苫米地英人の本を紹介
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26.5.17
ちょっとタイトルの方では呼び捨てになってしまっていますが、今までコミック以外で、同一の著者名で一番読んだかもしれないのが脳機能学者の苫米地英人さんの本です。正直にいうと最近出ているのは読んでいないのですが、今後まとめて読むことは十分あると思っています。
これから読んでみようという方は、最近のものや興味があるものから読むのが良いと思いますが、本の数が多いのでどれから読んでいいかわからないという場合もあるかもしれません。
そこで今回はその中から二冊だけ厳選して、おすすめする理由などについても書いてみようと思います。
あとで書籍のリンクを貼る予定ですが、一応アフィリエイトになっていますのでご了承下さい。
あと、おそらく今回紹介する書籍は出版時期が結構以前のものになっているため、電子書籍版になってリニューアルされているものもあると思います。
しかし同じ内容のものでも読んでいないものを紹介するのは無責任なような気もするので、ここでは実際に手にとって読んだ書籍のみをおすすめする形にしようと思います。
そのため購入する際にはより適した商品がないかもお調べした上でご検討された方がいいかもしれません。
まず最初におすすめしたいのは『知的生産力が無限大にアップする 超人脳の作り方』です。
題名だけ見るとちょっととんでもない内容だと思われるかもしれませんが、これはディベートの基礎や基本的な概念について書かれている本です。
この本には物事を論理的に考える上でとても役に立つことが書かれていると思います。
確か当時この本が出版される前に出版社が倒産したかしかけてしまって、発売が大幅に遅れていた記憶があります。
著者本人もブログで出版されることや執筆料や印税が入るかどうか懸念していたような気がします(間違えていたらすいません)。
もう一つおすすめしたいのは『努力はいらない! 「夢」実現脳の作り方』 です。
この本はタイガー・ウッズが不倫騒動を起こす前に書かれたもので、今読むとちょっと生々しい部分もあるかもしれませんが、タイガー・ウッズが一流のアスリートであったことは変わりがありませんし、例えとして出てくるのでその点については気にする必要はないと思います。
ここではコーチングに関する基本的な考え方や、アファメーションという、これも読んで頂ければ理解できると思うのですが、簡単に説明すれば、自分に言い聞かせることで夢の実現に繋がる手段とでもいうのでしょうか、そのアファメーションを自分で作る方法についても書かれています。
読んでいる当時は実際作ってみたりしたのですが、正直にいうとその後は実践はそれほどしなかったです(これを機会に実践してみるかもしれませんが)。
ここで私が数ある書籍の中からこの本を選んだ理由はそのアファメーションの作り方に関する記述が秀逸だと思ったからです。
一冊目にはディベート関連の本を紹介しましたが、この二冊目のアファメーションの作成の仕方についても論理的な思考が重要になってきます。
詳しくは書籍を読んで確かめるのが一番だと思いますが、ざっと簡単に説明すると、最初に実現したいゴール(自分が達成したいこと)についてそれが達成するできる理由やできない理由を考えて、さらにその理由が正しい理由や間違っている理由などをいくつも考えていきます。
自分の考えに対して反論し、更にその反論にも反論する。
それは独りディベートとでもいえるような、ものすごい論理的な思考を実践する方法でもあると思います。
この二冊の本を読んで、実践的な部分も試してみれば、論理的な思考を手に入れられると言っても言い過ぎではないかもしれません。
情報が氾濫している現代では論理的な思考をすることはとても大事なことだと思っています。
論理的な考え方が身につくと嘘や根拠の無い話にすぐ気付くことができるようになり限られた時間を無駄にすることを未然に防いでくれることもあるかもしれません。
今回、この二冊の本をあらためて調べてみたらどちらも2008年の9月に発売されているんですね。
出版社の事情で発売が遅れたりしたため実際の執筆時期は異なるかもしれませんが、おそらく200冊以上は発売されている著書の中から選んだ2冊が同時期に出版されていたのは調べるまで気が付きませんでした。
他にも様々なジャンルの書籍がありますが今回は特におすすめだと思う二冊について書いてみました。
それでは今回はこの辺で終わりにしたいかと思います。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
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