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平成の終わりに平成が始まった日の思い出話

| 31.3.19
平成の終わりの日に平成が始まった日の思い出話をしたいと思う。

平成の始まりは初日なので初めてという字でもいいのかもしれない。

記憶によればそれは日曜日だった。

実際に調べてみたところ1989年の1月8日で日曜日だった。

昭和天皇の崩御がその前日の1月7日、昭和64年は短かった。

夕方ころにニュース速報で、元号が平成と伝えられた。

小渕恵三が掲げている平成の文字をテレビで見た覚えがある。

ちなみにその色紙は竹下登の家に飾られていて、孫のDAIGOが持ってテレビに出たことがあるらしいが、家に置いておくと色々と危ないという理由で、現在は国立公文書館に保存されているようです。

ニュースで歴史的な瞬間が伝えられている時、家でお風呂が沸いていて、それを見てすぐくらいのタイミングで家族に促されて脱衣所に向かった。

一番風呂だったと思うので、多分おじいちゃんと一緒に入った。
実家の脱衣所のドアの裏には、のらくろクンのシールが貼ったままになっている。

これは当時放送されていたアニメで、田河水泡の『のらくろ』のリメイク作品だ。

のらくろクンのアイスに入っていたシールを多分、私が貼ったのだと思う。

これは今年になってからスマホで撮ったものなので、ドアの裏側ということもあってか、保存状態が良く、妙に新しく感じる。

ネットで調べてみたところ、のらくろクンのアニメはその前年の10月で終わっていて、この頃は赤塚不二夫原作の『ひみつのアッコちゃん』のアニメのリメイクが放送されていた。

その次の年の平成2年の1月7日からアニメの『ちびまるこちゃん』が始まる。

フジテレビ系列の日曜日18時から18時半までの枠だった。

のらくろクンのアニメの内容はあまり覚えていないが、エンディングを歌う女性2人がアニメと実写の合成みたいになっていて、当時の技術の粗さもあったかもしれないが妙に苦手で、いつも目を背けていた。

戦時中の漫画の『のらくろ』はその後しばらく経ってから古本で手に入れて読んだことがある。

自信はないが、平成の最初の日にこのシールを貼ったような気もしなくはない。

アニメは終わっていたがアイスなどのグッズはその後もまだ売っていたのかもしれない。

私はニュース速報を見てすぐのタイミングで家族に促されるまま、少し慌てて風呂へ向かったので、平成(へいせい)の言葉を聞き漏らしていたようだった。

当時はビックリマンチョコが大ブームで、おまけについてくるビックリマンシールが大人気だった。

私はお風呂に入りながら、新しい元号が(せいれい)になったと勘違いしていた。

(せいれい)といえば、精霊牛若(せいれいうしわか)というシールがあった。

牛若天子(うしわかてんし)がパワーアップしたキャラだった。

湯船に浸かりながら、新しい元号が精霊牛若と同じ読み方の(せいれい)になったんだなとしみじみ思いを馳せていた。

風呂から出てすぐに間違いに気がついた。

それからはその日だったのか、次の日だったのか覚えていないが、冬休みだったこともあり、テレビで下の名前が平成の人や平成(たいらしげる)という名前の人が特集されていたのを見た。

それにしても今になってみれば、せいれいはイニシャルが昭和と同じSだから聞き間違いにしても、いかにもなさそうな名前なのがわかる。

平成の次の元号はMTSH以外のイニシャルになりそうな気もするがどうなるのだろうか。

長い間、画数が10画以上の漢字は採用されていないらしい。

男系しか天皇を継ぐことはできないので、せめて愛子さまの名前そのままでもいいんじゃないかとふと思ったことがあるが、愛の字は画数が多いし、そもそも子供の名前を元号にすることはなさそうにも思える。

ただいえるのは、平成は終わる。

昭和が終わる頃は慌ただしかった。

昭和天皇の病状が天気予報くらいどのニュース番組でも毎日放送されていた。

昭和天皇が崩御すると自粛ムードになった。

少なくともテレビのバラエティ番組などはなくなっていた記憶があるので、冬休みを過ごしている子供の頃の私はいつもとは明らかに違う雰囲気を感じていた。

ても平成は計画的に終わりを迎えた。

生前退位という形式を取ったので、天皇は御存命のまま継承される。

ゆったりと、それでいてあっという間に平成が終わる。

昭和生まれの私はおそらく、私自身が明治生まれの老人へ抱いたような印象を若い世代に抱かれるようになる。

そして明日には新しい元号を受け入れることになる。

平成のネーミングは良かったように思う。

それだけに新しい元号がしっくりこないネーミングだったらどうしようという不安もある。

それにもし、私だけが違和感を感じていて、世間的には受け入れられる2文字だったらやだなぁとも思う。

もしくは私はいいと思っていてもツイッターなどで炎上するくらい不評だったりする場合も複雑な気持ちになりそうだ。

どの道、今の世の中で万人に受け入れられる年号になることの方が難しいようにも思う。

きっとどんな名前になっても反対する人は出てくる。

どうなるかはわからないけど、また新しい年号の元年の初日に風呂場のドアに何かシールを貼ってみようかと思ったりする。

※補足 この記事は平成31年3月31日(日)に作成されました。

記事にある通り平成の初日が日曜日なのと、年度末の今日が同じ日曜日ということから感慨深く思い出したことを書いています。

実際の平成の終わりは4月30日(火)で、新しい元号は5月1日(水)になります。

新しい元号の発表前日の期待と不安が入り混じった気持ちなども書いておきたかったのでこのタイミングになりました。

読み返した時に紛らわしいかと思い、補足させて頂きました。

最後まで読んで頂きありがとうございます。
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