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禁煙に成功した時の話2

| 25.7.17
 前回は私自身の喫煙歴の一部や禁煙をする際に参考した本などについて書きました。
 
 『喫煙に成功した時の話1』

 今回は実際に自分がどのようにして禁煙を始めて、どのように吸いたい症状を克服していった過程などについて書いてみたいと思います。

 一応ここだけ読んでも内容がわかるように心掛けています。
 
 ちょっと私の場合は特殊な状況なので、全く同じ方法でやめられる方は条件が限られるため難しいかもしれませんので、そのあとにもっと大事だと思っている、そしておそらく誰にでも応用可能な、その頃に考えていたタバコの機能に関することも書きます。

 私は10年くらい前に一度、会社を辞めていて、そこがものすごく多忙で休みがほとんどないようなところでした。

 辞める日の当日まで、引き継ぎも気が抜けない感じで、でも逆にいえば辞める時にはほぼ全てが片付いて、いきなり自分の自由な時間ができたのです。

 とりあえずその職場の最後の勤務を終えて家に帰った時にはクタクタで、しかしながらものすごいスッキリした感じで、この時にタバコを吸った時に、ふとこれを最後のタバコにしようかなと思ったのです。

 そのまま久し振りに時間を気にせず、たっぷりと睡眠をとって目が覚めると、熟睡した感じもとても久し振りに感じました。

 そこで禁煙することを思い出した時に、とりあえず予定がないので、タバコを吸いたくなったら布団から出ないようにすることにしました。

 それで最初の3日くらいは極力、布団の中で過ごしていました。

 これは持論ですが、禁煙という3の付く数字を一区切りに考えると、目標の設定にもなりますし、対策も講じやすくなります。

 最初は30分我慢、3時間我慢でもいいですし、3日間は歯を食いしばってでもひたすら我慢していきます。

 そしたら次は1ヶ月では間隔が長いので、3週間を目安にして禁煙を続けていきます。

 私は4日目で既に厳しい感じがしていましたが、某ニコレットという禁煙のガムのサンプルをいくつか偶然もらっていたので、試してみることにしました。

 確かニコレットの説明欄には禁煙を始めてすぐに使用して、禁煙から何日か間が空いたらもうガムは使うなみたいなことが書いてあったのですが、お構いなしです。

 これが自分の場合にはうまくいって、どうしても我慢できない時には禁煙ガムで気を紛らわせることができたので、その後も買い足して、3週間の禁煙に成功することができました。

 本当はニコチンパッチみたいなシールで貼って皮膚からニコチンを吸収する方法もやってみたかったのですが、当時は禁煙外来みたいな診察を受けないと処方されない感じで、薬局では売ってなかったと思うので、試すことはできませんでしたが結果としては禁煙に成功しているので良かったと思います。

 そこからは3ヶ月の禁煙を目指すことにして、次第に禁煙ガムの摂取量も減らしていき、だんだん何日かに1回みたいな感じになっていきました。

 そして3ヶ月が経つ頃には一応ニコチンガムはとっておいてありますが、使わないようになっていました。

 次は3年というのはやはり間隔が空きすぎているので、そこは素直に1年を目標にしました。

 それでも心のどこかでは3年もてば禁煙成功だと思っていいなという感じもありました。

 3ヶ月目からはあえて、積極的にタバコの依存から逃れたい感じがして、何か新しいことをやってみたいなと思うようになりました。

 禁煙をきっかけにマラソンを始める人がいますが、その気持ちがよくわかります。

 私がそこで始めたのは原稿用紙10枚以上の短編小説を書くことでした。
 
 一応、禁煙とは全く関係ありませんが参考までにその時に読んでいた本がこちらです。

 

 ただレビューにも書いてある通り、具体的に原稿用紙10枚以上書く方法については載ってなかったと思いますので、そんなに参考にはならないかもしれません。

 それまで文章を書いたり考え事をする際にはタバコが手放せませんでしたし、3ヶ月経っても文章を書く時にはタバコが吸いたくなっていたのですが、あえて積極的に長い文章を考えて書くという、ある意味ではマラソン的な要素を持って始めることにしました。

 このブログをPC表示した際に右側に、別サイトで過去に書いた小説へのリンクがありますが、その中の一部にあるのが、その当時に書かれたものです。

 それまで長い文章は書いたことがなく、原稿用紙換算で10枚以上というのはとても大変でしたが、これはもしかするとマラソンをしている人と同じで、タバコをやめたことで得られなくなった脳の快楽物質を他の行動をすることで補っていく行為なのかもしれません。

 きついけれども心地の良い感じもあったので個人的には良かったと思っています。

 あと、禁煙してからは私の場合は、夢の中でタバコを吸っている夢を何度も見ましたし、数年経っても見ることがありました。

 夢の中で「あ!吸ってしまった!」とか「あれ?俺禁煙してたんだっけ?」みたいな感じになることがよくありましたね。

 それもだんだん見ることはなくなってきました。

 稀に今でもタバコ吸いたいなと思うこともない訳ではありませんが、完全に非喫煙者の目線でそれを考えているような感じです。

 あと面白いことに、過去に自分がタバコを吸っていたという記憶がいい具合に都合良く忘れてしまうものなんですね。

 昔は毎日、数十本吸っていたものが、その頃の出来事とかをテレビで見たりしても、全くタバコのことは抜け落ちたまま懐かしいと思うことがあります。

 ただタバコは必ずしも吸ってはいけないものだとは思っていません。

 それまでには何度か禁煙に挑戦して失敗したこともあり、その都度、反省したり、また挑戦してみようと思うことが大切だと思います。

 前回の記事の続きにもなる部分ですが、脳は否定的な言葉も肯定してしまうという話があります。

 例えば、まさに禁煙に関してですと、「禁煙したい」というのはタバコを吸わないことですから「タバコを吸わない」と何度も頭の中で思ったとします。

 脳が否定的な言葉も肯定してしまうということは「タバコを吸わない」という言葉が「タバコを吸う」と認識するようなものなのです。

 そこで一つコツというか禁煙に関する考え方のヒントになるかと思いますが、あえて「しないということをする」という言い方に変えてみたり、その独特な感覚を上手く掴むようにするのです。

 「タバコを吸わないということをする」という感じです。

 「 Aをする」のA にタバコを吸わないということを意識して当てはめるような感じです。

 「タバコを吸わない」も良くありませんが「我慢する」や「気合いでやめる」もゴールが見えなくなりますので、そういう思考に陥らない方法に変えるべきです。

 ただ、最初の3日くらいまではとにかく気合いで歯を食いしばってでも我慢するのは個人的な経験としては有効ではないかと思っています。

 もう一つ個人的には大事だと思っているタバコの機能に関する考え方があるのですが、長くなりそうなので、また次回にしようと思います。

 続きの記事を公開しましたのでこちらもどうぞお読み下さい『禁煙に成功した時の話3』

 3話で完結となります。

 いつも最後までお読み頂きありがとうございます。

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