月に1回なんとか更新しているブログで、12月ということは今年はこれで最後の記事になるかもしれません。
これを書いている現時点では日本国内における新型コロナウイルスの感染者が激減した時期が続いています。
その一方でオミクロン株という変異種が広がりを見せ、各国で水際対策をしているところです。
なぜか国内でコロナ感染が減少するとメディアがおかしくなってしまいます。
特にテレビはひどいです。
今回はテレビ東京以外で、テレビニュースの対応が壊れていると思った出来事を思い出しながら書いてみます。
NHKはオミクロン株による水際対策で、岸田総理が厳しい措置を表明すると、途端に日本に帰れなくなって困っている人や外国人技能実習生を迎えられなくなった企業にインタビューして、不安を煽ります。
その一方で、NHKはネット記事でワクチン接種後から数か月が経って、抗体の数を調査したところ、中央値より少ない人が半数いたという内容にツッコミが殺到したのか、すぐに削除しました。
どんな統計でも中央値を設定すれば、それより少ない人が半分近くいても不思議ではありません。
こんなメディアが法律の名のもとに受信料を強制的に徴収して潤沢な資金を元にやりたい放題なのは納得がいきません。
すぐに解体すべきです。
テレビ朝日のモーニングショーではオミクロン株が確認された一週間ほど前ですが、忘年会をすべきだと推奨していました。
その理由が驚愕なのですが、コロナ自粛が長いこと続いているのでメンタルを病んでいる社員がいて忘年会をやらないと会社を辞めてしまい大きな損失になるかもしれないから、そのリスクを回避するための投資として行うべきだというのです。
他にもモーニングショーだけでなく同局のサンデーステーション(報道ステーションの日曜版)ではオミクロン株に既存のワクチンが有効かわかるのは2週間以内だと報じておきながら、その数分後には日本の3回目のワクチン接種が遅すぎると批判しています。
なぜ有効かわからないワクチンの接種を早めなければいけないのでしょうか。
テレビ朝日は宴会が好きで、3回目の接種を忘年会シーズン前に行いたいということなのでしょうか。
ワクチン接種が8か月から6か月に早めたとしても、テレビ朝日の社員が緊急事態宣言中に打ち上げを行って、なぜか高いところから飛び降りて怪我人が出た出来事が今から5か月も経ってないくらいです。
自らの会社が恥ずかしい不祥事を起こしておきながら、その反省の継続時間がワクチンの有効期間よりも短いことを知るべきです。
日本テレビのスッキリでは、オミクロン株が確認された国の一覧で、すでに公表されているカナダの記載がないまま生放送で伝えていました(同時刻のモーニングショーでは反映されていた)。
昔から日本テレビや読売テレビは地震があった場合や大きな事件や出来事があった時も生放送中の対応を苦手としています。
そのくせ知りたくもない韓国情報はキッチリと伝えてきます。
それに加えて、10年前の東日本大震災で被災地からの中継に気付かず、放送中に「楽しいね!」を連呼していたアナウンサーを特に謝罪がないまま今でも起用してたんですね。
そのアナウンサーが反省しているのかどうかは知りませんが、未だにこのアナウンサーを見ると当時のことを思い出して嫌な気持ちになり、チャンネルを変えるかテレビを消してしまいます。
東京オリンピックで日本人の卓球選手に強い照明を当てて妨害していたのもスッキリのスタッフだといわれていますが、不祥事を逐一謝罪しておかないからこそ、こうして10年前の出来事でも嫌な気持ちになるのです。
日本テレビは日本のテレビではなくなっていることを反省し、それでも韓国ゴリ押しを続けるなら名前を変更すべきだと思います。
フジテレビはバイキングでMCをしている某俳優が女性蔑視と受け取れる大暴言を吐いたようです。
にもかかわらず、その後も普通に番組が継続してMCも何事もなく出演し続けているのはフジテレビの危機感のなさでしょう。
フジテレビは好調な長寿番組がサザエさんとちびまる子ちゃんくらいしかなく、鬼滅の刃もアニメなので、アニメチャンネルに移行した方が良いのかもしれません。
ちなみに鬼滅の刃は放映する時間帯をフジテレビが売っただけらしく、大ヒットしたにもかかわらずフジテレビにはそれほど恩恵がないらしいとも聞きます。
有害な番組であるバイキングは即刻辞めるべきです。
そうでなくてもめざまし8だけでも十分に不快です。
TBSのひるおびに至っては、ことごとく逆の方に向かっているので反面教師として見ても良いのかもしれません。
菅前総理の頃に、菅さんが1日当たりのワクチン接種回数を偽っていると司会者が猛批判したところ、その偽りの根拠としていたホームページの接種回数がまだ地方の分などが反映されていないとコメンテーターに指摘され、それでも納得できずに嫌味な発言を繰り返していました。
結果的にあれから日本のコロナ感染が激減していき、ひるおびは以前から壊れていましたが、ますます無理矢理に日本のことを批判し続けています。
ひるおびだけではないですが、あれだけTBSの各ニュース番組(ワイドショーも含む)で主張してきた「韓国やドイツを見習え!」も今では過去最大数の感染者を出しており、誰でも何度でも検査を受けられるニューヨーク州知事のクオモ氏を大絶賛していましたがセクハラ問題で辞任しました。
いつぞやは菅さんが高級な朝食をレストランで食べていると、威勢よく猛批判しようとしたところ、TBSの局アナや同局のサンデージャポンの出演者が同じものをよく食べているという話が出てきて、司会者が「うらやましいなぁ!」と話を逸らしていたのが忘れられません。
サンデージャポンといえば、選挙特番で太田さんが自民党の政治家に暴言を吐きましたが、その後も普通に番組に出演し続けているあたり、TBSも悪いです。
TBSが反自民党なのは別にどうでもいいのですが、反日であるならこの局も解体すべきです。
各テレビ局では昨今、SDGsを新しい言葉を覚えたての子供のように連呼していますが、本当に継続可能な環境問題に取り組むのであれば、地上波での放送を辞めて、ネットの放送にするかラジオにすれば良いのです。
朝から晩まで一日中、生放送で1回限りのワイドショーを放送していることが資源の無駄遣いです。
それだけならただの斜陽産業の話なので、自然に淘汰されていくだけですが、国難であり世界中で混乱を巻き起こしている新型コロナウイルスについては、本来なら局を挙げて、これまでになかったようなインテリジェンスを結集して、不安を煽らないまともな報道をやれば良かったのです。
なぜ局アナやタレントがコロナを語り、国民に向けて偉そうに言わなければいけないのでしょうか。
専門家と称する人たちもコロナ禍の間に淘汰されてきて、まともな人は見なくなり、番組に都合のいいことをいう人だけが残り、日本でコロナが激減した理由を誰も的確に伝えてくれません。
すでにテレビの逆が正しいという風潮さえ生まれてきており、そうであるならば「国内で感染者が減少するとメディアが壊れる」ことは吉兆でさえあるのかもしれません。
2020年、2021年とコロナに翻弄されてきましたが、2022年はどうなるでしょうか。
今後ますますメディアが壊れていけば、それは明るい兆しかもしれないので、見なくても良いですが、またテレビがおかしなことを言っていたら、胸に希望を宿すくらいの気持ちでもいいのではないかとすら思います。
その先に起こり得ることに備えておくことが今の私たちにできることなのかもしれません。
というわけで、これが2021年の最後の記事になりそうです。
最後まで読んで頂きありがとうございます。