月に1回なんとか更新しているブログで、先月はブログを改題して月にもう2回くらい更新するつもりでいたのですが、ドラクエ3のリメイクが発売されてしまい昨日までやってました。
書きたかった内容を思い出しながら今回はこの話題を書いてみようと思います。当初は箇条書きにして後で書き直そうと思っていたので、最初の方と途中からでは文体に違いがありますがご了承ください。
松本さんは文春より以前にも週刊誌を訴えたことがある。
当時ラジオで聞いた話によると、松本さんや仲間の芸人らがアダルトDVDを売っている店に訪れた際に、その店内の防犯カメラの映像が使われてたことがあったらしい。松本さんにしてみれば別にDVDを買ってることが記事になってもどうでも良かったようなのですが、このようなことを許してしまうと、今後は他の芸能人などでも防犯カメラの映像から記事にするようになってきてプライバシーが侵害されてしまうということを問題視していた。
そんな風に松本さんは自分だけでなく、物事を客観的に見ておかしいと思ったことに対して訴訟を起こすことが過去にもあり、その裁判については勝訴したことがあるようです。
おそらく文春の件も自身の名誉毀損の問題は含まれていると思いますが、そうした物事を客観的な視点で見た上での正義感によるものがあったのではないでしょうか。それは端的にいえば、何年も前の出来事を後から「あれは同意ではなかった」と発言することでしょう。これを松本さんが何も言わずに謝罪や自粛などしてしまった場合、今後はこの手の報道で他の芸能人などはいつでも仕事を失うリスクがあります。芸能人に限らず、ちょっと有名な企業の経営者とか、高級官僚なども貶めようとすることができてしまいます。それはメディアが政治的に都合の悪い相手を失脚させることが可能になってしまうということです。スポンサー企業と競合している会社などに仕掛けることもできる世の中になってしまうかもしれません。
松本さんの件について、様々な議論が巻き起こり、テレビに復帰させるななどの意見も見受けられますが、問題を一点に集中して他は別の問題として捉えるべきです。その一点とは先ほども書きましたが、しばらく後になってからあれは同意ではなかったと主張し始めることです。
その一点に絞られれば、それを言ってくる相手の方がおかしいと思う人も多いのではないでしょうか。納得できなかったとしてもそれは週刊誌で伝えるというより、弁護士を通じたりして個人間で話し合えば良いはずです。いや、それだと8年前のことなので相手にされないでしょうと思われる方もいると思いますが、その通りです。8年前のことを言っても相手にされない可能性があるので週刊誌で伝えているのです。それならこの先も10年前のとか、50年前のあれは同意ではなかったとやるのが正しいのでしょうか。今一度、冷静に考えて欲しいのです。松本さんを責めるのではなく、同意ではない性交に関して声を挙げられるようにできる社会にするべきではないでしょうか。
もし年数は関係ないし時効も関係ないというのであれば、それは松本さんのせいではなく、法律などを変えるべきではないでしょうか。怒りの矛先を間違えていませんか。仮に松本さんがテレビに復帰できなくなったとしても世の中から不同意性交がなくなるわけではありません。誤解がないようにいえば松本さんはそもそも同意がなかったことを認めていないのですが。
何らかの罪が確定していない松本さんがテレビに復帰できなくなるとすれば、それはテレビや世論の民度が低いからです。テレビが一番やってはいけないことは冤罪です。かつて松本サリン事件でテレビ報道が無実の一般人を犯人に仕立て上げたことがありました。むしろその方は被害者だったのに。法的に問題がないのですから松本さんをテレビに出すのがメディアのあるべき姿だと思います。SNSで騒いでいるのは論外です。これからも疑われればテレビに出られなくなるようなことを続けていくつもりでしょうか。
以前の記事にも書いたことがあるのですが、東京オリンピックに関わっていた小山田さんやラーメンズの小林さんなどもテレビやSNSで、していないことまでやったことにされて辞任するということがありました。少し調べればわかることです。小山田さんのいじめとされていることの多くは修学旅行で同じ班になったクラスメイトがやったことであり、小林さんの件は昔のNHKのできるかなをパロディにしたネタで当時はアメリカなどでも大人向けのブラックジョークが含まれるアニメが流行していた頃です。いまだにご本人たちの名誉が回復されていないと感じるので、この件もかなりひどいなと思っています。
まだ世の中は漫画のデビルマンに出てくる人々のような状態で、今はスマホを手に入れているだけということなのでしょうか。早々に愚民化政策から脱却し、社会が良い方向に成熟することを願って終わりにします。
最後まで読んで頂きありがとうございます。