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コロナ関連で心に秘めていた話2 [統計は実態を反映できているのか]

| 15.5.23

月に1回なんとか更新しているブログですが、昨日も更新したので珍しく今月は2回目です。


これで一応、今年の目標だった月1回以上で、できれば2回以上の月もというのが達成できました。


昨日の記事とはまた少し趣旨の違う内容になっていますので、ここだけ読んでも大丈夫です。


医療については素人ですので、そういう部分での間違いなどは寛大に見て頂ければと思います。


コロナで亡くなられた有名人といえば、志村けんが最初に思い浮かぶ方も多いのではないでしょうか。


2020年のコロナ禍の始まりの頃でもあり、衝撃的な出来事でした。


個人的にも尊敬している方なので心苦しいのですが、志村けんさんを例に挙げたりしながら、以前から思っていたことを書いてみたいと思います。


志村さんがコロナで亡くなられたのは明確な事実だと思いますが、ちょっと別の視点から考えてみてください。


志村さんは100%新型コロナウイルスによって亡くなられたのでしょうか。


志村さんはその数年前に肺炎で入院されていたこともありますし、喫煙やお酒をよく嗜んでいることでも有名で、70歳になってそれほど経っていませんでした。


思うに、様々な体調の不良があり、そこにコロナに感染したことによって、命を落とした可能性があります。


もし志村さんが煙草を吸わずお酒も飲まず、肺炎などを患ったことのない健康な70歳だったら、もしくは年齢的にもっと若い頃だったら、などと言い始めればキリがないかもしれないですが、コロナに感染しても無事に済んだかもしれません。


しかしながら、そもそも医療というのは、コロナに感染したことの影響がどれくらいあったのかを正確に数字で表すような仕組みにはなっておらず、コロナに感染して亡くなればコロナ死になります。


これまでも他の病気で亡くなられた場合でも死後に検査をしてコロナウイルスが陽性であれば、コロナ死としてカウントしてきました。


しかしそれはコロナが影響した可能性があったということであって、100%コロナで亡くなったということではありません。


そこで次はワクチンにも同じことがいえるのではないかと考えます。


ワクチンについては、なぜかどちらかといえば真逆で、ワクチン接種後に亡くなられても多くの場合はワクチンとの因果関係が認められないとされています。


しかしコロナ死と同様に、仮にワクチンが100%の原因ではなかったとしても、ワクチンを接種した影響で様々な要因が重なって亡くなれば、これはワクチンで亡くなられたと定めるべきではないでしょうか。


コロナ感染の場合はどれくらいの影響があったのかを調べずにコロナ死になるのに、ワクチンの場合は司法解剖したとしてもなかなか国はその因果関係を認めようとはしません。


これらのことを考慮すると、ワクチン接種後から日本で超過死亡が増加しているなどのデータがあっても、コロナ死とワクチンで亡くなられた場合のカウントの仕方が違うのですから、原因が明確になってきません。


そもそも独居老人などがもしワクチンが原因で亡くなったとしても、ワクチンを疑う家族やかかりつけ医などがいなければ、司法解剖などして因果関係を調査することすらしていないのではないでしょうか。


それでも死後に検査して陽性ではあればコロナ死として扱われるでしょうから、ますます実態と統計には乖離が出てきます。


もしコロナでもなく、これといった持病を持っていなかったとしても、高齢の方が亡くなれば、それが仮にワクチンが原因だったとしてもその因果関係は検証されずに、老衰か何かに分類されるのでしょう。


そう考えると、統計を基にしたグラフが正しいものという前提で議論することは結構危険なように思えるのです。


統計で信用できる数字は亡くなった原因に分けてカウントしたものではなく、原因を問わずに国内で亡くなった人の数の合計ではないでしょうか。


それが超過死亡の増加として出ているのですから、コロナなのかワクチンなのかわかりませんが、亡くなられている方がここ数年は大幅に増えていることがわかります。


繰り返しになりますが、いわゆる反ワクチン的なことをいうつもりはなく、あくまで客観的に日本ではここ数年に亡くなられている方の数が大幅に増えているということは事実だと思うので、それはきちんと国で調査するなり、テレビなどでも伝えるべきだと思うのです。


テレビでは超過死亡の件は一切報じられていません。


自然死で人口が減ったみたいなことを小さく報じていたくらいしか見たことがありません。


その上で、ここ数年に日本国民の多くに起きたことの1つが全国的なワクチン接種の開始であり、そこには目を逸らさずにきちんと因果関係を調査すべきです。


きちんと調査したけど、本当に因果関係がなかったり、あったとしても本当にほんの少しだったなら、それから別の要因も調査したらいいと思います。


なぜか調査を渋ったり、医師免許を持つ医者がワクチン死の疑いを持って国に伝えているのに、医師免許を持たない人物によって因果関係が不明とされたケースもあるようです。


また私は慎重な立場なので、なかなか決め付けて発言しないようにしていますが、それでもいわゆる反ワクチン的なツイッターでの情報発信に対して、その主張はこのグラフでは成り立たないみたいな反論を見かけることもあります。


しかし、これまで書いてきたように、コロナやワクチンが人体にどれくらいの影響を及ぼしたかどうかは人ぞれぞれであり、その内訳を正確に表すことが不可能である以上、因果関係を表す統計というのは実態を反映できていない可能性が高いのです。


例えば、ある県で何かの病気の患者が多いとします。


ここでは適当に肺炎を例にして考えてみます。


もしかしたら隣の県では肺炎をちゃんと診てくれる病院がなかったり、その県には肺炎をよく診てくれる優れた医者が何人かいて、周囲の県から肺炎の患者が集まってきているだけなのかもしれません。


しかし、そのような背景を理解しないまま、統計だけを見てしまうと、この県は肺炎の患者が多いので、何かこの地域の食べ物や生活習慣に問題があるのではないかという大きな誤解を生むこともあり得ます。


そして、隣の県は肺炎の患者が少ないので、わざわざ定年退職したら隣の県に住むことにして、そこで普通に肺炎になって、診てくれる病院がなく、元いた県の病院に戻ってくるのです。


数字に嘘がなかったとしても、その数字の統計が行われている趣旨や背景を理解しないと、間違った情報を得ることになりかねません。


日本のコロナ対策は当初、重症化リスクのある持病を持つ方と高齢者に重点を置いていました。


これがいつからかPCR検査を拡充しろという流れになった辺りから、重症化リスクのない層までもが、過剰にコロナ対策を強いられる結果になりました。


思いやりワクチンもその例かもしれません。


なぜかPCR検査を拡充しろと、あれだけテレビなどでも大騒ぎしていたのに、そういう人たちはワクチンが原因で亡くなっているか調査しろとは言わないのが不思議です。


mRNAワクチンが正しいのか間違えているのか、ここで論じることはありませんが、少なくとも当初言われていたように、ワクチンを打てばコロナに感染しないは嘘だったのです。


いつの間にか重症化を防げるという話にすり替わってしまいましたが、それなら重症化するリスクのある人だけが接種すれば良いはずなので、思いやりの意味はなかったことになります。


mRNAワクチンを製造したファイザー社やモデルナ社、他にもあると思いますが、それぞれの社長の顔や名前を知っている方はどれくらいいるでしょうか。


それぞれの会社で開発した責任者や担当者の顔や名前を知っている方はどれくらいいるでしょうか。


前例のないmRNAワクチンを世界中の人々に接種してもらうために、それが業界の慣習としては例外的なことなのかどうか知りませんが、普通なら社の代表や開発者が出てきて、わかりやすく説明を尽くして納得してもらった上で接種してもらうのが筋ではないでしょうか。


少なくとも日本ではワクチンを推奨する医師などが、反ワクチン的な発言の方を叩いたり、揚げ足を取ったりして、反ワクチンの考え方は間違っているからワクチンを打とう、という感じで勧めていくやり取りを多く見かけました。


寓話の北風と太陽の話で例えるならば、本来なら太陽のように説明を尽くして納得してもらうことが最善の方法であり、少なくともそれが日本では北風的なやり方でごり押ししてしまった感が否めません。


英語の論文も読めないのかとか、医師免許を持っていないのにワクチンについて語るな、などの論調ではなく、逆に子供にもわかるように噛み砕いて説明し、それでも疑問が残ればその不安がなくなるまで説明を尽くすべきだったのです。


それができなかったのだから、怪しいのです。


こうして統計には正確に反映されない物事や事象については、単純な場合だと推進する側が嘘を言っているかどうか、誠実に説明を尽くしているかどうか、で判断することが大事だと思います。


決して、根拠のない陰謀論を信じろということではなくて、自分が正しいと思っていることをわかりやすく説明できない人の意見は怪しいと言っているのです。


また一方で、mRNAワクチンを分子生物学的に理解することは難しかったりもしますが、それでも自分の考えが正しいと信じている人はわかりやすく説明してくれている動画などがあったりします。


現代的には情報戦を超えて認知戦が繰り広げられているのが日常ですから、情報リテラシーは大事なのはいうまでもありませんが、統計だから正しい、医者が言ってることだから正しいとは鵜呑みにせずに、自分なりの判断基準というものをきちんと精査していき、論理的な整合性があるかどうかを見るようにした方が建設的で実りのある人生を歩めると思います。


話が逸れてしまいそうなので書きませんでしたが、志村けんさんのコロナ感染がテレビ局の収録が原因だった可能性について、別の機会に書けたらと思うのですが、具体的なテレビ局や番組名を出すと訴えられる可能性があるので控えるかもしれません。


最後まで読んで頂きありがとうございます。

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