反安倍が安倍政権を延命させてしまった件
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19.5.17
ニュースを見ていると偏向報道といってもいいくらいに安倍総理を叩く内容のものを見かけたりします。一番多いのはTBSで次はテレビ朝日でしょうか。
テレビだけでなく新聞や週刊誌やネットの書き込みだったり、そもそもは野党である民進党や社民党や共産党も事あるごとに反安倍的な情報を発信したり、何かを持ちだしては疑惑のまま追求したりもします。
ところが今のところ安倍さんを辞任に追い込むことはできていません。
それどころか反安倍的な勢力がいまいちだったことによって安倍総理の支持率が上昇し長期的な政権にしてしまった感じもあります。
ご存じの方も多いでしょうが、現安倍政権の前は毎年のように総理大臣が変わる短命な政権が続いていました。
安倍政権を批判する民進党だって、民主党政権の時には毎年のように総理が変わっていました。
長く続けばそれがいいかということではないかもしれませんが、長期に渡って政策を実行していくためには毎年総理が変わっていては困難です。
そういう意味でも安倍政権はやはりそれなりに評価されるべきでしょう。
私個人の評価としては、安倍さんの人柄や考え方はいい人だと思うけども、当初は自民党も安倍さんも支持はしていない感じです。
ただし他に代わる人がいないであろうことや、いわゆる反安倍的な勢力があまりにひどいために、 他の政党よりは明らかにまともだと思っています。
その上で、ここだけは絶対反対というものが一つあります。
それはいわゆるアベノミクスと呼ばれる経済政策です。
できれば反安倍的なマスコミや野党はいまいちすぎて、安倍政権が延命してしまっていると思うので、森友学園とか最近は加計学園など疑惑を追求してなんとか安倍総理を追い込もうとするのではなく、経済政策批判1本で勝負してもらいたいと思っています。
結局、憶測だけで飛びついてしまうから、疑惑を追求したら関与がなったり、印象操作だけで中途半端に終わってしまうので、反安倍の方が駄目な印象が残ってしまいます。
他にも集団的自衛権や特定秘密保護法や最近だと共謀罪のことで騒ぎ立てますが、結局それらもただ騒ぐだけで代案もなく、反安倍的な勢力は次第に支持を失っていくだけなのです。
安倍政権下において経済政策は上手くいっているように見えますが、未来の世代に問題を先送りしているだけです。
日銀の政策も何も上手くいっておらず目標通りに達成できていません。
日銀の黒田総裁を任命したのは実質的に安倍政権ですから、この任命責任をもっと追求すべきです。
日銀総裁の手腕という意味では黒田総裁よりも前任者である白川総裁の方が正しかったと思っています。
黒田総裁になって異次元バズーカとか呼ばれて景気が良くなったのではなく、白川総裁のやってきたことがやっと成果が出てきそうなタイミングで、黒田総裁になっただけです。
私個人としては円安よりも円高の方が正しいあり方だと思っています。
円安で得をするのは輸出企業ですが、実際、自動車業界等には良かったかもしれませんが、それでも日本の企業からすればごく限られた一部の業種に過ぎません。
それに本来であれば恩恵があるはずのソニーやシャープや東芝などの大企業もどれも上手くいってないでしょう。
東芝にいたっては円高だったら負債はそこまで膨らまずに済んだ可能性すらあります。
円高時には不利だと思われがちな輸出企業でも、海外の企業を買収したりなどして業績を上げることは十分可能ですし、実際そのようにしていた企業もあるのです。
日本経済全体を良くするのであればほんの一部の企業を儲けさせるために円安政策を行うべきではなく、円高政策に戻るべきです。
逆に日銀が円高を安定的に持続することを約束することで、円高を前提として国内のビジネスモデルが変わっていった方がはるかに建設的です。
単純に円安とは自国の通貨の価値を下げることになるので、それで海外から観光客が来て物が売れていいじゃんと思っていたら、それだけ日本人が外国に旅行して物を買う機会を失っているのです。
反対に円高になって海外の物を買う機会が増えるということは、それだけ外国の人を働かせていることになります。
ということは本来、国民が豊かになるというのは円高か円安か考えれば明らかだと思います。
ちょっと話がそれてしまいましたので今回はこの辺で終わりたいと思います。
反安倍的なマスコミや野党があまりにも不毛なところで揚げ足をとって安倍政権を追い込もうとしますが全くの無意味です。
第一次安倍政権と呼ばれた頃(お友達内閣とか呼ばれていた時代)、であっても安倍総理の致命的な体調不良によって辞任したのであって、反安倍的な勢力に屈したものではありませんでした。
そもそも何年も一国の総理大臣を務めていて、多忙でしょうし、わざわざ失速させるような不正などはやる暇も理由もなさそうなので、でっち上げた疑惑ではなく、既に行われた経済政策を追求すべきなのです。
安倍総理は度々アベノミクスは成功したと、具体的な数字も上げますが、そこには反論の余地は十分あります。
安倍総理のままだったら戦争になるとか表現の自由が失われるといったこともまずあり得ないと思いますので、わざわざ敗北しに行くのではなく、批判すべきは経済政策です。
おそらく経済政策については将来的に日本経済に綻びが出てアベノミクスが原因だったと判明した頃には安倍政権ではなくなっている可能性がありますので、本当に追求するなら今のうちだと思います。
ではこの辺で終わります。
最後まで読んでくれてありがとうございます。
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