山口真帆さんの件はピエール瀧よりも数十倍くらい追求して欲しい

3.5.19

アイドルについて何も詳しくないので、この件はスルーしようかとも思っていたのですが、被害に遭ったメンバーがついにグループを卒業してしまうという事態になってしまいました。

NGT48から山口真帆さん本人と親しいメンバーが卒業しました。

アイドルのことは知らないけど、さすがにこれはひどすぎると思います。

この件について知っている範囲は狭いですが、あらためていくつか思い出しながら考えていきたいと思います。

まずファンの男二人から暴行を受けた事件で、運営側の偉い人が真帆さんに向かって、犯人が不起訴になったから法律的には問題ないみたいなことを言ったそうですね。

もしかしたら百歩譲って、暴行といえるほどの行為はなかった可能性はあるかもしれませんが、見知らぬ男が家の前で待ち伏せしていた訳です。

アイドルじゃなかったとして、一人の女性として、その時点でかなりの恐怖があったであろうと想像します。

罪があるかどうかという話ではありません。

普通なら今後こういうことがないように、しばらく担当者が同行するとか、引っ越し先などを手配するくらいの対応があっても良さそうです。

タレントを突き放すような運営の対応は理解できません。

他にもあり得ないくらいおかしな点がいくつかあります。

間違えていることとかもあるかもしれないので、ご容赦下さい。

今年の総選挙が中止になったのは、山口真帆さんに同情的な票がたくさん流入する可能性を避けるためではないか、という噂をネットで見かけました。

今となっては卒業してしまったので、総選挙があったとしても投票することはできないかもしれません。

それにしてもこれだけ辛い目に遭ったのですから、票が入ったとしてもそれが普通じゃないですかね。

投票するにはファンがお金を出してCDを買ったりするのでしょうから、そこまでして同情的な票が集まったとしたら、それがファンたちの民意の表れですから否定的になる必要がありません。

山口真帆さんが意図して事件を起こしたとかなら中止はわかります。

それにこうした前例を許してしまうと、わざと事件を起こして票を獲得しようとするメンバーがあらわれることもあるかもしれません。

しかし、山口真帆さんの場合は被害者で、売名のために告発したのではないので、むしろいつもよりも票が入って上位になるくらいのことがあって、やっと少し報われるような話ではないかと思います。

なぜ被害者の側へ同情する票まで、封じないといけないのか全く理解できません。

それで総選挙が例年とは違う、歪んだ結果になってしまったとしても、それはタレントを守ることができなかった運営側の責任ではないでしょうか。

あと、もう1つ変だと思うのは、第三者委員会の調査結果で、ファンとの私的交流があったメンバーが複数いることが明らかになりました。

辞めるべきなのはそちら側のメンバーでしょう。

よく知らないのですみませんが、指原さんも何年も前のファンとの私的な交流が発覚して、AKBからHKTへ異動させられることがありました。

ファンとの私的な交流が発覚したNGTのメンバーも何かしらの処分がないと納得ができません。

恋愛禁止の話は、実は強制ではなく、秋元康さんがトップアイドルを目指すのに恋愛をしている暇はないはずだ、みたいな発言でそうなっているらしいことはどこかで聞いたことがあります。

どう考えてもファンとの私的交流をしているメンバーの方が状況を歪めてしまっていると思います。

今年の総選挙はやらないとしても、昨年の総選挙は歪められている可能性がありますし、今後も歪められる可能性は否定できないと思います。

それなら山口真帆さんへの同情的な票の方がまだまともです。

ファンとの私的交流があったメンバーが何も処分されず(されているのか知りませんが)、ファンから暴行を受けたメンバーがやめないといけないのはおかしいです。

むしろ山口真帆さんからやめたいと言われたとしても、どうしたらやめないでもらえるか条件をできる限り認めて、引き止めるくらいじゃないといけませんでした。

騒動がきちんと収束していない中で、運営にとって、一番やめてもらってはいけないメンバーが山口真帆さんです。

これも詳しくないのですが、運営と事務所が異なっているらしいことにも要因があるのかもしれません。

運営側ができるのはここまでという線引きがあり、暴行の被害については事務所が責任を持つなどの契約が結ばれていた場合は難しいところがあります。

それでも、メンバーが被害者になるという事態に、普通なら運営側も心配するのが当たり前だと思います。

なんか終始、運営側が山口真帆さんを邪魔者扱いしているような姿勢が全然ダメすぎるというか、こんなにずさんな管理をしているならブランドイメージすら崩壊しかねない状態です。

運営と事務所が違うというのを、他のことで例えてみると、ちょうど去年の今くらいに最終回を迎えためちゃイケみたいな感じでしょうか。

めちゃイケのメンバーは、ナイナイさんが吉本だったり、よゐこが松竹芸能だったり、オアシズが人力舎と、所属事務所が異なっています。

極楽とんぼの山本さんが函館で、女性に性的暴行をしたということで吉本を解雇され10年以上番組に出ることができませんでした。

その事件は私の地元で起きたので、覚えています。

山本さんは不起訴です。

それでも吉本を解雇されて、10年以上もテレビに出ることができませんでした。

めちゃイケの終わりの方から再び出ていましたが、それでもテレビで見たくないという意見があったり、スポンサーを説得するのは相当大変だったと聞きました。

山口真帆さんの件も犯人は不起訴で釈放されていますが、これを運営側が事件ではないというのなら、山本さんのことも事件ではないと言っているのと同じことです。

今後、運営はNGTの番組をする時は必ず山本さんをMCに起用するくらいのことをすればいいでしょう。

個人的には不起訴だった山本さんがあそこまでテレビに出られなくなり、テレビに出てもまだ言われ続けているのは可哀想だと思いますが、話がそれてしまったので戻します。

めちゃイケの例でいいますと、山口真帆さんは被害を受けた側のメンバーです。

不起訴かどうかに関わらずに、被害者の側が自粛して、番組を休止したり芸能活動をやめることになったら、その番組ってどうなってるんだよ、ってなりますよね。

そして他の出演者が不適切な行為をしていたことが明らかになったら、休むのはそっちの方だとなりますよね。

それと同じくらいか、それ以上に対応がやばいのがAKS(運営会社)だと思います。

自分の知り合いとか娘がいた場合に、アイドルになりたいってなった時に、あそこはやめておけってなってしまいますよ。

だって、帰宅時に護衛が付かないどころか、ファンが待ち伏せして暴行を受けても、被害者の方が悪者扱いされてしまうんですよ。

テレビやマスコミは一体何をしているのでしょうか?

フジテレビのバイキングとかは、ピエール瀧さんが捕まった時に、相方の石野卓球さんのツイートにまで文句を言ってたりしたらしいのですが、山口真帆さんの件の方を何十倍も追求して欲しいと思います。

テレビ局はAKBなどのアイドルグループが番組に出にくくなることを配慮して、あまりやらないのかもしれませんが、絶対おかしいです。

特にバイキングとかは正義感なのか何なのか知らないけど、世の中の悪いことを徹底的に追及したいならAKSについて詳しく特集すべきでしょう。

万が一、この件で運営側が悪くないとすれば、それは山口真帆さんが他のことで言えないような悪いことをしていて、それをかばってあげている時くらいです。

おそらくそれはあまりなさそうに思います。

そこまでアイドルグループのことは普段はあまり興味がないのですが、この件はなんかもやもやしてしまうので、この件に触れてみたいと思いました。

芸能界をやめているかどうかすら知らないのですが、もしまだ芸能活動を続けているようでしたら、どこかの企業でCMに起用するのもいいんじゃないかと思っています。

商品やサービスにもよるとは思いますが、宣伝効果は非常に高いと思います。

責任は取れませんが、もしそれで不祥事を起こすようであれば、その時は運営の判断がある意味では正しかったことにはなるかもしれません。

というかワイドショーは山口真帆さんをゲストに呼んで洗いざらい話をさせればいいと思います。

それでもし運営から口止めされていることなどが判明すれば、それだけでもスクープです。

芸能人が麻薬で問題を起こすことは過去にも何度かありますが、この手の被害者がアイドルグループを去らないといけないみたいなのはとても異例なことだと思っています。

それだけに、ピエール瀧の件よりももっと追求したらいいのに、ということでタイトルにもしてみました。

興味がないだけならまだしも、信用まで失ってしまったら、なんとか48全体のブランドイメージまで損なわれて、立ち行かなくなる可能性もあるんじゃないかと思います。

もしかしたら今後、大きなテコ入れみたいなことが奇跡的に起きない限りは、あれが終わりの始まりだったと象徴するような出来事なのかもしれません。

最後まで読んで頂きありがとうございます。

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