月に1回なんとか更新しているブログで、タイミングを見計らって今書けそうだったので書いてみます。
今回は客観的に書くつもりなので名前をズバリ書いてしまいますが、ワクチンについて書いてみようと思っています。
2021年に接種が始まったコロナワクチンの賛否が3年経った2024年の今でも続いています。
客観的に書くと書いたので、この記事ではどっちかに肩入れしませんが、簡単に分類すればワクチンの推奨派と反ワクチン派に分かれています。
個人的に結構前から思っていたことなのですが、ワクチンを推奨する人の多くはワクチンの被害を認めようとしません。一方で、反ワクチンの人は被害者への救済措置を求めることが多いです。
これって当たり前だと思った人はいませんか?
当たり前だと思った方は今一度よく考えていただきたいのです。
2020年から始まったいわゆるコロナ禍では争点となる事柄がいくつもあったように思います。
例えばマスクの有無、PCR検査の有無、ロックダウンの有無などです。
他にも色々ありますが、とりあえずこの3項目だけでもマスクはした方がいいという人と、マスクをしなくてもいいという意見に分かれます。
さらにPCR検査は過剰にすべきではないという人と、誰でも何度でも無料で受けられるようにした方がいいという意見に分かれます。
この時点でマスクの有無とPCRの有無で4通りに分かれ、さらにロックダウンをすべきかそうではないかで分かれて、8通りになります。
何が言いたいかというと、コロナ禍を振り返ってみてSNSの意見を見ているときに、自分はマスクについては同意なんだけど、PCR検査については反対の意見だなとか、そういうので細分化してしまい、安易に考え方が一緒だといえないということがよくありました。
他にも仕事をリモートにすべきかとか、それこそワクチンの賛否などを項目に加えていけば、さらに細分化していき全てが同じ考えの人を見つけるのが難しくなっていきます。
そこで話を元に戻します。
ワクチンを推奨する人はワクチンの被害を認めない傾向が高いこと、反ワクチンには被害者の補償を求めることが多いこと、これってよく考えたら違和感がありませんか?
ワクチンを推奨しているけど、被害が起きたのなら国がきちんと補償すべきだという意見の人がいてもおかしくないはずです。
一方で、反ワクチンの人の中に、あれだけ打つなと言ったのに打って被害にあった人は自己責任だから税金で補償すべきではないという意見の人がいてもおかしくないはずです。
この両者がいるにはいるのでしょうが、ほとんどSNSなどでそうしたポジションの人を見かけたことがありません。
なぜかワクチンを推奨する人は国が被害者を認定することすら拒否するような傾向にあり、NHKを含む日本のメディアでもワクチン接種後に亡くなられた方という表現であり、被害者と認めようとしません。
一方で、反ワクチンの方が被害者や遺族の救済に協力し、補償を求めたりしており、ワクチンに反対しているなら、そもそも打つなという方向での活動はあまり積極的ではないというか、声が小さいように思います。
ここではワクチン接種が正しいかどうかについては書きませんが、一般の人を除いて、推奨派にも反対派にも何らかの利害関係があり、お互いが世論を印象操作している結果なのではないかと考えています。
推奨する人はこういうこと、反対する人はこういうこと、というイメージが植え付けられてしまって、なぜかワクチンを肯定するけど被害者は救済されるべきという意見やワクチンを否定するけど被害者は救済されるべきではないという意見がごっそりと抜け落ちてしまっているのです。
これは違和感があると言わざるを得ません。
自由に考えたら、様々な意見や考え方があって然るべきなのに、ワクチンの論争については肯定派も否定派も意見が大きく偏っているからです。
それだけに大きな力が働いているということなのだと思います。
これを書いている時点では小林製薬の紅麹サプリの問題が取り沙汰され、5人が亡くなっているとされています。
テレビなどではワクチンで亡くなったとは絶対に言わないのですが、紅麹サプリについては紅麹サプリメントを服用した後に亡くなった人という言い方はされていません。
今は沈静化しているかもしれないですが、以前は本当に家族がワクチン接種後に亡くなったなどという内容で誰かがSNSで発信しようものなら、あなたは朝食にパンを食べた人が死んだらパンが原因だと思うんですか?とか、ワクチンを打った人が交通事故にあったらワクチンが原因ですか?とか、ただでさえ家族を失って辛い時に遠慮なしで誹謗中傷が寄せられているのを見かけました。
死亡診断書の書式が違うから嘘だとか、そういうのも後になって本当なのがわかっても謝罪しない専門家とかも多かったです。
紅麹サプリメントの被害者は国の税金などで補填することではないからなのか、メディア側もあっさりと因果関係を認めているというか、本当に紅麹サプリメントが原因なのかもわからないのになぜか認めているという感じではないでしょうか。
政治評論家の三宅久之さんが生前にテレビで発言していたことを思い出します。
サッカーのワールドカップで客席に大きな横断幕を掲げて、そこには竹島は韓国の領土だと書かれていました。
なぜ韓国が竹島を領土だと思っているのなら、わざわざこういうことまでして世界にアピールすることがあるのかと。
むしろ本当にそう思っているなら所有している側がここまで主張する必要は全くないはずです。
だって、わざわざ自分の土地にここは誰々の土地ですってアピールする必要はないからです。そういうのを見たことがありません。
係争中の土地ならまだわかりますが、韓国は疑うことなく竹島は領土だというのであれば尚更です。
やっぱり印象操作は違和感を伴うのです。
ダウンタウンの松本さんの件にしても週刊誌側がお金をくれるなら、ないことやあることを大袈裟にリークする人がもっと現れるはずなのに、これといって性被害を裏付けるような証言が出てきませんでした。
おそらく松本さんにはお笑い芸人の後輩が数多くいて、中には芸人を辞めて一般人として生活している人もたくさんいるでしょう。
それが匿名でちょっとした話でも盛れば週刊誌からお金がもらえるのに、それでもこれといった話が出てこないのです。
全ての事象にいえることではないかもしれないですが、なんか意見が偏っているなという違和感の裏には印象操作があると考えた方が良いでしょう。
過剰な宣伝や流行などもそうです。
情報が溢れる時代になって、あの手この手で印象操作しようとする手口が常に行われています。
そこに気が付くことで意見に流されず、実りある日々を過ごせることを願って終わりにします。
最後まで読んで頂きありがとうございます。