月に1回なんとか更新しているブログですが、今回は以前からXの方などでは何度かポストしたことがあったのですが、このこと単体では書いてなかったと思うので記事にしてみます。他の話題もあります。
テレビのワイドショーを見ていると、結構な頻度で特殊詐欺に気を付けようみたいな特集をしていることがあります。TBSのひるおび、讀賣テレビのミヤネ屋などが特に多いですかね。
見ていていつも疑問に思うのですが、どういう詐欺で被害者が私はこうして騙されましたみたいなことは詳しく伝える一方で、そもそもテレビで伝えるべき防止策や対処方法についてはほとんど伝えていないのです。これではネットを見ないでテレビしか見ていないようなお年寄りの層などに漠然とした不安を抱かせることはできるかもしれないですが、防止することはできないでしょう。
むしろ、なんだかわからないけど、こういうことがあるんだと思って、もし遭遇したら真に受けて対応しなくてはいけないと、無意識に埋め込んでいるのではないのかとすら疑っています。これでは詐欺を防止するどころか、特殊詐欺の被害を助長させている可能性すらあるのです。
例えば、身に覚えがない携帯代金の高額な請求が書類で送られてきて、連絡したら携帯料金を払わないと止められてしまいますよと言われてしまい、仕方なく払ってしまったみたいなケースを伝えていたりします。
この場合、番組で伝えるべきことは、身に覚えがない携帯代金の請求に対処する必要はないということです。もし何かの手違いで本当に高額な請求が来ていて、支払いが滞っているならば何段階か経て、携帯電話を止めるなどして対応するでしょう。携帯電話が本当に止まってから、あの請求は本当だったんだと思ってから動いても遅くはありません。身に覚えがなかったとしても万が一、もしかしたら電話を切り忘れていたとか、番号を間違えて海外にかけていたとかの可能性はゼロではないかもしれませんが、それで高額な請求が来ていたら携帯会社が対応するでしょう。なので、身に覚えがなかったら一旦、無視することを伝えるべきです。
警察から連絡が来るようなことも普通はあり得ないでしょう。それも書類が届いたり、電話がかかってきたりしたら、すぐ電話を切るなどして最寄りの交番に直接行って相談しましょうと伝えるべきです。もし交番や警察署に行く体力もないということだったら、介護のヘルパーとか市役所とか、とにかく誰か第三者を巻き込むことを推奨すべきです。テレビはそのようなことを伝えないで、失敗した悪い例や騙された人の意見ばかり詳しく伝えて不安を煽ります。これも本当に警察署からのお知らせだったら、無視しておけば、そのうち本物の警察官が家に来てから対応すればいいだけのことです。通常は警察がわざわざ急ぎの件なのに書類で送ってくることはないように思うのですが。
本来なら警察や自治体がテレビとタッグを組んで、ちょっとでも怪しい書類が届いたり、連絡があったらテレビ局に連絡するとか、警察や市役所などに特殊詐欺用の窓口を設置して、そこに相談するようにするとかすれば、特殊詐欺を撲滅に近い形で終わらせることができます。銀行なども協力すれば尚更です。その取り組みを始めてテレビで何かあったら相談するようにと伝えさえすれば、わざわざ私はこのような詐欺に騙されましたみたいな特集をする必要はありません。
そこまで対応できないとしても、どうやって無視をするのか、どうやって断るのか、身に覚えのないことなら相手にしないということの見本を見せるべきなのです。それは実際に詐欺を予防した人のインタビューでもいいし、これに関しては再現ドラマの役者の演技でもいいでしょう。いずれにしてもこのようなことがあったらこのように対処して詐欺の被害を防いだという良い例をたくさん伝えるべきなのです。繰り返しになりますが、本当に料金を滞納していたり、警察からの連絡だったなら、スルーしてもちゃんと次の段階があるはずです。ほとんどは嘘なので、確率的に相手にしない方が詐欺にかかる確率を下げることができます。
それをしないのはテレビというものが詐欺を撲滅するよりも被害が多い方がネタに困らなかったり、愚民化のツールとしていたり、ということもあるかもしれないですが、単純にちゃんとした報道ができないだけのことかもしれません。
特に公共放送のNHKで、地方のNHK北海道では昨今、特殊詐欺の防止に注力しているつもりなのか、地方のニュースの時間の中で「だまされんDO!」という特集を組んで伝えているのを見るたびに残念に思います。
この「だまされんDO!」でも北海道で特殊詐欺の被害に遭った情報をこういう手口で騙されたという方は詳しく伝えるのですが、本当の防止になるようなことは伝えていません。強制的に受信料を取っている公共放送ですら、この有様ですから、テレビでの特殊詐欺の予防は無理だと考えた方が良さそうです。特にNHKは訪問員が家を訪ねて来て受信料を請求する時代錯誤のことをやっているのですから、詐欺に気を付けようと言いながら詐欺師と似たような手口を使ってくるので信用できません。
以前、衛星アンテナのないアパートに住んでいる叔父に衛星放送の申込用紙を送って来たくらいですから、中には契約するものだと思って、衛星放送を受信する環境になくても申し込んでしまった人もいるのではないでしょうか?1人でもそのような虚偽の契約を結んでいるとすれば、NHKが詐欺をしていると言っても過言ではないかもしれません。これは本当にありそうなことなので、本来なら絶対に調査しないといけないことなのですが。
そして、もっと根源的な話でいうと、人間の脳は否定形の言葉を認識しにくいという特徴があるようなので「だまされんDO!」というような騙されないネーミングがそもそも間違いなのです。禁煙する場合にタバコを吸わないという脳への命令は正しく機能しにくいので、いかに「タバコを吸わないということをする」とでもいうような形を上手く認識するかが大切になってきます。なので騙されないではなく、怪しい情報に対して無視することや断るという認識に向けるのでなければ、ほとんど意味がなく、意味がないどころかこういう詐欺に騙されましたという情報によって視聴者を悪い方に誘導してしまっているのです。
民放のテレビでは元警察官が芸能事務所とかに所属してタレント化しているのか、最近よく出て来ますが、詐欺防止に関しては脳の認知機能を研究している学者さんなどが監修して伝えるべき領域ではないかと何年も前から思って、Twitterの時代から書き込んでいるのですが。テレビ局の社員やNHKの職員などもそんなに安いお金で働いてるボランティアではないにも関わらず、わざとなのか本気なのか、こんなことすらできないで、詐欺を助長してしまってることを反省すべきです。その認識すらないのがほとんどだと思いますが。
それでも民放はスポンサーがいて、営利でやってることですから、嫌なら見なければいいという側面があります。しかし強制的にお金を取っているNHKは視聴者を欺いてはいけません。
NHKのニュース7を見ていると、最近は民放のワイドショーのような不安を煽る内容が多くなっています。以前、YouTubeで元NHK職員の話を聞いたことがあるのですが、その方自体も元TBSから中途採用されたとかで、NHKでは意外と他局からの中途採用が増えているようです。そしてテレビ業界に限らずですが、仕事ができる人から辞めていく状況が続いているようです。それを思うと、確かにニュース7やニュースウオッチ9などで民放のワイドショーのさらに劣化したような伝え方になっているのも納得がいきました。
トランプ大統領がとにかく悪いかのような報道をよく見かけます。NHKでさえ、トランプ大統領の発言を日本語に訳して、態度の悪そうな人物のように演じたナレーションが読み上げる演出をしています。最近になって、平等な報道というのを履き違えたのか、イラン側の要人にも同様の演出をしています。平等な報道というのはどちらの側にも付かずに、客観的に何が起きて、どこに向かって対応しようとしているのかを伝えることではないでしょうか?片方に煽りの演出を入れたから、もう片方にも煽りの演出を入れようというのでは噴飯物です。それを強制的に受信料を取ってるNHKがやっているのですから頭が痛い思いがします。
NHKのニュース番組は少子化でも煽っていますが、20年もすればその少ない子供たちが社会を担うようになっているのですから、受信料収入で成り立っているNHKはある程度の収入の計算ができるはずです。そこからこの先、大幅な収入減が見込まれるのは間違いないはずですから、少なくともこれからの10年でどう規模を縮小しないといけないかをやっていかないといけないのに、相変わらず無駄な番組が多く、ニュース7などでも東京の職員が地方に取材しに行くなどの効率の悪さや、不要なヘリコプターでの映像だって数十万円はかかっているでしょうから、削減していかなければいけないはずなのに、どうかしているとしか思えません。
後でまた旭山動物園の件も書くのですが、おそらく東京から来たと思われるリポーターや取材班が連日現地から中継していたので、わざわざこの連休中にホテルの宿泊料金も高く設定されている混雑した時期に連泊して伝えているのでしょう。NHK北海道には旭川の支局もあるはずですからそこで取材して伝えた方がいいと思うのですが。
最近だけでもこれはどうなのかと思うようなことが2件ほどありました。もっとあるのですが、書いていきます。
先月、トランプ大統領がパーティ中に何者かに襲撃される事件がありました。トランプ大統領は無事でしたが、NHKのニュース7ではこれをトランプ大統領の暗殺未遂事件とテロップで明記して伝えています。しかしこれは襲撃した側がトランプ大統領を暗殺しようとしたと認めたとかでなければ、本当にトランプ大統領を狙ったものだったのか、もしくはパーティの他の出席者を狙ったものなのか、無差別的な襲撃だったのかわからない性質の事件です。勝手に日本の公共放送がトランプ大統領の暗殺未遂事件だと決め付けてしまって良いのでしょうか。ましてや安倍元総理の件では暗殺という言葉を全く使わなかった日本のマスコミで、NHKもそうだったのですから、ここでトランプ大統領だけを狙った暗殺未遂事件かのように伝えるのは正確性を欠いた報道ではないでしょうか。
もう1つは高市総理がナフサ不足に対応するために、その方針などを公表したようなのですが、それをNHKのニュース7では「歯止め策」とテロップで明記していました。これは高市総理や政府が名付けたものだったのでしょうか。NHKが勝手に日本政府の対応について名付けたとしたら問題だと思います。それにしてもNHKはコロナ禍の時も感染拡大に歯止めがかかっていませんなどと連呼していましたから、歯止めって言葉が好きなんでしょうかね。
あとはNHKが高市総理の映像を故意にブレさせたり、斜めで撮影するというダッチアングルが話題になりましたが、それがやりにくくなったからなのか、最近は情報を少なくして伝えるという新たな不安を煽る演出方法をやってるんじゃないかと思ったことが何度かありました。
例えば、旭山動物園の職員が妻の遺体を焼却炉で処分するような痛ましい事件がありましたが、急に何の字幕やテロップもなく、男性の映像を流しているのです。それは他のニュースなどで知っていれば、犯人である職員なのはわかるのですが、何の情報もないので何秒かは誰の映像?となって不安を抱かせるのです。これも故意にやってるのか、番組の質が落ちてそんなこともできていない可能性もあるのですが、北海道で起きた事件でもあるので民放の地方のニュースでもこの事件を取り扱う際には犯人の映像が流れる時にちゃんと犯人の名前が表示されていました。民放の地方のニュースでも当たり前にできていることがNHKにはできていないのです。
そのような感じで、本当に故意なのか、レベルが低くて至らない点なのかわかりませんが、どこかの都市でミサイルの襲撃を受けている映像を流しているのにどこの国のどの地域なのかが載ってないとか、大型連休で各地の様子を伝えている時でも都道府県や市町村が表示されているものもあれば記載のないものもあり、どこの映像なのかわからないということが最近よくあります。流石にそんなに馬鹿じゃないと思いたいのですが、馬鹿じゃなかったら故意にやってるということになりますから、最近は情報をあえて少なくして視聴者の不安を煽る演出に着手し始めた可能性もあります。
去年の今頃に、NHKのニュース7では、その日に伝えるニュースの一覧に、そのニュースを表し切れない2文字か3文字のテロップを入れるようになりました。その際にもNHKが民放の情報番組などでやってる謎の2〜3文字テロップの演出を始めて国民に対して愚民化政策を行なっていると記事に書いたのですが、その演出はまだ続いています。
NHKから話を移して、これも2点ほど民放での動きで気になったものを書いてみます。
日本テレビで4月の終わりくらいから土曜の夜10時に生放送の報道番組が始まりました。確かニュースログとかいうタイトルです。わざわざNHKを退所してフリーになった和久田アナウンサーがメインキャスターを務めています。日テレは2年前に土曜の夜8時に音楽番組、9時と10時のドラマを持ってきて、コア視聴率を増やそうとしたのですが、大失敗し、音楽番組を夜10時に移したものの、それも良くなかったのか音楽番組を終了させて始まったのがその報道番組です。
番組を始める前から、ちゃんと誠心誠意を尽くして説明しないと、いかにも音楽番組がダメだったから始めたニュース番組という感じがしてしまい、絶対に成功しないだろうと思っていました。案の定、低視聴率となり上手くいっていないようです。これを覚えている人や見た人はあまりいないかもしれないですが、日テレの開局何十周年記念か何かで金曜ロードショーの時間枠で特別ドラマみたいなのをやったことがあるのですが、その主役が報道番組のスタッフで仕事を頑張っていたら婚期を逃したとか、女性として人生が上手くいってないみたいな内容で、1秒も面白くなかったのですが、その日テレが夜の時間帯に生放送の報道番組で女性キャスターを迎えるということで、そのドラマのことも頭をよぎってしまい、どうせ面白くないんだろうなと思ってしまいました。少しだけ見たのですが、やっぱり面白くなさそうでしたね。
この元NHKのアナウンサーがニュースウォッチ9に出ていた頃、例の森元総理の「女性の話は長い」発言がありました。そのニュースを扱った際にそのアナウンサーは「謝罪しても辞任しても許されるものではない」と厳しい口調で断罪しました。自発的な発言なのか、言わされているのかは分かりませんが。しかしそのような女性の人権意識や男女平等を重んじているはずのNHKで、職員の性犯罪が相次いでいるにも関わらず、NHKのニュース番組などで扱っているのを見たことがありません。森元総理の発言自体が発言の切り取りであって、意図的な女性蔑視ではないことがわかっているのですが、失言を厳しく非難することがあっても女性が直接的に被害を受けることについては追及がないのは甚だ疑問です。そのようなある意味では形而上学的なところでは問題視するのに、目の前で起きてる性被害を軽視するような報道姿勢のアナウンサーに視聴者に寄り添ったまともなニュース番組ができるとは思えません。
もう1つはフジテレビで超調査チューズデイという番組が始まったのですが、これは一度も見たことがありません。相当視聴率が悪いようです。番組名がとんでもなく良くないと思います。まだマンデーとかフライデーやサタデーやサンデーくらいならわかりますが、チューズデイってしっくり来るだろうかと思うんですよね。全国放送でゴールデンの時間帯なのに、馴染みの少ないチューズデイという言葉を番組名にするセンスが考えられません。田舎のおじいちゃんやおばあちゃんとかが新聞のラテ欄でチューズデイと見て、番組を視聴してみようと思うでしょうか?せめて火曜日とかでいいでしょう。何かここ何年か続いているフジテレビのすぐ爆死して終わる番組のタイトルに系統が近いようなイメージを持ってしまいます。ポップUP!とかサンシャイン!みたいなノリというか。
フジテレビは隠蔽体質が改善されていないように思うところがたくさんあるので、どうせ視聴率が取れないなら、客観的で真面目な報道番組をやることはできないのでしょうか。SNSで話題になっていることもきちんと客観的に取り上げて、煽り音楽などは一切使わずに、今のダメなNHKよりも真面目にちゃんとしたニュース番組をやるだけで視聴率が上がると思うのですが、なぜかやろうとしないんですよね。真面目にやりながらSNSで意見を募って、視聴者が望むような方向に改善していけば、視聴率1%台なんて出ないと思うのですが。去年きちんと説明すれば500億円規模のスポンサー離れを起こさずに済んだかもしれないのに、それをやらないか、やれないフジテレビですから無理なのかもしれないですが、お金をかけずに視聴率を取る方法は誠実さを最重視するという観点だけでもいくつもあるのに、もったいないと思うのですが。
2026年4月から自転車の交通ルールが厳格化されましたが、NHKを含めテレビでは何が違反になるのかなどの詳しい解説はなく、ルールが適応されてから捕まる人をネタにし、警察以外の者が虚偽のルール違反で罰金を取る詐欺などについて伝えています。こうした前もって想定されそうなことまで伝えることでトラブルを回避しようという動きは今のテレビにはありません。故にテレビを見る人ほど損をする時代になっているのです。日頃からネットやSNSの偽情報を信じるなと言ってるテレビですから、テレビを見たら得をしたり損失が回避できるような役に立つ情報を伝えなければいけません。少なくともネットを見ずにテレビだけで情報が補完されるように伝えなければいけないのですが、都合の悪いところはネットに任せています。結局、ネットやSNSを見ないと何が起きているのかわからなくなっているのです。
NHK以外は、ある意味では無料の広告付きサブスクですから、深いところは求められないのかもしれません。しかし誠実さだけあれば視聴率1%よりは見てもらえると思うので残念で仕方ありません。一方でNHKは相当やばい未来が待ってるはずなので、このままいけば10年先になるのか、もっと先なのか、それとも10年以内に何かで大変なことになって、規模は大きいですから強制的に受信料と取り続けた日本国民に多大なる迷惑をかけないことだけでも願いたいです。まともな報道機関になることはもうないでしょう。少しでも迷惑をかけないで終わって欲しいと願うだけです。今からならまだ最悪は回避できるだろうし、何だったから受信料を廃止した方が大儲けできる方法についても過去に記事にしています。でももう無理なんでしょうね。組織として終わりが近付いていると思います。
これからテレビ業界が悲惨なことになって、振り返れば、コロナ禍の時にまともな報道をしていれば生き残れた最後のチャンスだったということもあるかもしれません。
やれることがまだたくさんあるのに、ただただもったいなという気持ちで見送るしかないのでしょうか。しかしその一方で、特殊詐欺を本当に防ぐつもりがあるのだろうか?と思うこともあったので、オールドメディアといえども視聴者が損をするというか、被害にあうことを助長する内容だけは許容できないと考えていたので記事にすることにしました。
最後まで読んで頂きありがとうございます。