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アメリカが銃を手放せない理由と解決方法

| 4.11.17

 ブログの方を少なくとも一ヶ月に一度は更新したいと思い、とりあえず記事を書ける時に書いてみよう思いました。

 時期的には前の出来事になりますが、ラスベガスで無差別的な銃の乱射事件が起きました。

 今回はそのような銃乱射事件が起こる度に、アメリカではなぜ銃をなくすことはできないか等の議論になりますが、その辺りのことについて自分なりの考えを書いてみようと思います。

 まず日本のワイドショーや情報番組で、こういった銃乱射事件のニュースを扱っていますが、そこに出てくる専門家でもない芸能人のコメンテーターがこれについて語る時間というのは見ていて無駄でしかありません。

 ワイドショーや情報番組自体が普段は芸能人の不倫とか低俗な話題しかやってないのに、海外で大きな事件が起きたらその同じ枠でやってしまうというのがそもそも乱暴な話で、そこから何かが生まれてくることはないような気がします。

 前回の記事でも書きましたが、先日に行われた衆院選挙の開票の特番中、日本のテレビ局のほぼ全てが生放送の番組を放送しているにも関わらず、その時にリアルタイムで起きている台風について、どこの局もほとんど伝えませんでした。

 これにより逃げ遅れた人や危機感が希薄になってしまった人などの被害を拡大させてしまっています。

 日本のテレビは海外のことをどうこう言う前に、自分たちの報道のあり方を見直すべきで、他の国の制度を批判したって全く何も世の中は変わりません。

 例えばアメリカのワイドショーで、コメディアンや元スポーツ選手が集まって、日本人は刀を持って自分の身を守るべきだと言っても話しにならないのと同じことです。

 話がそれてしまいましたが、とにかく日本のテレビがアメリカで起きた銃乱射事件のことを取り上げると、決まって銃を規制しろ、なぜ銃を手放せないのかみたいな論調でその先には進んでいくことがありません。

 私は専門家ではありませんが、毎回その手の話しを聞いていて違和感ばかりが募っていくのを感じています。

 どうしたらアメリカから銃をなくすことができるのかではなくて、その前にどうして銃を手放すことができないかを考えなければ、この問題は全く解決していかないと思います。

 最初に前提として把握しておかなければいけないのは、アメリカは世界の覇権国であるということです。

 核の最大保有国なのかは知りませんが、相当たくさん保有していることも考慮すべきです。

 銃の乱射事件だけでなくテロも何度も起きています。

 この状態で、ある日アメリカから銃をなくしたらどのようなことが起きるでしょうか。

 間違いなくテロが増えると思います。

 どこかの小さな村の1つでも、テロリスト集団に占拠されたら歴史に残る世界の大きなニュースです。

 アメリカで警察や軍しか銃を所持することが認められなかったら、テロリストは小さな町の警察だけを制圧することができれば、その自治体を手中に収めることが可能になります。

 ということはおそらくですが、アメリカ軍はアメリカ中の全ての地域にすぐに軍隊を派遣するために軍事費が増すことになります。

 国外向けではなく、自らの国を守るためだけにです。

 そして、テロはいつ起きるかはわかりませんがそこまで頻繁に起きる訳ではないので、おそらく効率も悪いと思います。

 世界の覇権国がテロリストや他の国から乗っ取られる可能性が増す選択肢を選ぶということは、世界中のリスクが増加するのと同じことではないでしょうか。

 それならばアメリカ国民にも銃の所持を認めて、自分の身だけではなく、いざとなったら国を守ることも可能にした方が世界中の国々にとっても、よりよいはずです。

 警察や軍が反乱を起こすことだって絶対にないとは言い切れないため、ある意味では一番強い国なのに、銃を持って身を守らなければいけないというのは皮肉のような感じもありますが、覇権国であることの責任だと考えることもできるので、仕方のない面もあるのではないかと思います。

 日本国内においても、原子力発電所をテロリストに占拠されたらどうするんだという議論がある中で、だから原発をなくせ、と言っている人が、核兵器をたくさん所持している国の銃を規制しろ、と言っているのは矛盾していると思います。

 それらのことを踏まえた上で、解決策になりそうなことを素人なりに考えてみました。

 まず悲惨な銃乱射事件が起きることを防ぐにはどうしたらいいかについて考えていきます。

 先日のラスベガスで起きた銃乱射事件では大勢の人が集まるライブ会場を、ホテルの一室から狙われました。

 他にも以前にはイギリスで、ライブ会場ではなく、その出口の辺りを狙った無差別的な爆破事件も発生しました。

 ライブ中なのと、ライブが終わったところという違いがありますが、人が集まったところで起きているということに着目する必要がありそうです。

 こうした悲惨な事件が度々起きていることから、大規模なライブを開催するのはリスクとなってしまっているのではないかという危惧もあります。

 かといって、では急に銃を規制しようとか銃をなくそうとしてできるものではないことは、これまでも書きましたし、それ以外にもたくさんの理由があって難しいと思います。

 それどころか銃乱射事件が起きると、銃の売れ行きが上がると聞いたことがあります。

 そのため、そういった方向ではなくて、まずは安全な場所を確保することから始めるべきではないかと考えています。

 周囲に高層ビルなどもないエリアで、それなりに広めの土地を壁で囲って、そこに入るためには綿密なボディチェックをしないと入れないという場所を作ることです。

 ライブ会場をそういう場所の中にすれば、とりあえずはラスベガスで起きたような銃乱射事件は防ぐことができます。

 銃乱射事件は学校でも起きているようなので、学校でも面倒かもしれませんが、ボディチェックするなどして実質的に、先程と同じくらいの安全な場所にすることは可能です。

 しかしやはりそれは手間が掛かり過ぎると思いますので、並行してもう一つの方法を実施すべきです。

 それは一般の人が所有することができる全ての銃にICチップを入れることを義務付けることです。

 そして、それはスマートフォンのアプリなどで、簡単に周囲の人でも知ることができるようにするのです。

 銃は自分の身を守る目的で持っていることが大前提であるため、持っていることを知られることがリスクになるのはおかしな話です。

 自分の身に危険が及ばない限り使ってはいけないはずなので、知られたら困るということにはならないはずです。

 そして銃の種類によって信号を変えるなどすれば、あの人は銃をたくさん持っていて危ないんじゃないかとか、マシンガンなどの連射できるような銃やちょっと護身用にしては過剰すぎるんじゃないか、等の銃を持った人が周囲にいることがわかるようになります。

 そのような過剰に銃を持っている人物のデータは学校内のセキュリティーや地元の警察などに通知がいくような仕組みになっていれば、学校内などの施設の中で起きる銃乱射事件もかなり防げるようになると思います。

 それでも今度は銃以外を使用した事件などが起きるようになるかもしれませんが、とりあえず現状よりはだいぶ良くなると思いますし、銃の所持を規制することなく、銃による犯罪を防ぐということは可能になりますし、そもそもの問題が銃の所持よりも銃による被害の方だということに気が付くと思います。

 かなり以前ですが、日本人留学生がパーティー会場を訪れる際に、行先を間違って民家の敷地内に入ってしまい銃で打たれて亡くなるという悲しい事件がありました。

 そうしたことも、相手が銃を持っていないことがわかれば起こらなかった可能性は十分あります。

 銃にICチップのようなものを入れて、周囲の人が把握できるようにする法律ができれば、そうしたものを外して、行われる犯罪も起こると思いますが、それはその法律の1つの法律違反が乗っかるので、今よりも重い犯罪になります。

 誰がそのICチップを作ったり管理するのかということにもなるかもしれませんが、それこそ全米ライフル協会みたいなところが犯罪抑止の目的で行うべきかもしれません。

 例えば、日本ではデジタル放送になったのを契機にテレビにはカードを入れるのが義務付けられていて、どこかの団体の利権になっています。

 そのように登録したICチップを入れないと銃が使えないようにして、そのICチップもどこかの団体が管理するようにすればいいと思います。

 その一方で、先ほど書きました、銃を所持してはいけない安全なエリアが少しずつ拡大していけば、銃に反対する人はそのエリア内で生活できるようにするなどすれば、この世から銃をなくさなくても安全に暮らすことができるようになります。

 本当はもっと詳しくわかりやすく書いた方がいいとは思いますが、今回はこの辺で終わりにしたいと思います。

 日本のワイドショーみたいに銃乱射事件が起きたから銃をなくせ、とただ言うだけなのは思考停止と同じことだと思ったので、自分なりに色々と考えてみました。

 最後まで読んでくれてありがとうございます。
 
 
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