平行線のままらしい吉本興業と加藤さんの件 [紳助さんの記事の話も]
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25.7.19
妙な責任感から普段は不定期更新のブログを気が付けば、6日連続で記事にしていました。加藤浩次さんと大崎会長の面談は、平行線のまま終わったということで、明日なにか急展開とかがなければ、一旦これで一連の記事は終わりにしようかと思っています。
でもね、平行線のままということであれば、おとといのスッキリ!で吉本を辞めると強い口調で言っていた加藤さんは、本来ならそこで辞めてもおかしくはなかったはずなんですけどね。
トーンダウンしてしまった感は否めないような気がします。
もしかしたら昨日の記事にも書きましたが、松本さんなどの先輩芸人さんから説得されていたり、大崎会長に弱みを握られたとかもあるかもしれません。
相方の山本さんの時にどれだけ苦労したのか、みたいなことを言われたとしたら冷静にならざるを得ません。
スッキリ!を2日連続で予約しましたが、もう明日からは録画しないで様子だけ見たいと思います。
相変わらず、午後のワイドショーの時間帯ですが、いまだにコメンテーターのお笑い芸人が吉本所属かどうかを視聴者にわかりやすく説明しないので、温度差を感じます。
やっぱりな、と昨日の記事にも書きましたが、ナイツの巨人戦の前の漫才で吉本の騒動の件をネタにしていましたが、彼らが吉本ではないマセキ芸能所属ということはどこも伝えていませんでした。
フジのグッディ!では島田洋七さんがゲストに出ていました。
ミヤネ屋ではどうでもいいけど吉本の元マネージャーが中継で出ていました。
島田紳助さんの文春の記事についての言及もありました。
有料のノーカット版は読んでいませんが、ネットで無料版の記事は読みました。
ちなみに紳助さんが漫才師になろうと思ったのは、島田洋七さんの漫才をテレビで見たからだそうです。
大崎会長はダウンタウンの初代マネージャーとしても知られていますが、お笑い芸人の養成学校のNSCの初期スタッフみたいな感じだったと思います。
当時は、お笑い芸人といえば、師匠に弟子入りするのが常識ですから、吉本からも芸人さんからも冷遇されていたような部署です。
記憶が定かではありませんが、何かの本で、大崎さんは会社では窓際族みたいな感じだったそうです。
そこから一期生のダウンタウンを成功に導いたこともあり、養成学校も毎年1000人以上入るらしいので確か40万円くらい取るらしいので、会社の利益に大きく貢献した人物なのは間違いありません。
昔のダウンタウンのラジオ番組で、当時マネージャーだった大崎さんが急がしすぎて、松本さんの住んでいるところのすぐ近くで車中泊していたこともあったみたいな話をしていたのを聞いたような気がします。
ダウンタウンが面白いのになぜ売れないのか、松本さんと喫茶店で話し合った結果、若い人向けの劇場がないことに気が付いて、そこから二丁目劇場でしたっけ、そういうのを作って若い世代から絶大な人気を得るようになったという再現ドラマみたいなのを見たことがあります。
そんなダウンタウンがまだNSCの養成所にいた頃、先輩芸人たちの前で漫才を披露することになりました。
その中に島田紳助さんもいて、たこ焼きを食べながら2人の漫才を見ているのか見ていないのかよくわからないような様子だったそうです。
実はその時、紳助さんは2人の漫才に衝撃を受けていました。
紳助さんが漫才をしていた頃は、漫才ブームと呼ばれている時代です。
若手の漫才師たちがアイドルみたいな人気を誇っていました。
ダウンタウンがデビューした頃にはブームが終焉していて、焼け野原のような状況です。
紳助さんは自分達の漫才が思っているところでウケていないことや、同じくブームの渦中にいたビートたけしさんの言葉から、このままではいけないというような危機感を持っていた時期です。
確か、たけしさんは「これからはおまえらの時代だ。」みたいなことを言っていて、褒められたのかと思いつつも何か違和感を感じていて、紳助さんも早い段階でブームが一過性のものであることに気が付いたのです。
その時、舞台では兄弟子の島田洋七さんが無邪気そうに漫才をしていたそうです。
紳助さんのコンビ、紳竜の漫才はDVDになっていて、持っていたので見たことがあるのですが、その解説をしているのが洋七さんで、自分の漫才の解説をしていいのは洋七さんだけと言っていたのが印象的でした。
そもそも洋七さんの漫才を見て、芸人を志したことからも尊敬の念があるのでしょうね。
で、今回の騒動で文春に答えた内容の中で、大崎さんが辞めたら吉本が潰れると言っていたのが印象に残りました。
これは憶測ですが、紳助さんはNSCの授業にも協力していることから、少なからず大崎さんを気にかけていたことがわかります。
その後、ダウンタウンを成功させて会社も大きくしていたのを目の当りにしているので、やはり大崎さんにも敬意を表しているところもあるのかもしれません。
逆に紳助さんはコンビを解散してからピンで売れるまで少し時間がかかっている時期があるので、ダウンタウンが売れているのを見た時は複雑な気持ちだったでしょうね。
コンビ解散の理由としてもダウンタウンの漫才を見てかなわないと思ったみたいなことも言っている一方で、ダウンタウンが漫才は始めた時に最初にカバーして練習していたのが紳竜の漫才だったと聞きます。
あと、宮迫はもっと偉くなってから会社に文句を言え、みたいなところも紳助さんらしいというか、会社を離れて何年も経っているのに的確に状況を捉えてアドバイスしているのはさすがという感じです。
ちなみに紳助さんは反社会勢力との交流で引退したというよりは、サイドビジネスのことなどで週刊誌にあることないこと書かれていて不満だったのと、その前に女性社員への暴力で謹慎したことがあり、そうしたものが積み重なって、もういいやって感じの引退だったと思います。
吉本興業100周年の時だったかに、大崎さんが今でも紳助さんに戻ってきて欲しいみたいなことを言っていたので、会社から辞めろといわれたのではないのがわかります。
世間的には、宮迫さんが契約解消になったのに、ああいう会見をさせてしまったからといって撤回したことが普通の企業ではあり得ないと話題になっていました。
でも、"普通"はやめましょうよ。
吉本が普通の会社だったらここまで大きくなっていないと思います。
厳しすぎて辞めた社員や芸人さんもたくさんいると思います。
ある意味では社員や芸人だけでなく、幅広い層に、夢を見せてくれている会社でもあるので、素人の私からすると今回の件は一度だけ大目に見たいなと思っています。
反社会的勢力からギャラをもらったのは悪いことだけど、そもそも反社会勢力が悪意を持って直の営業を依頼し、反社会的勢力なことは隠している訳ですから、悪の根源はそっちじゃないかと思います。
そっちは誰一人として名前も出ずに、謝罪会見なんてものもあり得ないのですからフライデーもどうなんだろうなと思います。
確かフライデーは過去に松本さんに訴えられて裁判で負けたことがあります。
それどころか、たけし軍団に襲撃されてますからね。
今とは時代が違うとはいえ、たけしさんは今でもテレビに出ていますし、東国原さんは政治家にもなりましたからね。
今回は平行線のままということで、特に真新しい進展がなく、なんとなく吉本関連で知っていることを書いてみましたが、岡本社長の会見みたいにぐだぐだになってきたのでこの辺で終わりにします。
最後まで読んで頂きありがとうございます。