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京都アニメーションの放火事件と宮迫さんが契約解消の話

| 20.7.19
また凶悪な犯罪が起きてしまいました。

昨日、京都アニメーションの火災があり、これを書いている今の時点では犯人の名前が公表されただけで、詳しいことはよくわかっていません。

どんな理由があったとしても肯定されることのできない悲惨な事件です。

これからも真相の究明などが進み、新聞やネットのニュースなどでこの事件について報道されることになると思います。

そういう部分はマスコミの仕事なので、そちらを確認して頂いて、ここでは事件当日の午後、火災の状況を生放送で報じていたテレビ番組を見ていて思ったことなどを書いていこうと思います。

午後2時すぎくらいの各テレビ局の様子です。

ちょうどワイドショーを放送している時間帯でした。

中継で、京都アニメーションの建物が燃えている様子を流していたのは、フジテレビのグッディ、読売テレビ(日本テレビ系列)のミヤネ屋、CBCテレビ(TBS系列)のゴゴスマの3局です。

北海道ではTBS系列のこの時間は以前だと毎日放送のちちんぷいぷいでしたが2018年10月からゴゴスマへ変更になっています。

まず、いつもこのブログでは酷評しているミヤネ屋は本当に無駄な時間。

テレビを使った野次馬で、番組を見ていても何がどうなっているのかさっぱりわかりません。

専門家が火事の状況やガソリンが使用されているなどは的確に教えてくれるのですが、ミヤネ屋だけ見ていると、この火災が放火によって起きているものなのか、何かの事故で起きているのかさえわからないのです。

以前から日本テレビ系列(北海道のSTVは大丈夫ですが)は生放送に弱い印象です。

今日の午後に発表された宮迫さんの契約解消のニュースは、他の2番組は番組冒頭で速報として報じているのに、ミヤネ屋だけは1日前の京都アニメーションの火災の続報からです。

数年前に日本テレビのニュースZEROの裏側みたいな特集を見たことがあるのですが、どうやらこの局はやることをガチガチに詰め込んでしまうため、新しいニュースが入ってきても対応が難しいようです。

ニュースZEROの時は、急なニュースが入ってくると、アナウンサーが予定しているニュース原稿の内容を必死に削減して、その空いた時間でなんとか報じることができたという感じのことをやっていました。

過去にも朝のスッキリ!で、マイケルジャクソンの死亡や草なぎ剛さんが夜の公園で叫んで逮捕された件も朝になって急に入ってきたニュースなのですが、一切やらないという、生放送の意味があるのか、という状況でした。

で、話をミヤネ屋に戻しますと、火災のニュースをここから見ただけでは火災の原因が全くわかりませんでした。

ニュース番組では常に画面の上の方にテロップが表示されていますが、ミヤネ屋のテロップは京都アニメーションで火災が起きていることしか記載されていないからです。

これより時間が過ぎた夕方のニュース番組ではどんなニュースも意味不明な2文字で表すという視聴者への愚民化政策みたいな謎の試みがされていますが、それは別の話なので割愛させて頂きます。

ゴゴスマもテロップではこの火災が何によって起きたのかはわかりませんでしたが、解説の方では男が建物の中に入りガソリンをまいて火をつけたという内容に言及していたため口頭では伝えられています。

ミヤネ屋と同じく、いつもひどいニュース番組のグッデイがテロップにはちゃんと男が火を放ったか、みたいなことが書いてあり、テレビの電源を入れてすぐの時はまだゴゴスマでも解説はしていなかったので、グッディでなぜ火災が起きているのかを知ることになりました。

まず、ミヤネ屋は何を伝えるべきか、日頃から考えるべきでしょうね。

先月くらいにもどこかの地方で大きめのリサイクルセンターの倉庫が燃える様子をミヤネ屋で生中継していたのですが、その倉庫の大きさを伝えてくれないので、火災の規模がよくわかりませんでした。

この時も倉庫が燃える様子を見ながらスタジオで、宮根さんが燃えていますね、とか煙が出ていますね、などと流暢にその場を繋いでいるだけで、テレビを使った野次馬みたいな感じでした。

忘れてはいけないのは東日本大震災の時に、その頃はフジテレビ系列はまだドラマの再放送だったので、生放送をしていた局は今よりも少なかったのですが、その中で放送中だったミヤネ屋が地震が起きた後は震災を報じることなくCMばかり流していたことです。

たまにCMから戻ると、誰もいないスタジオが映し出されてすぐにまたCMに入り、そのあともずっとCMばかりでした。

読売テレビは大阪にあるはずなので、本来なら揺れが大きかった東京のテレビ局よりも地震のことを報じることができた、というかすべきでした。

津波の情報を伝えることができたら助かっていた命もあるかもしれないのです。

スポンサーへ配慮して、CMを絶対に飛ばさないためなのか、生放送の番組構成を詰めてしまうことはやめましょう。

緊急の時はCMを流さなくてもいいような契約をしましょう。

テレビは緊急時には命に関わるインフラになる場合があるので、民放だからといって対策を怠るのはやめて頂きたいです。

実際に、昨年の北海道の胆振で起きた地震で停電になった時に、私が持っていた電池式のワンセグではNHKが映らないということがあり、民放しか見ることができなかったのですが、CMばかりで地震の情報がわからないということがありました。

京都アニメーションの火災の件についても、テロップに火災の原因を一言でも記載しておけば状況を伝えることができるのに、これがもし番組を視聴している時間を稼ぐためにわざとやっている場合は言語道断で悪です。

そうじゃないならば、ニュースを伝える時の優先順位すらわかっていないか、視聴者からの目線に立っていないということなので、いずれにしても見るに耐えない内容です。

もちろん東日本大震災の教訓から、何か大きな事件があった時はミヤネ屋を見ないようにしているのですが、それでも情報が錯綜している状況ではチャンネルを切り替えて少しでも別の情報を知りたいときもありますので、仕方なく見ることもあります。

実際は日頃から視聴率がよく一般的に受け入れられている番組で、スポンサーも多いでしょうから改善しようとは思っていないんでしょうね。

ミヤネ屋ってスポンサーが多いのか、やたらとCMに入りますし、CMの時間も長いような気がします。

何がいいのか私にはさっぱりわかりません。

宮迫さんが吉本の契約を解消された件は、今日発売されたフライデーの記事がトドメになったような形でしょうか。

金塊を強奪した犯人らと写っている写真などが公開されていました。

宮迫さんの司会は編集の魔術もあるかもしれませんが、無駄が少なく的確に笑いを取っていることが多いので、司会者としてはもっと評価されてもいいと思っていたので残念です。

ただ、先日のオレオレ詐欺グループとの闇営業での謹慎中に、3年前のこととはいえ別の反社会勢力との繋がりが発覚するようでは、仮に復帰したとしても単純にスポンサーが付かなくなってしまいます。

能力があってもスポンサーが付かなければテレビタレントとしては致命的なので、テレビ業界から退くことになったのは仕方ないことだと思います。

もう昔の破天荒な芸人の時代は終わってしまったのです。

今は問題があるタレントがテレビ番組に出てしまうと、スポンサーへクレームがいくようになり、スポンサーは大企業が多いので、株主や顧客からも文句を言われてしまいます。

先日のピエール瀧の件でも撮影が終わっている映画やテレビゲームはどうするのかとか、CDが発売中止になるなど、何をしたかにもよりますが色んな方面へと悪影響が出てしまいます。

宮迫さんの件は、謹慎中だから引退会見もできないのかもしれませんが、けじめをつけるなら会見はした方が良かったんじゃないかと思います。

というか、今後どうなっていくかわかりませんが、闇営業を行った他のお笑い芸人さんたちは謹慎期間を経ても復帰しづらい流れができてしまいましたね。

特にロンブーの亮さん辺りは、引きずられるような形で辞めざるを得ないくらいの空気になっています。

本人たちに反省の気持ちや復帰後の意欲があったとしても、スポンサーが付かなくなれば終わってしまうので、かなり厳しそうな気がします。

YouTubeなどのネット上で活動するくらいしか道がないかもしれません。

あとは地道に正規の営業で、テレビではないところでやっていくことかもしれません。

それにしても一番悪いのは反社会勢力そのものなので、マスコミはその辺をもっと厳しく追求すべきだと思いますけどね。

あと、変なルールかもしれませんが、話題になる前に事前に自らがやらかしてしまったことを公表して謝罪すれば、あとから発覚するよりは罪が軽くなるような仕組みみたいなのがあればいいのになと思います。

例えば、今回の件で、他にも闇営業をしたり反社会勢力と繋がりがありヒヤヒヤしている芸人が、先に実は何年前にこういうことがあったんだと謝れば、既に収録済の番組にも出たままでも良く、CMや映画も中止にならない仕組みとかですかね。

そうじゃないと今回の宮迫さんみたいに、バレればバレるほど損なので、嘘を付いたりしてそれがさらに重くのしかかるということは起きにくくなると思います。

それにしても、闇営業で得た100万円をオレオレ詐欺の被害者たちの団体に寄付したそうですが、詐欺で得たお金を寄付するって何か違和感があるのは気のせいでしょうか。

お金の問題ではないでしょうけど、その倍以上は寄付しないと、詐欺師のお金がそのまま被害者に戻っただけみたいな感じがしてしまいます。

宮迫さんには相方と嫁やお子さんや変わった妹さんなどがいます。

お金は十分に稼いだと思うので、芸人をやめても食べていけるとは思いますが、孤立することでますます闇勢力との繋がりを深めてしまいそうな懸念もあるので、そこは気掛かりな点もあります。

先月の松本家の休日という番組では楽しそうにUSJで遊んでいたのに、なぜこうなったのか。。。

たまたま録画していたので見たのですが、なんだかね。

個人的にはこれまで周囲に「迫」が付く名字の方がいなかったので、「さこ」と読むことを知った最初の人物でもあります。

深夜の頃の30分番組だったアメトークが最初はそんなに人気のあるバラエティ番組ではなくて、確かメガネ芸人というのをやってからテーマでくくるというので、大ヒットするようになるんですよね。

メガネ芸人の回はたまたま野球が延長したかなにかで録画されていて、これは何か新しい枠組みの番組だとその時から興味を持つようになりました。

今のところアメトーークという番組名の変更もなく、番組も継続していくようなので、どうなっていくか気になっています。

特にアメトーークはDVDも売れているので、これまでの分は仕方ないとしても、これから収録される予定だったものとかは、色々大変そうですね。

長々と書いてしまったのでそろそろ終わりにしたいと思います。

最後まで読んで頂きありがとうございます。
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