ちょっと今回は裏ワザ的な話をしたいと思います。
通常、ホテルの予約は大手ネットサイトでするほうが安い場合が多いです。
それに、複数の予約サイトの価格を比較することができるサービスもありますね。
ただし、それは空室があって、予約が可能な場合に限られると思います。
ゴールデンウィークなどの大型連休であったり、その地方でお祭りなどの大きなイベントがあったり、歌手やアーティストのライブやコンサートがあれば予約が取れないこともあります。
急な出張で地方へ出かけたら、運が悪いことにスポーツの全国大会が開催されていたり、ある業界団体の大規模な集会があって、現地入りしてからどこも満室で予約が取れないなんて体験をした方もいるかもしれません。
そんな時に問題が解決される可能性がある提案をしてみたいと思います。
この方法で確実に予約が取れるということではありませんが、救済措置の1つの可能性として見て頂ければと思います。
私はホテルで働いていたことがあります。
予約の9割はインターネットでした。
繁忙期の時期には客室はすぐに満員になってしまいますが、稀にキャンセルになることもあります。
インターネットの予約がキャンセルされれば通常はそのまま予約サイトに空室が上がりますが、明らかに問い合わせが多い場合はその分をホテルの側から取り消すこともあります。
なぜなら、ネット予約では予約サイトへの手数料が発生するからです。
電話での問い合わせや予約無しの飛び込みのお客さまに部屋を提供した方が、売り上げになります。
つまり、わざわざ混雑している時期にネットで予約を取る必要がないのです。
それでも例外はあります。
旅行代理店から問い合わせがあれば予約を受け付ける場合があります。
しかし、普段それほど取り引きしていない旅行代理店ならお断りします。
よく知らない旅行代理店なら通常よりも手間がかかったり連絡もなしにキャンセルしてくる最悪の事態も起こり得るからです。
という訳で、日本でよく知られている旅行代理店といえばどこでしょうか?
国内・海外旅行の予約はJTB
JTBさんですね。
もしかしたら他のネットの宿泊予約サイトよりも少し高い場合もあるかもしれません。
でも、それは逆をいえばそれなりに手厚いサービスをしてくれるからです。
JTBさんは、地域一帯のどこのホテルも一杯になってそうな忙しい時期でも、お客様に代わって空室がないかホテルや旅館を1軒1軒、電話で確認していることがあります。
日頃の取り引きも多いので、恩を売る訳ではありませんが、優先して予約を受け付ける場合がありました。
あと、これは本当に内緒というか、すべての宿泊施設がそうとは限りませんが、ホテルを経営している企業では、長男が会社を継いで、ご兄弟が大手旅行代理店に勤務されている場合があったりします。
親族や家族経営しているところなんかでも結構あります。
ホテルにとっても旅行代理店にとっても融通が利いて、ウィンウィンな関係なんですね。
重ねていいますが、必ずしも予約が取れないものが解決するとは限りませんし、お約束するものでもありませんので、あくまでそういう場合があるという話です。
これは他の業界でもそういう面はあると思いますが、困ったときにだけ利用するお客さんよりも常連さんをなんとかしたいという人情もあるでしょう。
それを考えると出張や旅行の際には、ポイントがもらえるからとか安いからという理由で、人気の宿泊予約サイトを利用するよりも、旅行代理店を通してホテルを利用したほうが長い目で見ると手厚いサービスを受けられる可能性があるのかもしれません。
参考程度にご検討して頂けると嬉しいです。
国内・海外旅行の予約はJTB
『感動のそばに、いつも。』というキャッチフレーズに期待しましょう。
個人だけでなく団体の予約や法人(会社の慰安旅行など)での相談なども柔軟に対応してくれると思います。
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