嫌いなＣＭ好きなＣＭ
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9.2.17
※後日追記。こちらの記事が好評なのと現在では放送されていないCMもあるため第２弾となる記事を書きましたのでこちらもどうぞお読み下さい。『嫌いなCM好きなCM２』
結構、全部とは言わないまでも、この企業のＣＭ駄目だなと思った会社の物は本当に買わなかったり極力控えるようにしています。
ＣＭの多くは企業が直接作ってるわけではなく広告会社に委託しているのでしょうけど、それでもそのＣＭがＯＫってことなら何かしら問題があると思ってしまうからです。
以前スマートフォンのGakaxyのＣＭが嫌いだということについて記事を１つ書いたことがあるのですが、リンクはあとで気が向いたら貼るかもしれないですが、とりあえず最近は少し見かけなくなったので、今回は触れないことにします。
『GalaxyのCMが嫌いな件』※後日リンクを追加しました。
それを踏まえた上で、スマートフォンでもう一つ嫌いなＣＭはソニーのエクスペリアです。
前も嫌いだったのですが、この頃は色んな業界のプロフェッショナルが出てきて、だから私はエクスペリアを使っていますというのです。
ＣＭはどんなＣＭでもほぼ全てそうだと思いますが、商品をおすすめする人が自ら企業に打診して本当に愛用しているから出させて欲しいとか、この商品の魅力を伝えられるのは私こそ相応しいということではなく、基本的にはオファーされて高額なギャラをもらっています。
ちなみに、いいちこのＣＭに出演した的場浩二は自ら何度も打診して出させてもらったと聞いたことがあります。
話は戻りますが、キャッチーフレーズの「だから私はエクスペリア」の人の中で、元々愛用していた人はどれくらいいたのでしょうか。
まるでサプリメントの通販に出てくる年配のおじちゃんおばちゃんくらい本当に商品を使ってるのかどうかわからないですし、そのレベルの宣伝効果しかないと思っています。
わざわざ様々な分野のプロフェッショナルの方を見つけて、おしゃれな音楽に洗練された映像を撮影しても、サプリメントのおばちゃんくらいの効果しかないのです。
あのＣＭを見て、実際その分野で働いている人とかはもしかしたら、あの人でも使ってるなら自分も使おうかなと思うかもしれませんが、それ以外の多くの人にしてみれば、特殊な分野のプロじゃければ必要ないんだと思ってわざわざ離れていってしまうようなＣＭになっていると思います。
次に嫌いなＣＭは、ちびまる子ちゃんスクラッチというその場で当たりがわかる宝くじのＣＭです。
三戸なつめさんというタレントの方が、ちびまる子ちゃんに扮するのですが全く似ていません。
おかっぱ頭だけは同じかもしれませんが、それすら同じおかっぱ頭ではない感じです。
どうしてわざわざタレントが全然似ていない漫画のキャラにならなければいけなかったのかが理解できません。
そして、なんだか謎のダンスを踊りだして、気持ちの悪い手の動き方をさせます。
その気持ちの悪い手の動きの部分にアニメーションを使っているなら、ちびまる子ちゃんが出てくればいいと思います。
それにちびまる子ちゃんはそんな手の動きをしないです。
その上、なんとかルンなんとかルンと謎の言葉を連呼するのですが、それもちびまる子ちゃんは言わないセリフです。
その言葉も気持ち悪いですし、一体何のためにこんなＣＭになってしまったのか全く理解に苦しみます。
こんなＣＭでも制作会社や三戸なつめはそれなりのギャラをもらってると思うと、とても残念な気持ちになってしまいます。
例えばドラゴンボールスクラッチというのがあって、ＣＭを作る時にわざわざ悟空をタレントに演じさせるという発想になるでしょうか。
異論は認めますが、仮に藤岡弘、か哀川翔が悟空の役になったとします。
そこでカメハメ波を打つならまだいい方だと思います。
謎のモーションで謎の言葉を連呼して、それがドラゴンボールに全く関係ないものだったら、ドラゴンボールを見ていた人は、やっぱりひどいと思うのではないでしょうか。
悟空の格好をした藤岡弘、の首がＣＧで自由自在に伸び縮みして、チェケラッチョとか言ってたら、クレームものですよね。
なぜか、ちびまる子ちゃんでは炎上していないようですが、毎回あのＣＭを目にする度に正直、三戸なつめが気持ち悪いと思ってしまいますし、あれでギャラをもらっても嬉しくないし、自分だったら誰もいないところで泣いてるかもしれないです。
嫌いなＣＭはまだいくつかありますが、今回はこの辺にして、逆にどんなＣＭが好きかというのも考えてみたいと思います。
まず一つ浮かんだのが、フジパングループのＣＭです。
子供たちがサッカーの試合をしている映像にグループ企業の会社の字幕が流れているＣＭです。
こういう何気ないけど宣伝しているという感じが好きです。
見たことがない方に簡単に説明すると、日立グループの、この木なんの木気になる木のような感じのＣＭです。
そしてその日立グループのＣＭほど大袈裟でも壮大でもなく長過ぎずに、子供たちがサッカーをしている光景というのが何ともいいくらいの感じなのです。
かかっている音楽もあっさりとしていて、強烈な印象を残そうとするような、どぎつい感じもありません。
今のところフジテレビの木曜の１９時から放送しているＶＳ嵐では毎回見ることができます。
もう一つ好きなＣＭはお線香の青雲です。
一番好きだったＣＭは今は放送していないバージョンなのですが、母親と男の子が何気なく街を歩いている感じのＣＭだったと思います。
もちろん、青雲～それは～君が～見た光～というのもいいと思います。
企業名は日本香堂ですね。
やっぱり何気ない感じのＣＭが個人的には好きなんだと思います。
話はそれますが、お線香って本当に必要なんでしょうか。
この世からお線香がなくなると死者が祟ったり、お葬式ができなくなったりするのでしょうか。
お線香を使う風習のない宗教や国ではとんでもないことが起きているでしょうか。
よくよく考えてみると必要ないものを当たり前のように感じさせているということが、既にすごいことなのです。
ＣＭで奇をてらう必要はないと思っています。
寓話の北風と太陽みたいな感じですね。
あと、ＣＭにまつわる話で全然関係ない話ですが、昔ネスカフェのサンタマルタという缶コーヒーのＣＭに明石家さんまが出ていました。
さんまさんがネタっぽくその時のことを話していたのですが、そのＣＭの撮影中に呼んでもないのに、当時プライベートで少しだけ交流があっただけのさとう玉緒がどうしてもＣＭの撮影現場を見てみたい、そういうものを学びたいと言い始めて仕方なく来ることを許可したそうです。
そして撮影後に打ち上げでスタッフやスポンサー会社の人達とカラオケに行ったところ、さとう玉緒がアニメうる星やつらの主題歌を歌って、権限がありそうな社員などに向かって、好きよ～♪好きよ～♪と色目使いをしたり、ＣＭに出して下さいとお願いした結果、ネスカフェサンタマルタのＣＭに出ることが決まったそうです。
それは後日談のように話していましたが、本当に当時、さんまの次にその缶コーヒーのＣＭにさとう玉緒が出ていたので、多少話は盛ったにしてもいくらか本当っぽい話だなと思いました。
ＣＭはじっくり見ると意外と面白いと思います。
風邪薬のＣＭで風邪を引いているのは演技ですし、その風邪薬を飲んでいないのに飲んだ振りをして治った振りまでしています。
単純に企業の製品やサービスとは全く関係ないのに、可愛いタレントを起用して販売促進に繋げようとしたりもしています。
大企業で一般の消費者に直接売るような商品がなくても知名度を高めるのが目的になっているようなＣＭも見かけます。
保険のＣＭでは最近若い層の加入者が激減しているのか、若い人をターゲットにした感じのも多いですが、ああいうのは全然面白くないですね。
民放のＢＳ放送を見ているとサプリメントのＣＭだらけで、どれが身体にいいのかわからなくなるくらいだったりもします。
情報化社会で情報に埋もれずに宣伝していくというのは大変なことなのかもしれませんが、逆にＣＭに限らず、色んな情報によって宣伝していくというのもこれからの社会には必要かもしれません。
面白くないＣＭでタレントが多額のギャラをもらえる時代は終わって欲しいですが、何気ないＣＭだったら個人的にはそれでもいいと思っています。
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