2017年11月29日、『The Gold Experience』からブログ名を変更しました。同タイトルの電子書籍をKindleで発売中。@aki080georgiaでのツイッターのまとめや書き切れないことなどを記事にしています。ご依頼などありましたらお気軽にご連絡下さい。 2023年2月21日、『1億人と結婚した男』からブログ名を変更しました。

嘘にまみれたNHKは停波すべき

| 22.5.23

普段は月に1回しか更新していないブログなのですが、今回で5月は4回目の更新になります。


というのも先日のNHKニュースウォッチ9での悪意に満ちた捏造映像について、国会で質問があったのですが、その答弁もまたひどすぎたためです。


国会でNHK側は取材の過程で、遺族たちがコロナではなく、ワクチン接種後に亡くなられた被害者の遺族たちだったことを知ったと答えました。


同時にワクチン被害者の会を運営するNPO法人がツイッターで、NHKのニュースウォッチ9のディレクターが取材を申し込んだ時のメールを公開しました。


そのメールには、あとで言い訳するためなのか、巧みにワクチンはおろか、コロナの文字もない文面でした。


コロナが5類になってから一週間が経ったタイミングで、コロナの脅威を忘れてはいけない趣旨のVTRを制作するために、厚労省などを取材しているうちにそのNPO法人の代表が行っている活動に辿り着いた旨の内容を、あえてコロナもワクチンも文面に入れずにメールで申し入れているのです。


まず最初にそのNPO法人の代表の方は、その肩書と本名で情報発信しているツイッターアカウントがあるので、必ずワクチン被害者の会をサポートしていることはわかるはずです。


ツイッター経由で取材を申し込めば、プロフィールやツイート内容でワクチン被害者の会を運営していることはわかった上で申し込んだと思われることを避けるためにも、あえてメールで申し込んだのでしょう。


もしそうでなければ、厚労省などの取材を通じて被害者の会の代表に行き着いたのに、紹介された家族がコロナ死した被害者の遺族だったと思い込んでいたNHKの取材力がやばすぎます。


追記:NPO法人代表より、取材前のニュースウォッチ9からの問い合わせが同NPO法人のホームページから寄せられていたことが明らかになったため、「取材の途中で知った」こと自体が虚偽である可能性が高いことがわかりました。


追記は以上です(文章は修正せずそのまま記載します)。


そして、取材の過程で知ったというのならば、途中でコロナ死した家族の遺族だと思っていた人たちがワクチン被害者の遺族だとわかった瞬間があったはずです。


なぜその時に、あれ?私たちが思っていたのとは違うなとなって、こちらの不手際でコロナ死した人の遺族だと勘違いしていた旨を伝えて、取材を中止するなり、VTRの内容をワクチン被害者である旨に変更するなりしなかったのでしょうか。


NHKは取材対象が間違えていたことに気付いたのに報道内容を変えられないくらい、そんなに頭の悪い集団なのですか。 


これが仮にもし日本に住んでいるウクライナ人を取材している途中に、ロシア人だったと気付いたとして、ロシア人をウクライナ人として放送してしまったことが発覚したら大変なことになるでしょう。


今回のNHKの件は、これと同等か、もっとひどいことをしているのですが、その自覚がないようです。


反省の色が見えないどころか、こうして国会答弁でも平気で嘘を付いているのですから、これはNHKを停波して、二度とこういったことが起こらないような仕組みになることを確認できてから再開するくらいのことをしなければいけないと思っています。


それでも停波している間に、災害などがあれば困るので、最低限のスタッフは待機して備えた方が良いと思いますが。


NHKは国民から受信料を取っている公共放送なので、政治や企業などの権力に忖度せずに、真実を追求すべきメディアです。


ワクチン被害に論争があるとはいえ、中には国が認めた被害者の遺族もこの会にはいるので、それは最低限でも事実として伝えるべきでしょう。


いや、それでもワクチンにネガティブな情報を流して、接種が減ったら困るということだったら、そもそもワクチン被害者の会に取材する方がおかしいのです。


まずは取材する過程で知ったこと自体が虚偽の説明なのは間違いないのですが、途中で知ったとしても事情を説明してワクチンの部分は映像で使えないとか、ワクチン被害者の遺族たちだとは知らなかったので申し訳ないが取材を取りやめさせて欲しいとすれば、まだ傷口は浅かったかもしれません。


現状は嘘の上塗りになってしまったので、ニュースウォッチ9の番組終了か、最低でも1日程度の停波は責任を取ってすべきではないでしょうか。


そうでなければ今後もマスコミは好き放題に報じて、問題があれば謝罪すればいいという前例になりかねません。


他の民放やメディアならスポンサーが離れるなどして実質的な罰を受けることになりますが、NHKは受信料で成り立っているため、それで虚偽に虚偽を重ねることは謝罪程度で済まされることではありません。


むしろ開局して初めてだと思いますが、1日くらい停波することによって、よほど反省していることが伝わりますし、今後は虚偽の報道をしないという決意となって視聴者に伝わると思います。


誠実な対応が今後もないようであれば、NHKは解体すべきでしょう。


最低限の災害情報や国会中継などに規模を縮小して、それに必要な経費のみなら税金でやればいいので、受信料を取る必要はありません。


今回の件だけでもNHKの規模の縮小は急務であり、それを公約に掲げるような政党(ただしNHK党は当てにならないですが)を応援するしかないかもしれません。


本来なら明らかにおかしいことなので、自浄作用がある組織であるならば、事態を重く受け止めて異例なほどの対応を先手を打ってしているはずなのですが、今のところ見受けられないので、やはりNHKはその程度の腐敗した組織なのかもしれません。


予定外で記事にしているので、この辺で終わりにします。


最後まで読んで頂きありがとうございます。



NHKの信頼は地の底を突き抜けて失墜した

| 17.5.23

月に1回なんとか更新しているブログですが、これで今月は3回目になるので普段より頑張っているかもしれません。


というのも今回の件は、それくらい許せない出来事というか、一線を越えてしまった出来事だと思っています。


ツイッターに何度か分けて投稿することも考えたのですが、文字数が多くなりそうだったのでブログに記すことにしました。


事の発端は2023年5月15日の月曜日です。


NHKのニュースウォッチ9で、21時58分ごろから1分ほどのVTRが流れました。


「戻りつつある日常それぞれの思い」と題して、冒頭はコロナ禍の始まりの頃に日本では大きな話題になったダイアモンドプリンセス号が14秒ほど映っていました。


その流れで「私たちの3年あまり」というテロップが画面の中央に表示されると、次は家族が亡くなられた方の3人のインタビューが流れました。


しかし、この遺族の方達は、NPO法人の駆け込み寺2020の繋ぐ会が運営しているワクチン被害者遺族の会の方達であり、番組ではワクチンへの言及は一切なく、遺族たちが語っている言葉の中にもワクチンというワードは全て切り取られており、まるでコロナで家族を亡くした遺族たちというような形で編集されていました。


実は私はリアルタイムで、この映像を見ていました。


というのも事前に、繋ぐ会の代表の方がツイッターで、遺族の方達がNHKのニュースウォッチ9の取材を受けたので、来週の月曜日に放送されると伝えていたのを見て知っていたからです。


番組放送中には、なかなかその映像が流れず、繋ぐ会の代表の方のツイッターを確認したら、1分のVTRを1分5秒にするかどうかで番組内では協議が行われているということで、この時は5秒も増やすのにそこまでNHKのスタッフが頑張ってくれているんだという風潮がまだ残っていました。


ところがそのVTRが流れた後は空気が一変します。


遺族の方達が勇気を持ってテレビに出て、ワクチン被害の現状を訴えかけていたはずなのに、全てはカットされて、コロナで家族が亡くなった遺族かのように伝えらていたのですから当然のことだと思います。


ツイッターではNHKへの抗議がたくさん見受けられて、ついには読売新聞や朝日新聞などの記事にもなりました。


次の日の5月16日の火曜日の放送では、不適切な内容だったと番組でアナウンサーが謝罪していましたが、なぜこのようなことになったのか、経緯などの説明はありませんでした。


一夜明けて今これを書いているのですが、なぜこのようなことになってしまったのか、自分なりに考えられるパターン2つについて、具体的に書いてみたいと思います。


1つはNHKのスタッフ(下請けかどうかわかりませんが)の中にごく僅かながら良心を持った人が残っていて、何らかの形でワクチン接種の被害について、問題を表面化させたい狙いがあったのではないか、という性善説のパターンです。


NHKは日本の公共放送なのに、なぜか中国の顔色を気にしている側面があります。


しかし東京オリンピックの入場の際には、参加国の順番が日本語読みの五十音順になっていたため、台湾(チャイニーズ・タイペイ)の選手たちが中国(中華人民共和国)よりも先に入場することになりました。


その際にNHKで放送されていた開会式では、中国が主張している「1つの中国」ではなく、台湾を独立国であるようにきちんと紹介していました。


このように普段は権力に飲み込まれて言いなりになっているNHKでも、機会があれば、まともなことを伝えようとする気持ちがほんの少し残っているようです。


このパターンであるならば、テレビでは一切報道されていないワクチン被害を伝えるために、かなり強引な手法にはなってしまいましたが、コロナ禍を振り返るようなVTRの中にあえてワクチン接種後に亡くなられた遺族のインタビューを入れることで、物議を醸し、なし崩し的にテレビでもワクチン被害が伝えられるようになるための切り口になることを狙ったのかもしれません。


ただし、その可能性は低いと言わざるを得ません。


それなら被害者遺族の会に取材を申し込んだ際などに、特に代表の方には、事前にVTRにはワクチン被害の言葉は含まれていないが、議論を呼び起こすためのきっかけになるために協力して頂けないかと伝えて、了承を得ていれば、このようなことは起きなかったでしょう。


もう1つのパターンは、コロナを振り返る内容のVTRを制作することが既に決まっていて、コロナで亡くなられた遺族を取材するのが難しいなどの理由(特に顔出しと名前を出してもらうことなどが)で、ワクチン被害者の会に参加している遺族なら名前も顔も出して活動しているから、ワクチン被害を取材する名目で撮影すれば映像が作れるという性悪説のパターンです。


この可能性の方が高いと見ています。


なぜなら、ネットの朝日新聞の方の記事では、取材を受けた遺族の方へ当時の様子を聞き取りした話も掲載されており、ワクチン被害のことを伝えたいのにNHKの取材では「街に活気が戻っていますが、どう思いますか?」などとワクチンに関係ない質問をされることもあって違和感があったのだそうです。


ということは、あらかじめNHKではコロナ禍を振り返るVTRを作ることが先にあり、最初からワクチン以外の質問に答えている部分を使うつもりだった可能性が高いです。


実際に昨日の謝罪では、家族がワクチンを接種後に亡くなられた遺族だとわかっていながらコロナで亡くなられたかのように伝えてしまい不適切な内容だったようなことに言及しています。


つまりこれは前代未聞の捏造であり、とんでもない大問題です。


民放でもこのレベルのやらせはしないと思いますが、それを国民から受信料を取っている公共放送でやってしまったのです。


昨今でもNHKでは、大河ドラマで日本の建物とは思えないような雑なCGの映像が流れたりして問題になっていましたが、ついに報道番組でもやってしまったのです。


同じNHKのニュース7では、東京のスタジオにいるアナウンサーなどが無駄に全国に出張して中継しているのをよく見かけますし(全国に放送局があるのだから地元の局に任せればいいのに)、ニュースウォッチ9でもまるで約束事になっているかのように歴代のメインキャスターが必ず海外へ取材するようになっています。


どちらのニュース番組も昔ならNHKでは、あり得ないような日本の地域のミス(京都県などの表記)や漢字を読めなかったり、甘すぎる取材などが目に付くようになってきました(小さな電気店を1つだけ取材してクーラーが売れていないと断定して報じるなど)。


潤沢な予算があるはずなのに、なぜこのような民放よりも劣化したような報道番組になってしまうのか。


それはお金の使い方が下手だからです。


お金の使い方が下手だということの中には、不正なことや適切ではないことにお金を使っているという意味も含まれます。


まさにワクチン被害者の遺族の方達を取材して、コロナで亡くなられたように報じることだけを見ても、それを取材しに行くスタッフや編集する際には受信料を元にしたお金が使われているので、間違ったお金の使い方をしています。


もちろん時間を割いて取材に応じてくれた遺族の方達は無償で、嘘のVTRを作ったスタッフたちはそれでお金を得ています。


裏切り行為であり、アナウンサーが謝罪した程度で済まされるはずがありません。


繰り返しになりますが、予算が削られている民放でもあり得ない事実の変更を、国民からの受信料で予算が潤沢なNHKがやってしまったので、NHKの信頼は地の底を突き抜けて失墜しました。


権力に立ち向かう正義であるはずのジャーナリズムがNHKには皆無であり、国に認められたワクチン被害もあるのに、一切報じず、ここ数年で急増している超過死亡にすら触れることはありませんでした。


個人的には以前から、NHKは必要最小限の放送(災害情報や国会中継など)以外は民営化するなどして、受信料を大幅に減らすか、その必要最小限の分なら税金で運用しても良いと考えています。


まともであるのならNHKに公共放送としての必要性はあると思うのですが、職員の犯罪率が高く、昨今ではニュースウォッチ9でも民放のワイドショーのように外国人の発言をナレーションでは声優が演じているような言い方にしていたり、不安を煽るような音楽をかけたりしていて、必要性の根拠が失われてしまいました。


公共放送なのだから、真面目すぎて面白くなくても良いくらいなのに、変に面白くないバラエティ番組などもありますし、考えが偏ったようなキャスティングの番組も数多く見受けられます。


結果的にこのような不祥事が続いてNHKが解体されることになれば、職員たちが自らの腐敗で招いたことですから、これほど残念で矛盾したことはないと思います。


規模を大幅に縮小するしかNHKの解体を免れる方法は存在しないと思いますが、ほんの少しでも良心が残っているならば、必死に改善して公共放送としてのあるべき姿を示して欲しいと思います。


言い出したらキリがないのでそろそろ終わりにします。


最後まで読んで頂きありがとうございます。

コロナ関連で心に秘めていた話2 [統計は実態を反映できているのか]

| 15.5.23

月に1回なんとか更新しているブログですが、昨日も更新したので珍しく今月は2回目です。


これで一応、今年の目標だった月1回以上で、できれば2回以上の月もというのが達成できました。


昨日の記事とはまた少し趣旨の違う内容になっていますので、ここだけ読んでも大丈夫です。


医療については素人ですので、そういう部分での間違いなどは寛大に見て頂ければと思います。


コロナで亡くなられた有名人といえば、志村けんが最初に思い浮かぶ方も多いのではないでしょうか。


2020年のコロナ禍の始まりの頃でもあり、衝撃的な出来事でした。


個人的にも尊敬している方なので心苦しいのですが、志村けんさんを例に挙げたりしながら、以前から思っていたことを書いてみたいと思います。


志村さんがコロナで亡くなられたのは明確な事実だと思いますが、ちょっと別の視点から考えてみてください。


志村さんは100%新型コロナウイルスによって亡くなられたのでしょうか。


志村さんはその数年前に肺炎で入院されていたこともありますし、喫煙やお酒をよく嗜んでいることでも有名で、70歳になってそれほど経っていませんでした。


思うに、様々な体調の不良があり、そこにコロナに感染したことによって、命を落とした可能性があります。


もし志村さんが煙草を吸わずお酒も飲まず、肺炎などを患ったことのない健康な70歳だったら、もしくは年齢的にもっと若い頃だったら、などと言い始めればキリがないかもしれないですが、コロナに感染しても無事に済んだかもしれません。


しかしながら、そもそも医療というのは、コロナに感染したことの影響がどれくらいあったのかを正確に数字で表すような仕組みにはなっておらず、コロナに感染して亡くなればコロナ死になります。


これまでも他の病気で亡くなられた場合でも死後に検査をしてコロナウイルスが陽性であれば、コロナ死としてカウントしてきました。


しかしそれはコロナが影響した可能性があったということであって、100%コロナで亡くなったということではありません。


そこで次はワクチンにも同じことがいえるのではないかと考えます。


ワクチンについては、なぜかどちらかといえば真逆で、ワクチン接種後に亡くなられても多くの場合はワクチンとの因果関係が認められないとされています。


しかしコロナ死と同様に、仮にワクチンが100%の原因ではなかったとしても、ワクチンを接種した影響で様々な要因が重なって亡くなれば、これはワクチンで亡くなられたと定めるべきではないでしょうか。


コロナ感染の場合はどれくらいの影響があったのかを調べずにコロナ死になるのに、ワクチンの場合は司法解剖したとしてもなかなか国はその因果関係を認めようとはしません。


これらのことを考慮すると、ワクチン接種後から日本で超過死亡が増加しているなどのデータがあっても、コロナ死とワクチンで亡くなられた場合のカウントの仕方が違うのですから、原因が明確になってきません。


そもそも独居老人などがもしワクチンが原因で亡くなったとしても、ワクチンを疑う家族やかかりつけ医などがいなければ、司法解剖などして因果関係を調査することすらしていないのではないでしょうか。


それでも死後に検査して陽性ではあればコロナ死として扱われるでしょうから、ますます実態と統計には乖離が出てきます。


もしコロナでもなく、これといった持病を持っていなかったとしても、高齢の方が亡くなれば、それが仮にワクチンが原因だったとしてもその因果関係は検証されずに、老衰か何かに分類されるのでしょう。


そう考えると、統計を基にしたグラフが正しいものという前提で議論することは結構危険なように思えるのです。


統計で信用できる数字は亡くなった原因に分けてカウントしたものではなく、原因を問わずに国内で亡くなった人の数の合計ではないでしょうか。


それが超過死亡の増加として出ているのですから、コロナなのかワクチンなのかわかりませんが、亡くなられている方がここ数年は大幅に増えていることがわかります。


繰り返しになりますが、いわゆる反ワクチン的なことをいうつもりはなく、あくまで客観的に日本ではここ数年に亡くなられている方の数が大幅に増えているということは事実だと思うので、それはきちんと国で調査するなり、テレビなどでも伝えるべきだと思うのです。


テレビでは超過死亡の件は一切報じられていません。


自然死で人口が減ったみたいなことを小さく報じていたくらいしか見たことがありません。


その上で、ここ数年に日本国民の多くに起きたことの1つが全国的なワクチン接種の開始であり、そこには目を逸らさずにきちんと因果関係を調査すべきです。


きちんと調査したけど、本当に因果関係がなかったり、あったとしても本当にほんの少しだったなら、それから別の要因も調査したらいいと思います。


なぜか調査を渋ったり、医師免許を持つ医者がワクチン死の疑いを持って国に伝えているのに、医師免許を持たない人物によって因果関係が不明とされたケースもあるようです。


また私は慎重な立場なので、なかなか決め付けて発言しないようにしていますが、それでもいわゆる反ワクチン的なツイッターでの情報発信に対して、その主張はこのグラフでは成り立たないみたいな反論を見かけることもあります。


しかし、これまで書いてきたように、コロナやワクチンが人体にどれくらいの影響を及ぼしたかどうかは人ぞれぞれであり、その内訳を正確に表すことが不可能である以上、因果関係を表す統計というのは実態を反映できていない可能性が高いのです。


例えば、ある県で何かの病気の患者が多いとします。


ここでは適当に肺炎を例にして考えてみます。


もしかしたら隣の県では肺炎をちゃんと診てくれる病院がなかったり、その県には肺炎をよく診てくれる優れた医者が何人かいて、周囲の県から肺炎の患者が集まってきているだけなのかもしれません。


しかし、そのような背景を理解しないまま、統計だけを見てしまうと、この県は肺炎の患者が多いので、何かこの地域の食べ物や生活習慣に問題があるのではないかという大きな誤解を生むこともあり得ます。


そして、隣の県は肺炎の患者が少ないので、わざわざ定年退職したら隣の県に住むことにして、そこで普通に肺炎になって、診てくれる病院がなく、元いた県の病院に戻ってくるのです。


数字に嘘がなかったとしても、その数字の統計が行われている趣旨や背景を理解しないと、間違った情報を得ることになりかねません。


日本のコロナ対策は当初、重症化リスクのある持病を持つ方と高齢者に重点を置いていました。


これがいつからかPCR検査を拡充しろという流れになった辺りから、重症化リスクのない層までもが、過剰にコロナ対策を強いられる結果になりました。


思いやりワクチンもその例かもしれません。


なぜかPCR検査を拡充しろと、あれだけテレビなどでも大騒ぎしていたのに、そういう人たちはワクチンが原因で亡くなっているか調査しろとは言わないのが不思議です。


mRNAワクチンが正しいのか間違えているのか、ここで論じることはありませんが、少なくとも当初言われていたように、ワクチンを打てばコロナに感染しないは嘘だったのです。


いつの間にか重症化を防げるという話にすり替わってしまいましたが、それなら重症化するリスクのある人だけが接種すれば良いはずなので、思いやりの意味はなかったことになります。


mRNAワクチンを製造したファイザー社やモデルナ社、他にもあると思いますが、それぞれの社長の顔や名前を知っている方はどれくらいいるでしょうか。


それぞれの会社で開発した責任者や担当者の顔や名前を知っている方はどれくらいいるでしょうか。


前例のないmRNAワクチンを世界中の人々に接種してもらうために、それが業界の慣習としては例外的なことなのかどうか知りませんが、普通なら社の代表や開発者が出てきて、わかりやすく説明を尽くして納得してもらった上で接種してもらうのが筋ではないでしょうか。


少なくとも日本ではワクチンを推奨する医師などが、反ワクチン的な発言の方を叩いたり、揚げ足を取ったりして、反ワクチンの考え方は間違っているからワクチンを打とう、という感じで勧めていくやり取りを多く見かけました。


寓話の北風と太陽の話で例えるならば、本来なら太陽のように説明を尽くして納得してもらうことが最善の方法であり、少なくともそれが日本では北風的なやり方でごり押ししてしまった感が否めません。


英語の論文も読めないのかとか、医師免許を持っていないのにワクチンについて語るな、などの論調ではなく、逆に子供にもわかるように噛み砕いて説明し、それでも疑問が残ればその不安がなくなるまで説明を尽くすべきだったのです。


それができなかったのだから、怪しいのです。


こうして統計には正確に反映されない物事や事象については、単純な場合だと推進する側が嘘を言っているかどうか、誠実に説明を尽くしているかどうか、で判断することが大事だと思います。


決して、根拠のない陰謀論を信じろということではなくて、自分が正しいと思っていることをわかりやすく説明できない人の意見は怪しいと言っているのです。


また一方で、mRNAワクチンを分子生物学的に理解することは難しかったりもしますが、それでも自分の考えが正しいと信じている人はわかりやすく説明してくれている動画などがあったりします。


現代的には情報戦を超えて認知戦が繰り広げられているのが日常ですから、情報リテラシーは大事なのはいうまでもありませんが、統計だから正しい、医者が言ってることだから正しいとは鵜呑みにせずに、自分なりの判断基準というものをきちんと精査していき、論理的な整合性があるかどうかを見るようにした方が建設的で実りのある人生を歩めると思います。


話が逸れてしまいそうなので書きませんでしたが、志村けんさんのコロナ感染がテレビ局の収録が原因だった可能性について、別の機会に書けたらと思うのですが、具体的なテレビ局や番組名を出すと訴えられる可能性があるので控えるかもしれません。


最後まで読んで頂きありがとうございます。

コロナ関連で心に秘めていた話1 [未接種者のコミュニティを考える]

| 14.5.23

月に1回なんとか更新しているブログで、先月は時間がなくて画像が多めの記事だったので、実質2ヵ月振りに深いテーマで掘り下げてみたいと思います。


2023年5月は日本でのコロナ対策が緩和されてきており、これまでの2類相当からインフルエンザなどと同じ5類に変更されました。


マスクなども任意になってきており、飲食店でのアクリル板が撤去されているところなどもあるそうです。


ワクチン接種における対応も大幅な変更になりました。


これまでの努力義務とは異なり、65歳以上や特定の持病のある方のみが年に1回まで無料で接種できるようになります。


これまで打ち続けた方は今月で6回目の接種になるようです。


このブログやツイッターでは一貫してワクチンに対して慎重な姿勢を続けています。


誤解して欲しくないのは、いわゆる反ワクチンということではなく、その辺りの説明が難しいことから、あまり語って来なかったという経緯もあります。


特にこのブログサイトはYoutubeなども運営しているグーグルですから、動画だったら削除されるような内容にならないように気を遣っているつもりです。


なので、ここでは客観的にいわゆるmRNAのワクチンが正しかった場合と正しくなかった場合の両方について書いてみたいと思います。


正しかった場合ですが、国が認定しているごく僅かなワクチン被害者を除き、日本人の8割が接種済みということですから、コロナ対策は無事に成功し、これからコロナ以前の普通の暮らしに徐々に戻っていくことでしょう。


とはいえ、新型コロナウイルスが撲滅したわけではありませんから、何らかの事情で未接種だった方は今後も感染リスクを抱えて過ごすことになります。


一方で、正しくなかった場合はどうなるでしょうか。


ここでは生涯に渡って副反応が残ることや子孫にも受け継がれるほどのケースを考えてみます。


今後も超過死亡の増加が続く傾向が見られ、なんだか亡くなる方が多かったり、芸能人や有名な方の訃報がなんとなく多く感じたり、むしろそれに慣れてきて普通くらいになってくるかもしれません。


もう1つ踏み込んで両者の状況を考えてみます。


去年かおととしにmRNAのワクチンを接種した人に強力に作用するウイルスがどこかの研究所で開発されたというニュースを見かけました。


もしくは今後コロナウイルスが変異して、接種済みの方には大丈夫なのに未接種者には猛威を振るうようになった場合です。


ここでは、あくまでも例え話なので、どっちも被害が拡大した場合は致死率が極めて高いということにします。


罹った場合に危険な方を隔離するなどの対策が行われることは想像できますが、その対策すら上手くいかないような極端な場合を考えてみます。


前者なら日本の場合、2割の未接種者が生き残ります。


後者では日本の場合、8割の接種者が生き残ります。


ここは上手く伝えるのが難しいかもしれませんが、これらの結果になるのだとすれば、いずれにしても日本国内では2割とされている未接種者が生き残るか死ぬかなのです。


前提として極端な例ばかり挙げていますが、それが日本という国の存続にとって、今後も国が繁栄していくためには、大事な視点になってくるのではないかと考えます。


あくまでも仮定の話ではありますが、極端な話、2割の未接種者が命を落としても日本という国は継続することができますが、8割の接種者に何かあれば国の存続は困難になる可能性が高いです。


これが何を意味するかというと、何らかの形で未接種者を把握することによって、未接種者が危険な場合は早期に接種をできるようにすること(それでも拒否する人は仕方ないにしても)、接種者が危険な場合は残りの2割しかいない未接種者で国の舵取りをしなくてはいけないということです。


だからこそ先ほども書きましたが、いずれにしても日本国内では2割とされている未接種者の把握ということが重要になってくると考えています。


これはある意味では国防の話でもあるのですが、そういう視点でコロナ対策や日本の未来を考えている政治家や有識者を見たことがありません。


それで、本気でそうすべきと考えているかどうかは別にして、この場を借りて書いておく必要があると思いました。


一般的には過剰とも思われたコロナ対策を緩和していくことは良いことですが、ウイルスの変異や今後そのようなどちらかに極端に作用するようなウイルスの出現がないとも限らないため、国レベルでは多少でもその方面の政策をすべきではないかと思います。


いらないことに税金を使うのならば、その中の少しでも予算を組んで議論して欲しいです。


一番最初にやって欲しいことは、接種証明の逆で、未接種の証明書の発行です。


それさえ間違いなく行うことができれば、あとは民間でも未接種者のみが参加できるコミュニティの作成や運用は可能になるでしょう。


未接種者のみのコミュニティとは該当する人々が同じ地域に集まって居住するということではなく、会員登録制のアプリでも役割を果たすはずです。


繰り返しになりますが未接種者は日本国内では2割程度と少ないため、周囲に同じ未接種者がいない可能性が高いです。


未接種者同士が連絡を取れることによって、情報の共有ができるようになれば、まずは孤独感から解放されるでしょう。


必ずそのコミュニティの情報は接種者にも流出するとは思いますが、参加規約として排他的でもなければ差別的でもないようにルールを厳格化して遵守することが求められるようにすれば、問題になるような発言などは抑えられるはずです。


やはり自己申告にしてしまうと、虚偽の情報で参加する人が出てくるはずなので、接種状況だけは国に正確なデータを発行してもらうようにすべきだと思います。


これまでもかなり気を遣ってきたつもりで、言葉にも気を付けた上で書いてみたのですが、それでも気分を害する方がいたらすみません。


長くなってしまいそうなので、ここに書こうか迷いましたが、コロナ関連では、これとはまた少し異なるテーマで書きたい内容もあるので、別の機会に触れてみたいと思います。


最後まで読んで頂きありがとうございます。

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