいのガソリン代を計上した、保育園落ちた日本死ねでなぜか流行語大賞まで受賞した山尾議員のある日の国会での答弁を見て驚きました。

 ちょっと話がそれますが、保育園落ちた日本死ねって、ブログの言葉なので、本来はブロガーが受賞すべきですよね。

 ブロガーに話が言って当人が断ったか、山尾議員にあげて下さいといったのならまだわかりますが、当人と連絡も取れないまま(この辺りの事実関係は詳しく知りませんがどうなのでしょうか)、勝手に流行語に選ばれて、それを引用しただけの議員が受賞するって変な話だと思うのですが。

 ネットではそのブロガーが山尾議員本人なのではないかとそれなりの根拠とともに(議員用の保育園の当選通知日以降に書かれたブログらしい)ささやかれていましたが、本人なら仕方ないかもしれないですね。

 いずれにしても政治をしたいというよりは注目されて、また当選したいという感じなのではないでしょうか。

 話がそれましたが、その山尾議員が、待機児童という言葉の定義が曖昧だというようなことを言っていました。

 さすが流行語を受賞するくらい待機児童の問題に取り組んでいるんだと思われるかもしれません。
 
 しかし話をよく聞いてみるとどういう動機があるのかよくわかりません。

 その待機児童の中には、他の保育園には入れる可能性があるのに固有のここの保育園じゃないと嫌だといって入園を拒否している児童(正確には児童の親だろうけど)は含まれないのだそうです。

 でもそれって待機児童の枠組みに入れる必要性があるのか疑わしいケースのような感じがします。

 要するに山尾議員はこのような場合でも待機児童の中に入れて、その上で待機児童をゼロにしろと言っているのです。
 
 ということは仮に政府が待機児童の全員を受け入れることが可能な保育園や幼稚園を用意したとしても、あそこの保育園じゃないと嫌だと言ってるケースが一つでもあれば、待機児童は永遠にゼロになることはないということになります。

 その場合、極端なことをいえば山尾議員やその関係者や支持者であったり、わがままな人が拒否し続ければ待機児童がゼロになること自体を拒否することができるようになります。

 これははっきりいって、待機児童をゼロにしないことが山尾議員の仕事になっていると考えてもいいのではないでしょうか。
 
 保育園落ちた日本死ね、で注目を浴び、流行語まで受賞した政治家は、主婦層の味方ではなく、自らの居場所として待機児童がいてもらわないと困る状況になっているのです。

 これも逆説的には山尾議員を支持することが待機児童の解決にはならない可能性がありますので、投票の際にはよくよく考えてみることが大切です。

 このようなケースのように、そもそも代案を用意しない民進党は、議員になって歳費をもらう、政党助成金の要件を満たしてお金をもらうなど、税金を給料に変えたり、それをまた選挙で当選するための資金にするための、いわば営利団体のような様相を呈しているようにも見える部分があります。

 あからさまな利権を得たり、賄賂などの不正なお金をもらうのは良くありませんが、こうした合法の範囲内で政治をしないで税金をもらうという趣旨を伺わせる要素があれば、考えようによってはこれも相当ひどい話のような気もしてきます。

 代議士は国民に代わって政治をしてもらうために選ぶのであり、歳費や政党助成金をもらうためにいるのではありません。

 民進党は選挙で選ばれるために与党の逆を言っているだけであり、与党に反対している人の支持を得たいだけのようにも見えます。

 選挙の時も過半数は取らせないとかのキャッチフレーズには何がしたいのかが明記されていません。

 政治で実現したいことがないのであれば政党の存在理由もないのですが、それでも一定の人は支持してくれて、お金が入ってくるから辞める理由もないという感じなのではないでしょうか。

 それどころかいかに当選者を増やして、もっとお金を得たいと思ってるのかもしれません。

 それなら代案も出さない、何を実現したいのかもわからないのは不満はありますが、ある程度は納得できます。

 はっきりとこうしましょう、こうすべきですと発言することの方が支持を得にくいというデータでもあるのでしょう。

 だから曖昧にただ反対だけして、与党を支持しない層から票を得たほうが効率が良いだけなのかもしれません。

 最初だけは本気だったかもしれませんが、民主党政権後は、本当に与党になるつもりがあるのかすら怪しいと思っています。

 それでも微かにですが自民党に何かあれば民進党が与党になる可能性はある訳で、蓮舫が総理大臣になる状況は残っている訳です。

 選挙に不支持を表明するマイナス票があったら、民進党にマイナス票が相当集まりそうなのですが、そうした不支持の可視化もどこかの調査会社にリサーチしてもらって見てみたいものです。

 やっぱり民進党はお金目当ての集団と思われても仕方がない要素がいくつもありましたので、切実に中身のある政治をやってもらいたいと願っています。

 今回はこの辺で終わります。

 最後まで読んで頂きありがとうございます。



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反安倍が安倍政権を延命させてしまった件

| 19.5.17
 ニュースを見ていると偏向報道といってもいいくらいに安倍総理を叩く内容のものを見かけたりします。

 一番多いのはTBSで次はテレビ朝日でしょうか。

 テレビだけでなく新聞や週刊誌やネットの書き込みだったり、そもそもは野党である民進党や社民党や共産党も事あるごとに反安倍的な情報を発信したり、何かを持ちだしては疑惑のまま追求したりもします。

 ところが今のところ安倍さんを辞任に追い込むことはできていません。

 それどころか反安倍的な勢力がいまいちだったことによって安倍総理の支持率が上昇し長期的な政権にしてしまった感じもあります。

 ご存じの方も多いでしょうが、現安倍政権の前は毎年のように総理大臣が変わる短命な政権が続いていました。

 安倍政権を批判する民進党だって、民主党政権の時には毎年のように総理が変わっていました。

 長く続けばそれがいいかということではないかもしれませんが、長期に渡って政策を実行していくためには毎年総理が変わっていては困難です。

 そういう意味でも安倍政権はやはりそれなりに評価されるべきでしょう。

 私個人の評価としては、安倍さんの人柄や考え方はいい人だと思うけども、当初は自民党も安倍さんも支持はしていない感じです。

 ただし他に代わる人がいないであろうことや、いわゆる反安倍的な勢力があまりにひどいために、 他の政党よりは明らかにまともだと思っています。

 その上で、ここだけは絶対反対というものが一つあります。

 それはいわゆるアベノミクスと呼ばれる経済政策です。

 できれば反安倍的なマスコミや野党はいまいちすぎて、安倍政権が延命してしまっていると思うので、森友学園とか最近は加計学園など疑惑を追求してなんとか安倍総理を追い込もうとするのではなく、経済政策批判1本で勝負してもらいたいと思っています。

 結局、憶測だけで飛びついてしまうから、疑惑を追求したら関与がなったり、印象操作だけで中途半端に終わってしまうので、反安倍の方が駄目な印象が残ってしまいます。

 他にも集団的自衛権や特定秘密保護法や最近だと共謀罪のことで騒ぎ立てますが、結局それらもただ騒ぐだけで代案もなく、反安倍的な勢力は次第に支持を失っていくだけなのです。

 安倍政権下において経済政策は上手くいっているように見えますが、未来の世代に問題を先送りしているだけです。

 日銀の政策も何も上手くいっておらず目標通りに達成できていません。

 日銀の黒田総裁を任命したのは実質的に安倍政権ですから、この任命責任をもっと追求すべきです。

 日銀総裁の手腕という意味では黒田総裁よりも前任者である白川総裁の方が正しかったと思っています。

 黒田総裁になって異次元バズーカとか呼ばれて景気が良くなったのではなく、白川総裁のやってきたことがやっと成果が出てきそうなタイミングで、黒田総裁になっただけです。

 私個人としては円安よりも円高の方が正しいあり方だと思っています。

 円安で得をするのは輸出企業ですが、実際、自動車業界等には良かったかもしれませんが、それでも日本の企業からすればごく限られた一部の業種に過ぎません。

 それに本来であれば恩恵があるはずのソニーやシャープや東芝などの大企業もどれも上手くいってないでしょう。

 東芝にいたっては円高だったら負債はそこまで膨らまずに済んだ可能性すらあります。

 円高時には不利だと思われがちな輸出企業でも、海外の企業を買収したりなどして業績を上げることは十分可能ですし、実際そのようにしていた企業もあるのです。

 日本経済全体を良くするのであればほんの一部の企業を儲けさせるために円安政策を行うべきではなく、円高政策に戻るべきです。

 逆に日銀が円高を安定的に持続することを約束することで、円高を前提として国内のビジネスモデルが変わっていった方がはるかに建設的です。

 単純に円安とは自国の通貨の価値を下げることになるので、それで海外から観光客が来て物が売れていいじゃんと思っていたら、それだけ日本人が外国に旅行して物を買う機会を失っているのです。

 反対に円高になって海外の物を買う機会が増えるということは、それだけ外国の人を働かせていることになります。

 ということは本来、国民が豊かになるというのは円高か円安か考えれば明らかだと思います。

 ちょっと話がそれてしまいましたので今回はこの辺で終わりたいと思います。

 反安倍的なマスコミや野党があまりにも不毛なところで揚げ足をとって安倍政権を追い込もうとしますが全くの無意味です。

 第一次安倍政権と呼ばれた頃(お友達内閣とか呼ばれていた時代)、であっても安倍総理の致命的な体調不良によって辞任したのであって、反安倍的な勢力に屈したものではありませんでした。

 そもそも何年も一国の総理大臣を務めていて、多忙でしょうし、わざわざ失速させるような不正などはやる暇も理由もなさそうなので、でっち上げた疑惑ではなく、既に行われた経済政策を追求すべきなのです。

 安倍総理は度々アベノミクスは成功したと、具体的な数字も上げますが、そこには反論の余地は十分あります。

 安倍総理のままだったら戦争になるとか表現の自由が失われるといったこともまずあり得ないと思いますので、わざわざ敗北しに行くのではなく、批判すべきは経済政策です。

 おそらく経済政策については将来的に日本経済に綻びが出てアベノミクスが原因だったと判明した頃には安倍政権ではなくなっている可能性がありますので、本当に追求するなら今のうちだと思います。

 ではこの辺で終わります。

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朝から夕方までの情報番組は見る必要がない

| 17.5.17
 いきなり結論的なことを述べますとテレビ番組自体を見る必要はないと思いますが、個人的に何年か前に実家に戻ってからは晩ごはんを食べる時やゲームをする時とかにテレビを点けた時にちらっと見る程度なのですが、そのわずかな間でもひどいなと思うことが多々あります。

 一人暮らしをしていた時はパソコンなどに繋ぐモニターはありましたがテレビ自体なかったですし、 一応、災害などがあった時のためにパソコンは当時テレビのチューナーが入っていたのを使っていたのと、プレイステーション3でテレビ番組を視聴したり録画できるトルネというのを持っていたのですが、それでも全くテレビ番組を見なかったですね。

 それでも実家に度々定期的に帰っていたので、一応自分で購入したハードディスクレコーダーで一部のテレビ番組は録画して見ていました。

 なので全てのテレビ番組を見ないとまではいかないのですが、それでも見なきゃいけないかといえばそうでもないと思います。

 今回はそんなに見てないのにあれですが、一応固有の番組名をあげたりもしながら見てはいけないと思う情報番組や報道番組についても書いていこうと思います。

 批判だけするのもあれなので、実際によく見ているテレビ番組についても書くつもりです。

 まず朝方の番組ですとめざましテレビは見る必要がないですね。

 いまだに占いカウントダウンをやってるそうですが、その占いが当たるなら、当然それを毎日見ているであろうフジテレビの業績が悪化するはずがないです。

 ライブドアに買収されかかった時にも何の役に立ちませんでした。

 また占いという本来は宗教観の偏ったものを信ぴょう性がある前提で放送するのは放送法違反だと聞いたことがあります。

 お天気お姉さんのマイクカバーのモフモフ感やジャンケンなど悪意の塊なので(言い過ぎか)、見る必要がありません。

 あと今あるか知らないですが、ココ調(間違ってたらすいません)という調査するコーナーがあったと思うのですが、読み方が【ここしら】なんですね。

 本来、そこは【ここちょう】と読むべきなのですが、それだと事故調査委員会の通称、事故調を連想させると思って急遽変更したのかもしれませんが、だったらその名称自体使わない方がいいです。

 ココ調と書いて、しらと読ませる気持ちの悪い違和感で肝心の調査内容があまり頭に入ってこない印象があります。

 あと自分が北海道に住んでいるため朝はローカル局の番組が多いのですが、日テレ系のSTVの番組以外は見る必要がないと思います。

 というのも朝方に北海道で大きめの地震があった時に、民放で番組内容を変更してまで伝えたのがSTVだけだったからです。

 めざましテレビは全国放送なので字幕スーパーが出ただけで対応しないのはまだ仕方ないとしても、他局の北海道ローカルの朝の生放送番組でそこに一切触れずに天気予報とかをやっていたので見る価値が全くないといっていいと思います。

 そしてその速報性をテーマに次の時間帯の番組を考察していきますと、日テレのスッキリは見る必要がありません。

 こちらも同じく大きな地震があった時の対応は全くダメでした。

 たまたま北海道のSTVは臨機応変に対応してくれるのですが、日テレ系列は読売テレビも含めて速報性がないですね。

 だいぶ前の話題になりますが、スッキリではリアルタイムでマイケル・ジャクソンが死亡したニュースが世界中で報じられていた時にもスルーして予定通り番組の進行をしていました。

 スッキリだけ見ていたらマイケル・ジャクソンが亡くなったことを知ることはできませんでした。

 他にもリアルタイムで他チャンネルでは草なぎ剛が逮捕されたことを速報として報じていたのにスッキリは全く触れていませんでした。

 そのためスッキリは生放送である必要がありません。

 いつからかナレーターを天の声と呼び始めて何かしているようなのですが、たまにテレビを付けてその場面を見たら分けがわかりません。

 外国人タレントが番組に来た時にも天の声が出てくるのですが、外タレがドン引きしてる様子が見て取れます。

 日本の恥なので外タレ相手に天の声は辞めて欲しいと思いますし、見る必要はありません。

 とくダネ!は小倉智昭が嫌いで見ない人は多いかもしれませんが、個人的にはそんなことはないのですが、コメンテーターが見ていられないほどつまらないので見る必要がありません。

 ただしマイケル・ジャクソンの死亡や草彅剛の逮捕などは番組の内容を変更してまで伝える対応力はあるのでスッキリよりはまともです。

 どうやったらそんなにつまらないコメンテーターを集められるのかと思うくらい面白くないですね。

 肉食系女子などの言葉を流行らせたという女性のコメンテーターの話は1秒も面白いと思ったことはないですし、そもそもショーンKが出ていましたし、それ以前の問題なんだと思います。

 羽鳥モーニングショーはその時によっては時事ネタをわかりやすく解説したりしていますが、プレゼンターの質にばらつきがあるため見る必要はないと思います。

 プレゼンターがVTRのあとに質疑応答しても知識が浅くて答えられていないんですよね。

 朝方だから難しいのかもしれませんが専門家が質疑応答をした方がいいと思います。

 あとビビットは論外です。

 特に理由をあげることもなく見る必要はありません。

 次の時間帯ですとフジテレビのノンストップですがこれも見る必要はありません。

 間違った情報だらけですし、バナナマンの設楽さんなどのタレントでなんとか持っている印象はありますが、タレントは知識人ではありませんからその間違った情報や情報が薄すぎてひどい内容になっている場合に、それを指摘することができません。

 その点は小倉智昭のように記事がひどかった場合にスタッフを注意できないのが残念な点です。

 あと女性タレントがまるで主婦層の代弁者として出てきますが、彼女らはセレブなので気をつけましょう。

 本当に主婦層の意見で討論したいなら、お金持ちのタレントではなく、一般の主婦に討論してもらった方がいいです。

 素人が生放送で的確に議論はできないかもしれませんが、それは収録でいいのです。

 あと他チャンネルではいつの間にか朝からやってるTBSのひるおび!がありますがこれも見る必要はありません。

 北朝鮮や韓国のことなら詳しくやっていますが、他のニュースは間違いが多いです。

 これも司会の恵さんで持っている印象があります。

 基本的には反安倍なので、印象操作がひどいです。

 あとなぜか蓮舫を猛プッシュです。

 偏向報道がひどいため、たまたま見るはめになった時には話半分で見ましょう。

 真実ではなく局の都合と視聴率を取ることが優先されているようなので見ない方がいいと思います。

 昼になりますとフジテレビのバイキングがありますが、これはもうすぐにでも終わって欲しいです。

 それでも何かの不幸で見ることになったとしたら、そこでよってたかって弱い者を叩くタレントたちのことを覚えておいて以後信用しないために見るのがいいかもしれません。

 一応、討論番組にはなっていますが、建設的な議論になることは全くありません。

 ユーチューバーはこんなにひどいことをしているとして、わざわざ不快な動画を流した上で、ギャラをもらったタレントたちがお金によってまた番組に呼んでもらうための仕事をします。

 これは単純にいえば地獄です。

 視聴者にそんな地獄を見る義務はありませんので、即刻テレビを消しましょう。

 できることなら月9のドラマなどが歴代最低視聴率を更新し続けたりもしているので、その制作の関係者を呼んで、同様に叩けばいいと思います。

 ユーチューバーがそんなにひどいなら、ほとんどの人が見ないドラマもひどいはずです。

 どうせ時事ネタを扱っても一定の枠内に収まる程度の意見しか出ないなら、フジテレビがどうしたら良くなるかについて討論しましょう。

※後日追記;バイキングに関しては見解を改めることにしました。それについては別の記事の『ミヤネ屋を批判する理由』の中で書いていますので良かったらお読み下さい。

 お昼を少し過ぎてからテレビ朝日ではスクランブルが始まります。

 この番組は報道番組っぽい感じですが出演者のアナウンサーやキャスターが残念ながらタレントなみの知識量しかなく、ゲストの識者が補完することでなんとか成り立っている印象です。

 そのためゲストがいまいちだともはや見る必要がなく、ゲストがどの話題にも対応できるわけでもないためやはり見る必要がありません。
 
 一番ひどかったのは、トランプ大統領を支持している米国の9歳の女の子がVTRに出てきた時のことです。

 トランプ大統領は選挙戦でスローガンのように偉大なアメリカをもう一度と言っていたのですが、それをその女の子がそのまま言っているだけなのに、番組の出演者たちがなんてすごいことを言うんだとか、9歳なのにすごいとか言って絶賛していました。

 それ以前にはあれだけヒラリー支持でトランプは危険だと報じていただけに、その逆光ぶりもひどいですが、大統領候補が何度も言ったり、マイクの前に印字されているスローガンのことは知っておくべきでしょう。

 それすら知らないで大統領選を報じていたのかと思うと悲しくなってきます。

 これらのことがあって、昼間はテレビを消していることが多いですが、見るとすればヒルナンデスでしょうか。

 個人的には全く見ませんが、もしお昼の時間帯で大きなニュースが入れば、ヒルナンデスは番組自体が切り替わって報道フロアからのニュースになる可能性があります。

 他のチャンネルでは一応、時事ネタを扱っていることからその番組内で報じる可能性もあり、そのニュース自体をやらないか、報じる場合でもグダグダになる可能性があります。

 次の時間帯の番組ではフジテレビのグッデイや読売テレビのミヤネ屋や、北海道では毎日放送のちちんプイプイが放送されています。

 グッデイも番組制作側がニュースの本質をわかっていないことが多く見る必要がありません。

 トランプ大統領の就任演説でWEが何回使われたかについて時間を割いていました。

 これは就任演説というよりは英語の文法の話です。

 英語では、例えば会社の勤務中に職員がミスをして顧客に謝る時にWe are sorry.と言います。

 会社として謝るからアイムソーリーではなくウィーアーになるのです。

 私はそこまで英語のことも大統領演説のことも知りませんが、アメリカの大統領としてこうやっていくんだというのなら普通にそこはウィーになるでしょう。

 それが選挙中は主語はアイだったのに大統領になったらウィーが多くなったといってその数までかぞえているのです。

 誰もこれに気付かず指摘できないのは情報番組として致命的だと思います。

 そしてミヤネ屋も中身がありません。

 最初の方でも書きましたが、大きな地震などが起きても全く対応できません。

 私は東日本大震災の時にたまたま仕事が休みで家にいたのですが、NHK以外は対応できていませんでした。

 ユーチューブに確か震災直後の民放のテレビ全てがどのような放送をしていたかを同時に見ることができる動画があったのですが、その中でもミヤネ屋は一番の論外でした。

 ずーっとCMを流したまま、たまに番組に戻ると無人のスタジオが少しだけ映って、すぐまたずーっとCMに入るのです。

 スポンサーは降りましょう。

 都合が悪くなればCMを流すだけです。

 さすがに多めに宣伝してくれるからいいなんて企業はいないでしょうし、いたら不買運動ものだと思います。

 まだスタジオが震源地から近いとかならわかるのですが、読売テレビは関西にあるはずで、この時こそ地震について報じるべきだったのではないでしょうか。

 おそらく緊急時の取り決めなど全くなかったのでしょう。
 
 他分野のずさんな対応とかは厳しく言及するのに、これではあまりにもひどすぎるのではないでしょうか。

 反省して以後なんらかの対応を変更するような宣言でもない限り見てはいけないと思います。

 ※後日追記;ミヤネ屋については更に掘り下げて書いた記事がありますので、重複している部分もありますが良かったらお読み下さい。『ミヤネ屋を批判する理由』

 一方、同じく関西にあるテレビ局の毎日放送のちちんぷいぷいでも熊本地震の時にリポーターやスタッフが被災地で弁当を買い漁ったりホテルに宿泊していたことがわかり炎上しました。

 どうして他分野の企業や政治家やタレントにはちょっとしたことで厳しく言及するのに、自らの不祥事はがっつり謝罪できないのでしょうか。

 話は少しそれますが、フジテレビ系列の関西テレビも熊本の被災地でガソリンスタンドに横入りするというゲス以上のゲスな行為をしてネット上で謝罪文を掲載していました。

 しかもその件では当初、同じフジテレビ系列の仙台放送だったかが、そんな事実はないと擁護したのちに、同様の謝罪文の掲載することになるのですが、文面がほぼ同じで、マニュアルなのか、どっちかがパクったとしか思えません。

 その点もまた大きな不祥事であったと思わざるを得ません。

 話は元に戻りますが、そのあとは夕方になりますと北海道ではテレビ東京系列を除く全ての局がローカルの情報番組になります。

 なので北海道内に限定されてしまうため、見る必要はないですがSTVやTBS系列のHBCでは結構地元のニュースでも切り込んでいる内容の時もあるので、その時はそこでしか見られないため見ても良いかもしれません。

 主にJR北海道について詳しくやってるので、その点はローカル局としてきちんと取材していると思います。

 ただし、これもかなり前の話ですがHBCの情報番組で、スーパーの納豆売り場からの中継を何度もしている回をたまたま見たことがあります。

 これは当時知らなかったのですが、昔、関西テレビの発掘あるある大辞典という日曜夜の番組で、納豆にダイエット効果がるという世紀の大誤報の放送の直後のことでした。

 レポーターが生協という北海道ではメジャーなスーパーの納豆売り場で、納豆が飛ぶように売れてますとか、納豆を作っている担当者にインタビューするなどした映像をたまたま見てしまいました。

 のちに関西テレビは謝罪し、フジテレビではこういうことを繰り返さないためにはどうしたらいいかというお硬い雰囲気の特別番組を放送してまでして謝罪しましたが、それを煽ったTBS系列のHBCが謝罪したというのは聞いた覚えがないため、これは気をつけるべきだと思います。

 あとまた話はそれますが、STVの情報番組ではそれくらいの時期に、お笑いコンビのモリマンが北海道の温泉に入浴するコーナーがあり、当時、夕方に起きて仕事をしていた私は、起きてテレビをつけると最初に目に飛び込んでくるのがモリマンの入浴シーンだったことがあり気が滅入ったことが何度もあります。

 他のローカル局の番組はそれほど見たことがないですね。

 夕方から午後5時6時くらいに近づくにつれて、全国放送のニュース番組に切り替わっていきますが、これくらいの時間帯のニュース番組は最も見てはいけないと思います。

 これはどういう訳かかなり悪意を感じる内容になっています。

 民放の全てのチャンネルがまるで愚民化政策をしているかのような、おどろおどろしい音楽の煽りであったり、偏向報道が激化している魔の時間帯といってもいいかもしれません。

 ニュースの内容も低俗なものや薄い内容のものが多く、おそらく何をやってもそんなに視聴率が取れないために、煽ったり見出しだけでテレビに引きつけようとしている不毛な時間帯なのかもしれません。

 震災直後もやらなきゃいいのに平気で津波の映像とかを流すのもこの時間帯のニュースです。

 見ている人も少ないのでクレームも少ないからなのかもしれませんが、そんなことをするくらいならネットの世論でも報じましょう。

 それが正しいかどうかではなく、ネットではこんな風に論じられていますよ、ということをただただ流す時間帯でもいいと思います。

 そうすることでテレビではどうせ報じないだろうということを、テレビ局としてはそのような見解ではないけども、ネットの世論を流す番組なので仕方なくそうしたという体裁で放送することができるようになると思います。

 それでも局の意に反する不都合な内容の場合はそんなことはしないのでしょうが、とりあえずこの時間帯の視聴者への配慮のなさは改めて欲しいと思います。

 あと、ここまで読んでくれている方は何度も思ったことかもしれませんが、見るならNHKだけにしましょう。

 緊急時や地震や気象情報などはNHKだけ見ることにしましょう。

 ただNHKも情報番組はいまいちだと思いますし、ニュース番組も必ずしもきちんと報じていない場合もあるので、全面的な信頼はおかない方がいいと思います。

 あとは民放で夜の時間帯だと報道ステーションがありますが、これも見る必要はありませんが、この時間帯の報道番組はこれだけなので、場合によっては速報が入る可能性があるため、その時くらいは見てもいいかもしれません。

 メインキャスターがテレビ朝日の社員に変わってしまいましたが、それほど知識がないため、おそらく局の上層部の傀儡的なことしか言わないし、この前安倍首相と対談していましたが、一国の総理と話をできるほどの器でもありません。

 23時からの他の民放も見る必要がありません。

 よほど即時的なことがないかぎりはNHKのニュースを録画して見るか、速報性が大事なものはネットのニュースを見たほうがいいです。

 仕事から帰ってきてこれくらいの時間帯のニュースしか見ることができない場合はそのようにして、なるべく見ないようにした方がいいです(スポーツ好きならスポーツのコーナーだけ見るようにしましょう)。

 結構、今回は長くなりましたが、新聞のラテ欄を見ながらざっと平日の情報番組やニュース番組についての印象について書いてみました。

 次にざっと土日の番組について、書こうと思いましたが、土曜日は見る必要がないかもしれませんので割愛します(もしあったらあとで追記します)。

 日曜日で見ているのが(毎回ではないですが)、ワイドなショーとアッコにおまかせ!とそこまで言って委員会です。

 ワイドなショーはゲストが面白くないことが多いですが、東野さんの司会ぶりはとてもいいと思います。

 同席しているフジテレビのアナウンサーがアシスタントでしかないくらい、タレントなのにニュースキャスターとしても上手い感じがします。

 松本さんも本当はもっと過激なことを言いたいこともあるだろうし、全然興味ないとかつまんないとか言いたいニュースもあるだろうけど、そこを踏まえた上で結構大人の対応をしていて、その上で普通のニュース番組のコメンテーターでは絶対思いつかないような独自の意見を述べられていると思うので、見てもいいかなと思っています。

 逆にいえば、それくらい他の情報番組がいかに見る価値がないということでもあると思います。

 あとアッコにおまかせ!は見なくもいいですが、この日曜日の三番組の中では唯一、生放送なので、 家にいて、特に何もないなって時は見てもいいかもしれません。

 和田アキ子が嫌いで見ないという方は多いと思いますが、逆に他のタレントが明確に切り込んでも日曜のお昼から重たい感じがしてしまいそうなので、あれくらいでいいのかなと思っています。

 キャリアの長い女性タレントのおばちゃん的な見解だと思って話半分で聞くくらいでいいと思います。

 TBSなのでたまにとんでもない偏向だったり、都合の悪いことはやらなかったりしますが、その辺も踏まえた上で信頼しない程度に見ればいいと思います。

 あとは読売テレビのそこまで言って委員会NPですね。

 東京では放送されていないようですが、ネット放送にも対応しているようなので、平日に見る価値がない情報番組を見るくらいなら、見たほうがいいと思います。

 正直、司会の辛坊治郎はいない方がいいと思いますが、番組スタッフが優秀なのか情報のクオリティは高い方だと思います。

 パネリストも明治天皇の玄孫のタレントの話は面白くないですが、周囲のおじさんたちがそれを潰しながら訂正していて、そのおじさんたちの多くは立場的には当然かもしれませんが、なかなか情報通で見識もあると思うので見ていてためになることがあります(ただし鵜呑みにしてはいけないと思いますが)。

 あと女性のゲスト枠になぜか海外在住者が多く、出稼ぎでギャラをもらってたまに日本に来て、日本の時事ネタを偉そうに語るなよと不快になることもありますが、まあまあ他ではそんなにハズレはないと思います。

 番組とは少し関係ないですが東京中日新聞の編集委員の長谷川さんの鼻についたしゃべり方のものまねを誰かやって欲しいですね。

 あと地味に元外務省の職員だった宮家さんの独特のしゃべり方もマニアックなものまねとして誰かやってくれたら見ると思います。

 以上、ざっと固有の番組名や一部ではタレント名もあげながら長々と語りましたが、一言で言えば、民放の朝から夕方までの情報番組は見る必要がないということです。

 もっといえばテレビ自体見る必要はないのですが、実家に戻ってからたまにテレビを見る機会が増えたので、そこで見た感想や、それよりももっと前のことで思ったことを書いてみることにしました。

 それでは今回はこの辺までにしようかと思います。

 最後まで読んでいただきありがとうございます。


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シリアの問題を解決する方法

| 12.5.17

 今回はシリアの問題について書いてみようと思います。

 シリアの問題といえば大きく分けて2つあるかと思いますが、1つはシリア国内でのアサド政権と民主化を志す反政府的な勢力との内紛、もう1つはその内紛によってシリアから国外へと逃亡を余儀なくされたシリア人の難民の問題があるかと思います。

 ここではシリア国内での内紛が収束して解決すれば、難民の問題も自然と解決するであろうという前提をもとにして、国内での紛争をいかに終わらせるかについて書いてみようと思います。

 またいつもながら素人の見解ですので、間違ったことを書いたり、そんなの無理だろうという内容になるかもしれませんので、了承して頂けた方のみ続きをお読み下さい。

 まず始めに、シリア国内での紛争はなぜ起こったのでしょうか。

 これは独裁国が点在している中東やアフリカなどの地域において、数年前に「アラブの春」という民主化運動の流れが起きたことに端を発しているといわれています。

 エジプトなど様々な国で国民が立ち上がり、独裁政権から民主化へと変える動きが活発になり、実際に民主化できた国もありました。

 陰謀論的には「アラブの春」はフェイスブックやツイッターなどのアメリカ企業のSNSの普及とともに拡散されたともいわれており、アメリカのある種のプロパガンダであると考える人もいるでしょうし、独裁者から見えればそう思われても仕方ない部分はあるかもしれません。

 その真意はわかりませんが当時のオバマ大統領はアメリカの正義とは、アメリカ的な民主主義のことであるとわざわざ正義という言葉の再定義をしているような発言があったというのを何かで読んだ気がします。

 それらのことを踏まえた上で、なぜシリアでの紛争が激化し長期化しているのかについても考えてみたいと思います。

 「アラブの春」に端を発する民主化運動は、一応は国民が主導で運動が起きています。

 例えばエジプトでも国民と政府との軍事的な衝突はあったとは思いますが、それでもその民主化運動の多くは国民がデモ行進をしたりするもので、稀にですが、武装していない国民たちがデモ行進しているのを警察や軍が攻撃するというアンフェアなものでした。

 しかし民衆の世論の高まりから、政府の側が国民につくと、次第に独裁者は追いやられて、やがて投獄されます。

 それが最善の方法かはわかりませんが、そうやって独裁国から民主主義へと変貌していく一連の流れのようなものがあるのではないでしょうか。

 ところがシリアでは国民というよりは、他国から援助を受けた反勢力、いわば反政府軍の武力的な攻撃能力でアサド政権を打ち倒そうとしているところに問題があると思われます。

 アサド政権による支配がデモ行進などの民主化運動では不可能などころか弾圧的だったのかもしれませんが、民主主義を普及させようとする手段としては矛盾があるということがあります。

 政府と反政府軍による抗争のために、国民が国内にいられなくなったとなれば民主主義より以前の問題であって本末転倒であるといえるでしょう。

 ただでさえ国を明け渡したくない独裁者からしても、こんな危険な勢力に打ち倒されるくらいなら徹底的に戦うことを決断するのは当然のことかもしれません。

 要するにシリアの場合は民主化を推し進める反政府軍の方も好戦的であり、民主主義的ではないことがこの問題の根本にあるのではないかと思っています。
 
 ではそろそろシリアの問題を解決する方法について書いてみたいと思います。

 やはり民主化というのは必須の流れだと思います。

 独裁者が統治する時代は終わり、世界中どこの国でも国民が国を統治すべきです。

 ただこれから独裁国が民主主義へと転向する方が実は伸びしろがあって、今の先進国でもできないことを始めることができる可能性があるというのは、以前に北朝鮮について書いた記事にもあった通りです。

 しかしシリアの場合は前述した通り、民主主義を推し進める側も危険です。

 そのためアサド政権は徐々に民主主義に移行すべきですが、抗争相手である反政府軍を除いた民主主義勢力を取り込み、その新しい体制を模索すべきだと思います。

 そんなことをすればより反政府軍の反発を招くことになり紛争が激化する可能性が高いため、ここでもう一つ画期的な手段を採用します。

 それはその新しい民主主義的な体制の模索には多数の外国人の意見を取り入れるということです。

 世界中の政治学者や識者や要人などを受け入れて、それらの人々がシリアの政治家であるくらいの権限を持たせて話し合って模索するのです。

 国会に外国人がいて普通に政治家の役割を担うようなものです。

 めちゃくちゃだと思われるかもしれませんが、今は独裁国なので可能だと思います。

 そうすることにより、過激化する反政府軍がシリア政府を攻撃するということは、世界中から民主化するために集まった知識人たちを攻撃することになり、批判の対象になれば勢力を落としていくことになります。

 そもそもこれ以上ないくらいのフェアな民主主義を模索するために集まっているため、民主化はその時点で成功し、実現に向かっているので、反政府軍の要望は叶ったことになりその存在自体が不要となっていきます。

 わざわざ平和や民主主義を愛する国外の識者たちが紛争中のシリアに来る必要はありません。

 ネット上で議会を行えばいいのです。

 そうすることでシリアが外国人にも開かれたネットでの国会運営の先駆けとして歴史に残っていけばいいのです。

 アサド政権も権力を失いますが、アサド大統領が国王や貴族のような位置づけとして安全や生活を保証すれば、それでも反政府軍に命を狙われている今よりまともな待遇だと思います。

 もっといえば、その識者を集めたり、そうした民主国家への転向を表明したりする情報発信の手段として、アサド大統領本人がフェイスブックやツイッターを活用すれば良いのです。

 シリアの紛争において最も深刻とされる悲惨な出来事の一つに、国内で一般の国民に対してサリンと思われる猛毒の化学兵器が使用された件があります。

 サリンの使用についてはアサド政権側も反政府勢力も認めず、どちらも相手がやったといってうやむやにしていますがそれはやってはいけないことです。

 何の罪もない一般の国民が犠牲になっているのですから、必ず論理的にいかに自分たちの方はサリンを使用しておらず、相手がやったという根拠を示さなければいけません。

 この罪のなすりつけ合いから見ても、両者とも国を統治する資格はないといっていいでしょう。

 こうしたうやむやになっている出来事についても、アサド大統領がSNSできちんと詳細を発言していけば、それが反政府軍のしわざであれば世論を一気にアサド政権支持へと転換させることもできるのです。

 そして、アサド政権が支持を回復したら、やはり反政府勢力を除いたうえでの民主化へと移行すべきです。

 そしてその更に先には世界中の識者と作り上げた、現状の先進国よりも優れたフェアな民主主義の枠組みを構築して国内で運用すればシリアは世界の見本になる偉大な国家として再生することができます。

 民主主義へと移行した際には外国人の識者制度は終わりにしても良いかもしれませんし、より発展させてもいいかもしれません。

※あえてシリア国民ではなく外国人がフェアな民主主義を構築するというのは、現状では難民となり国外へ避難している国民が多数いるため、平常時のような選挙や代議士の議決が困難であることから一時的な措置として考えることができます。

 最終的には外国人の識者制度は終わりにするか、あくまで立法の提案をする、もしくは委員会のような形になり(それでも画期的ですが)、主権は当然シリア人が持ちます。

 更にはネットでの開かれた国会運営は代議士ではなく、国民が直接ネットで議決の投票をできるようになれば、現状の先進国の民主主義よりも進んだ形になります。

 ※以下の部分は本記事を投稿した次の日に補足として付け加えたものです。ご了承下さい。

  では今回はこの辺で終わりにしたいと思います。

 最後まで読んで頂きありがとうございます。




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