最近のニュースで印象操作や投げっぱなしが目についた話 [ゴーン氏・ピエール瀧・児童虐待過去最多など]

15.3.19

最近ニュースを見て思ったことなどをつれづれなるままに書いていきたいと思います。

まずタイトルにもある通り、印象操作や投げっぱなしが目についた話です。

釈放された時のカルロス・ゴーン氏の変装が話題になりました。

マスコミは変装が謎だと煽ります。

ゴーンさんが着ていた作業着やヘルメットの会社にまで取材します。

NHKまでそうでした。

多分ですが、あれって黒い車と白い軽四が用意してあって、ゴーンさんが黒い車の方に乗って帰ると見せかけて、軽四で帰るという作戦だったんじゃないかと思うんですよね。

押し寄せてくるマスコミに気づかれずにこっそりと出るために作業着を着て職員たちに紛れるつもりだったのではないでしょうか。

ところが早い段階からカメラに撮られてしまっていたというのが真相のような気がします。

というか、私が見た映像では女性リポーターの声が入っていたのですが、え?あれゴーンさんじゃない?こっちから出るの?みたいな感じのことを言っていたと思います。

要するに通常とは別の出口から出ているのを知っているはずなんですよね。

それを都合良く切り取って、謎の変装としか伝えない訳です。

ニュースはもっとゴーンさんがどの法律のどういう部分に違反しているかとか、それについては法律の専門家の間でも意見が異なるところなどを争点として伝えて欲しいです。

素人ながら、過去に鈴木宗男さんの件やホリエモンの件や小沢一郎の件なども何が違法だったのか調べてみたのですが、よくわかりませんでした。

難しい話は視聴者がわからないとか、視聴率が取れないとかの配慮をしているのかどうかも怪しいですが、謎の変装のほうがインパクトが大きく伝わります。

話題性のみに焦点を当てた報道の結果、こんな風に憶測で考えるしかありません。

ピエール瀧の件も、自宅から韓国紙幣が見つかった、とだけ報じているニュースを見ました。

これも憶測ですがツイッターを見ていたらそれらしいことを解説している人がいて、理解できました。

韓国紙幣の1000ウォン札は日本円で100円くらいの価値だそうです。

詳しいことは知りませんが、コカインの吸引に巻いて使う紙としてコスパがいいのでしょう。

1000円札を燃やしていたらお金がかかってしまいます。

そういうことも何も伝えずに、ただ韓国紙幣が大量に見つかったと報じれば不要な憶測を招きます。

最近こうした報道の投げっぱなしが目についたという話でした。

あと、今日のニュースで児童虐待が過去最多という、もはやわざとなのか、データの扱い方が雑すぎるのか、よくわからない統計を発表していました。

それを伝えているニュースキャスターが検挙件数が最多と言っていました。

自分で言っててわからないのだろうか。

日本全国で児童虐待が起きた回数など誰にもわかりません。

もしかしたら去年の方が多かったかもしれません。

これはあくまでも児童虐待が発覚して警察が検挙している件数なので、明るみに出ていない虐待は含まれていません。

昨今の日本は少子化であり、子供の数が減っています。

それでも検挙されている数が多いということは、それだけ児童虐待の問題が社会に認知されてきて、児童相談所などが動いたからだと思われます。

以前よりも近所の人が通報することなども増えたからではないでしょうか。

逆に少子化で子供の数が減少しているからこそ、1人の子供に対する周囲の目が向けられることになり、虐待が疑われれば通報する件数が増加してきていることで、虐待が発覚して親が逮捕されるという形になったのではないでしょうか。

もちろん児童虐待は悪いことなので、そこに何かをいうものではありません。

でも検挙数の増加と虐待自体の増加は異なるものだと思いますし、不安を煽るような印象操作になっていると思いました。

ちなみに話が少しそれますが、何年か前に、私の携帯電話に見慣れない番号からの着信があり、かけ直したら児童相談所だったことがあります。

東京の番号で、その頃たまたまクレジットカードを申し込んでいたので、本人確認の電話かなと思ってかけ直したのです。

すると、電話の向こうで◯◯区の児童相談所です、と名乗るので、着信があったけどどういった話でしょうか?とたずねました。

そしたら、結構きつめの言い方で、児童相談所から着信があったということは心当たりはないですか?と逆にきかれました。

そうです、虐待している親だと思われているのです。

それで、ここ何年も東京に行っていないことや私は独身で子供がいないことなどを伝えると、間違い電話だったと思います、みたいなことで誤解が解けて終わりました。

多分、虐待をしているか、疑いがある親と電話番号が似ているんでしょうね。

この件だって、最近のマスコミの手法と同じ風に、[児童相談所から謎の電話がかかってきた]とだけ伝えて、間違い電話だったことに一切触れなければ、児童相談所の奇妙な行動として、印象を操作することは可能です。

電話がかかってきたことは事実なので、嘘は言っていない訳です。

何区だったかは今でも覚えているのですが、そこは内緒にしますけどね。

今、南米のベネズエラで発電所が致命的な故障をして停電し、6日くらい経っていることなどはほとんど報じられません。

インドとパキスタンの間で軍事的な緊張が起きていることなどもです。

昨年末にはインドネシアで火山活動によるものなのか、津波が起きて甚大な被害が起きました。

そういう深刻なニュースをほとんど伝えていないことの方がよっぽど奇妙で謎です。

ゴーン氏の作業着やヘルメットの会社がわかっても、世界で何が起きているのかわからなくなっています。

話題にしているニュースでさえ、視聴者の不安を煽ったり、疑問を抱かせたままでちゃんと報じてくれません。

これはもう、天気予報士みたいな感じで、マスコミも資格制にして、免許を持っている人じゃないと報じちゃダメとかにしないと、むしろマスコミという存在が社会問題になってきているのではないでしょうか。

報道の自由という以前のレベルになってきている気がします。

対策として海外のニュースをなんとか英語で知るようにしているのですが、それくらいしかできないのでしょうかね。

ちょっと悲しくなります。

解決策はいくつか思い付くのですが、ここで書いても仕方ないかもしれないのでこの辺にします。

最後まで読んで頂きありがとうございます。

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