月に一回なんとか更新しているブログで、他に書きたい内容もあったのですが、直近で気になっているのは超過死亡の問題です。
専門家ではないので、要因をはっきりと明言することはできませんが、超過死亡というのはデータなので、そこから目を逸らされようとしていることには疑問を感じています。
一応、ワクチンが原因なのかという議論はあるものの、個人的には慎重派ということで貫いていますが、超過死亡に関していえば、これは客観的に見ても単純に定義上ワクチンは関係してくるのではないかと考えています。
その辺りの話をざっくりと書いてみたいと思います。
まず超過死亡とは何かというと、去年より今年の方が亡くなられている方が多ければ超過死亡が起きているということになるかと思います。
2010年より2011年の方が死亡した数が多い場合、超過死亡の原因は東日本大震災ではないかという感じで、前年には無かった要因で死者が増えたのではないかと、おおよその予想を立てることは可能ではないかと思います。
では2019年より2020年の方が死者が多かったかといえば、実は超過死亡は起きておらず、前年よりも減っています。
新型コロナウイルスはCOVID-19と言われている通り、発生したのは2019年なのかもしれませんが、世界的にも日本でも感染が拡大したのは2020年のはずです。
日本では強制性のあるロックダウンは行われなかったものの、緊急事態宣言などの実質的な外出制限が行われていました。
一概にはいえませんが、外出制限のために、ちょっとくらいの体調不良では医療行為を受けないという人が増えたために死亡者が減った可能性があるとすれば、人の命を助けるための医療というのは大変な皮肉ということにもなるのかもしれません。
そして、2020年から2021年、その次の2022年、その次の2023年の現在に至るまで超過死亡は拡大傾向が続いています。
今年の春頃は3ヶ月ほど超過死亡が起きていない時期があったのですが、その期間だけをNHKを含むメディアが取り上げて、超過死亡は発生していないと伝えていたのを覚えています。
多い月には超過死亡などは一切報じられず、自然死が増えたと僅かに伝える程度に留まっています。
東日本大震災の時よりも、期間によっては戦争時よりも超過死亡が増えているとされているのに、全くテレビ等では危機感を以って報じられることはありません。
なぜなのでしょうか。
ここでは根拠もなく2021年から新型コロナウイルスのワクチン接種が始まったからだと断定することはありません。
しかし、2021年に始まったことが事実だということは反論の余地はないはずです。
では超過死亡とは何なのか、改めて考えてみたいと思います。
ここでは仮に1000年後には誰が何の要因で亡くなったのか、はっきり判明する時代になったという条件で、数字なども適当ですが例えてみたいと思います。
あくまで例えなので真に受けて怒ったりしないようにお願いします。
3019年から3020年にかけて超過死亡が減りました。
3020年に新型のウイルスが蔓延したにも関わらずです。
国としてなのか、地方自治体としてなのか、想像にお任せしますが、3020年に亡くなったのは1000人だとします。
3021年からワクチン接種が始まりました。
3021年に亡くなったのは1001人で、1人だけですが超過死亡が出ているとします。
先ほども書きましたが3000年代の技術では誰が何の要因で亡くなったのか確実にわかるとします。
ややこしいので、ウイルスでは1人も亡くならなかったことにしましょうか、3020年も3021年も通常の病や事故や寿命などで1000人が亡くなられたとします。
イメージし辛いなら、その1000人の中に新型のウイルスで亡くなられた人を含んでいても構いません。
しかし3021年には1人だけワクチン接種が原因で亡くなられていたことが判明しました。
すると、超過死亡は1人ですが、超過死亡の原因はワクチンだったということが定義上はいえるわけです。
では別の方向で例えてみますが、3022年は1000人が亡くなったとします。
そのうち500人は通常の死因で、残り500人がワクチンが原因で亡くなられたとします。
それでも前年よりも死亡者数が1人少ないので超過死亡は起きていません。
ここで現実の話に戻ります。
今起きている死亡超過の原因はよくわかっていません。
しかしワクチン接種が原因で亡くなられた方がいて、国が認定しているものも中にはあります。
となれば、原因はわからなくても超過死亡が増えていて、新型コロナのワクチンが存在しない年に比べればワクチン接種で亡くなられた人が1人でもいればそれは超過死亡の人数を形成する一つの要因になりますから、超過死亡の定義上はワクチン接種が関係しているということができます。
ワクチンの有効性や、あるいはどれだけワクチンが重症化を防いだか等の問題ではないのです。
当然ですが同じ人が何度も亡くなるわけではありませんし、一人であっても尊い命です。
それを医療関係者などがワクチンは超過死亡の要因ではないと断定する気持ちが理解することができません。
ごく稀であったとしてもワクチン接種で命を落とす方がいるならば、それは一人残らず国の制度等で遺族などに救済の手が差し伸べられるべきだと考えます。
繰り返しますが一人の犠牲であったとしてもそれは尊い命なのです。
超過死亡の増加とともに、今まで存在しなかったワクチンで亡くなられた方が一人でもいるなら、それは超過死亡の一部分なので、関連性はあるのです。
また亡くなられた方に限らず、後遺症に苦しんでいる方もたくさんいます。
これも国が認定している後遺症の方がいるので、少なくともワクチンは万能ではありません。
もし症状が出ないまま本来なら5年生きられた人が1年で亡くなられたとしても今の医学では、そういう類の副反応を計測することは不可能でしょう。
計測できないので、そのようなリスクを事前に警鐘することもできません。
誤解されないように念の為にもう一度、繰り返しますが、超過死亡の全てがワクチンだとは一切ここに書いていません。
超過死亡が起きているという事実と、同じ時期に今まで存在しなかったワクチンで亡くなられた人が一人でもいるなら、それは超過死亡を形成している一部分になるので関係があるということです。
何も難しいことを言っているつもりはありません。
昔、ある漫才師が「カモシカのような足」という言い方はおかしいとして、「カモシカの足のような足」と言ったような言葉の定義上のことを言っているだけです。
超過死亡の問題から目を逸らされているのは、もし調査して想定していたよりも隠れワクチン死のような死因が見つかれば、困る人がいるからなのでしょうか。
そうでないと断言できるなら、これだけ異例の超過死亡が何年も続いて起きているのに、なぜ調査しないのでしょうか?
密約や隠された約束事、圧力などがあるのでしょうか?
2021年の当初はテレビでも新型コロナウイルスのワクチンの効果について疑問点や不安な点も報じていたのに、いつの間にか日本のワクチン接種は遅れていてワクチン後進国だ、3回目のワクチン接種が遅いから前倒しにすべきだと報じるようになりました。
何かあれば医者じゃない者は何も語るなみたいな風潮があるのですが、いつも不安を煽っているマスコミだって医者ではありません。
先ほども書きましたが、超過死亡が起きていない時期だけテレビで伝えて、日本では超過死亡は起きていませんと平気な顔で印象操作しているマスコミを信用することはできません。
皮肉なのは、同じ人が何度も死ぬわけではないので、おそらく超過死亡がこれからも続いていった先には、本来ならもっと長生きできた方が早く亡くなっていることになり、長期的に見れば超過死亡は減っていくことが予想されます。
そうなれば、あの時は超過死亡が起きていたけど、今は起きてないじゃないかとなり、結局マスコミなどが日本では超過死亡は起きていませんと報じて、何事もなかったかのように過去のこととして葬り去れられる懸念があります。
大袈裟ではないと思いますが、ここ何年かが今後の日本を左右する大きな転換点になりそうな気がして、とてもじゃないですが楽観的に過ごすことができないでいます。
かといって、個人では微力であるので、自分なりにできることとして、これを書いてみることにしました。
最後まで読んで頂きありがとうございます。