いつだったかよく覚えていないのですが、数年前にツイッターで千原ジュニアさんと思われる人物が漫画の中でサラリーマンなどにキツイ言葉を浴びせられている内容のものが拡散されていました。
その内容は千原ジュニアさんなどのお笑い芸人たちが一般人のことを[素人]と言っていたことに対する反論みたいな感じでした。
内容もあまり覚えていないのですが、公園にいるサラリーマンが千原ジュニアさんに対して、おまえだって俺の仕事に関しては素人だよな、みたいな感じで追い詰める場面などがあったと思います。
漫画の中で千原ジュニアさんがどんなに弁解しても、サラリーマンはお笑いを自分の仕事に置き換えたりして、論破してやったみたいな内容です。
あらためてその漫画を見ればもっと詳しく書けるのですが、とにかく一般人を素人と呼ぶ千原ジュニアは悪いみたいな感じだったんですね。
それを見た時から、そんなに上手いこと表現できていないと思っていたのですが、私の周囲ではリツートしたり賛同するコメントなどを書いているネット上の知り合いなどがいたため、その件についてはしばらく触れていませんでした。
もう何年か経っているので、大丈夫かなと思ってこれを書いているのですが、今度は何を書こうとしていたのかが忘れかけてしまっています。
要するに少なくとも千原ジュニアさんは一般人のことを侮辱して素人と言っている訳ではないと思うんですよ。
自分たちがお笑いに関してプロ意識を持っているからこそ、対称的にプロではない一般人は素人だと言っているニュアンスだと思うんですよね。
話のネタとして、我々プロだったらこんな感じで笑いにするのに、素人はお笑いのルールがわからないから真に受けたり怒ったりする、みたいなことは言ったことがあるのかもしれません。
それをサラリーマンが自分の仕事に関しては、千原ジュニアさんは素人だろと思い詰めるという話こそが素人の発想なんだろうなと思いました。
話芸のプロだからこそ、話をわかりやすくするためにそこにはお笑い芸人ではない一般の人がいたという表現でもあるのです。
話しているのがお笑い芸人さんですから、そこにいるのが同業者なのか、知り合いなのか、全く赤の他人なのか、という場合に端的に表現しているのが素人という言い方です。
他の角度からもいえますが、千原ジュニアさんは一般人のことを素人と言っていたとしても、素人の人を追い詰めたりしないでしょう。
公園にサラリーマンがいたので、おまえ素人だろ、笑いのことわかってないだろと追い込んでやりましたわ、なんて話はありません。
でも、その漫画は千原ジュニアさんを勝手に追い込んでいます。
だからこそ、それが素人の発想なのです。
ネットの世界でも話が通じない人がたくさんいます。
音楽や映画でもなぜこんな作品が評価されているのか理解できないものもあります。
たくさんの人に評価されるからといって、優れているとは限りません。
むしろ一般人に幅広く評価されているというのはそんなに良い作品ではないかもしれません。
その裏で、その道のプロやマニアが絶賛していても商売として成り立たず、その業界から消えていく人もいるでしょう。
そのはかなさみたいなのを理解できるのがプロなのかもしれません。
素人を見下して追い込んでいるならその程度だということです。
別に誰かに頼まれた訳でもなく、千原ジュニアさんの特別なファンでもありませんが、なんかすごく違和感を感じていたのを、ふと思い出して、それこそ上手いことはいえない素人の意見ですが記事にしてみました。
多分ですが、千原ジュニアさんはその漫画の件を知ってると思うんですよね。
年齢ということもあるかもしれませんが、若手時代の頃に比べれば穏やかになってきました。
その件を気にして、角が立たないようにしている面もあるのかもしれません。
千原ジュニアさんが万が一、この文を見たら、余計なことしてくれるな、と思う可能性の方が高そうです。
これで終わりにします。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
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