岡本社長の会見の感想 [吉本側の言い分]
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23.7.19
なんか、連日この件に何かしらの進展があり、珍しく4日連続でブログ記事を更新しています。妙な責任感みたいなものでしょうか。
動画は前編と後半があります。
前編
後編
宮迫さんと亮さんの会見よりもよりも倍くらい長かった。。。
この動画は産経ニュースさんの生中継ですが、他のマスコミでもライブ配信している動画がいくつもある中で、前編だけで100万再生を越えています(後編は50万再生)。
今これを書いているのは会見があった日の夜中です。
いかに注目を集めていたかがわかります。
フタを開けてみれば、まぁ、、、ぐだぐだです。。。
会見はすべきだと思っていましたが、ここまでひどいと逆にやらなかったほうがいいかなと思うレベルの内容です。
宮迫さんへの契約解消は白紙に戻り、亮さんは契約解消ではなかったのですがそれも撤回という形になりました。
それ自体はウルトラC技のような奇跡みたいな話のようにも思います。
なぜこんなに岡本社長の会見は下手なのでしょうか。
芸能事務所の社長とはいえ話が上手いとは限らない、ガチガチに緊張していた、単純にそんなに賢くない、慎重に答えようとしすぎていた、疲れていた、お山の大将みたいになっていて世間との温度差に気が付いていない、辺りの理由でしょうか。
これでは不安になっていた芸人さんたちの気持ちは晴れないどころか、不満がより増大してしまいそうです。
岡本社長と大崎会長は1年間の年俸50%カット。
大企業なので半分になってもそこそこもらえてそうですが、これは実際にはかなり反省の表れだと思っています。
世間的にはそれでも非難されてしまいそうですが。
でも、社長を辞めるべきかというと、そこまでは思いませんでした。
そもそもは反社会勢力が悪いのであり、宮迫さんが嘘をつかなければここまで大きくならなかった話だからです。
宮迫さんが復帰できるような道は開いたのですから、社長が責任を取って辞める必要もないと思います。
ただ、テープ回してないやろなは冗談、おまえら全員クビにしたるからなは場を和ませるためだった、は本当にそうだとしても厳しいです。
そうだとしても、それについては全力で反省して気を付けることは会見で伝えるべきだったかなと思います。
加藤浩次さんが朝の情報番組で、社長と会長の態勢が変わらなければ、吉本を辞めると強い口調で批判していました。
会見後に加藤さんと話し合いの場を設けているそうですが、会見を見た限りだと加藤さんが納得できる内容ではなかったと思います。
明日のスッキリ!がどうなっているのか気になっています。
ということは、明日も妙な責任感で、ブログの記事にすることになるのか。。。
亮さんが言っていた、在京5局と在阪4局でしたっけ(数字は適当なので間違っていると思います)が吉本の株主だ発言は、おそらく法務部長の弁護士さんの言っていることが多分正しいと思います。
記者会見をするならテレビ局にとって都合の良い時期と日時にすべきだ、だってテレビ局は株主(というか日頃から世話になっていて取引先でもあるから)だから、という理屈は間違いではないと思います。
会見の冒頭でも岡本社長が、参院選が終わったばかりで(マスコミ関係者が)忙しい中お越し頂き、と言っていることからわかる通り、宮迫さんと亮さんの会見はできれば選挙が終わってからにしたかったのが本音ではないでしょうか(それで2人には吉本を辞めない限り会見させたくなかった可能性)。
ただ、わざわざそういう言い方をする必要はなかったはずで、事実、亮さんにこのような形で暴露されてしまうと言葉が一人歩きして、とんでもない発言かのようになってしまいます。
亮さんは契約解消を覚悟で会見に望んでいたので、人前で自分の意見を伝えることができる最後の場所になりそうだから洗いざらいぶつけてしまおうということで、そのことを言ったのでしょう。
これに関しては、吉本側の隠蔽とかでもなくて、単純にテレビ局に迷惑を掛けたくなかったからだと思います。
興味深かったのは、スポンサーに反社会勢力がいた可能性の質問に及ぶと、民放チャンネルは全てコマーシャルに入ってしまいました。
ちょうど各局のワイドショーがそろそろ終わるくらいの時間帯だったので、CMに入れたり番組を締めないといけないという事情もあったかもしれませんが、全部の局がCMに入ったのはこの時だけでした。
できれば、CMに入る時間帯は、各局でずらして欲しかったですね。
スポンサーを多く抱えていて、日頃からCMがやたらと多いミヤネ屋は、フジテレビのグッディがCMに入ったタイミングで、被せるようにCMに入っていました。
本当に卑怯ですね。
スポンサーのくだりではCMに入っている時間も相当長かったです。
でも基本的にミヤネ屋を見るのは時間の無駄だと思っているので、他局がCMに入っている時だけ見るようにしていました。
ワイドショーを見ていて思ったのは、まずコメンテーターにお笑い芸人が出ていることが結構あるのですが、その芸人さんが吉本所属なのか、吉本以外の事務所なのか、まずハッキリと番組の冒頭にでも伝えないといけないかなと思いました。
私は元々お笑い芸人さんの所属事務所をだいたい把握しているので、説明がなくてもいいのですが、非吉本の芸人さんが踏み込めていない客観的なコメントをした場合に、それを知らない視聴者はなんて冷たい人なんだろうって思ったはずです。
逆にグッディに出ていたトレンディエンジェルの斉藤さんは熱い口調で、吉本を批判していました。
ゴゴスマに出ていたオアシズの大久保さんは人力舎なので、コメントに困っていたようにも見えました。
せっかくなら吉本の芸人さんを出演させた方が良かったのかもしれません。
結局テレビってそんな初歩的なことすら視聴者に伝えられていないので、そりゃニュースも上手く伝えられないですよね。
会見を見て思ったのは、宮迫さんも岡本社長もどっちもどっちということですよ。
売れている芸人さんと大きな会社の社長だけれども、決して超一流とかではないということです。
こんなもんなんだよってところです。
だからどっちが責任を取って辞めろという話でもなくて、ぐだぐだな企業なんてたくさんあるじゃないですか。
その中の1つの会社で起きたことを、公共の電波やネットを通じて、ただ見せられているだけみたいなものです。
答えなんてものはなく、説明責任を果たそうとしてそれがうまくいかなかっただけです。
芸人さんのいる老舗の事務所なので、もう少し歯切れのある受け答えができれば良かったとは思います。
これがテレビ業界を支配しているといえば大袈裟かもしれないが、巨大な企業まで成長した吉本のトップの会見かと、期待するだけがっかりしてしまうだけです。
今後、お笑い芸人やファンの人たちが吉本の上層部を引きずり下ろそうとするかもしれませんが、自分達が所属している会社ですからやれる範囲で行動にでる権利はあると思います。
でも、お笑いは好きで結構見ているほうですが、結構どうでもいいかなと今は思っています。
何かその考えが覆されるような出来事がない限りは、それこそ一般の視聴者は[静観]でいいのかもしれません。
また動きがあれば記事にしたいと思います。
最後まで読んで頂きありがとうございます。