今回はかなり些細なことかもしれませんが、個人的には結構重要なことだと思っているので書いてみようと思いました。
その前にいきなり話が少しそれてしまうのですが、これも一度は書いてみたかった個人的な玄関での対応について少し書いてから本題に移ろうかと思います。
まずブログの方には何度か書いているのですが、私は現在、地方の田舎の方に住んでいて、実家暮らしです。
インターホンには音声やモニター等で事前に家にいながら来訪者と会話したりする機能はなく、ピンポンと音がなるボタンのみになっています。
ドアスコープもなく、玄関がすりガラスになっているため、玄関に出た時点で相手には家の中に誰かいることがわかってしまいます。
田舎とはいえ、玄関には鍵がかかっていますし、宗教の勧誘や飛び込みの営業マンが来ることもあります。
そのため私は基本、家にいても居留守を使っています。
ただ来訪者が名乗ってくれれば対応しています。
ところが用事があるのに名乗らない人が多いということがわかってきました。
配達や集金に来た人や親戚のおじさんおばさんでも名乗らない人が結構いるのです。
配達の場合は私宛の荷物は時間指定で把握しているため問題ないのですが、実家なので家族宛のものや急に送られてきた荷物の場合はそういうことが起きます。
名乗ってくれれば全然出るのに、同じ配送会社でも名乗らない人と名乗ってくれる人に分かれています。
あと集金はまた来てもらうのも悪いのでなるべく料金を建て替えて対応したいのですが、それでも名乗らない人が多いですね。
親戚のおじやおばも事前に来るのがわかっていればいいんですが、急に来ることが多くて、待たせてしまうことが多いです。
このように用事があっても名乗らない人が意外と多いので、一応、来訪者が玄関の前に長くいるようだったり何度もピンポンを押したりドアをノックしている場合は、玄関までは出て行くこともあります。
そこで「はい?」と何度も聞いて相手が名乗るまでドアは開けません。
そこで配達や集金の場合は名乗ってくれますし、親戚のおじやおばは「出ないな~とか、いないのかな~」と声を発してくれればそれでわかるのでそこでドアを開けています。
本当は親戚のおじやおばでも名乗らなければ出ずに、なんで出ないのかという話題になって、宗教や営業の勧誘があるから名乗って欲しいと伝える機会がないかと思ってるのですが、そこまでする前に開けてしまいます。
これを読んでさすがに過剰に厳しすぎじゃないかと思う方もいたかもしれませんが、私個人としてはこれが逆の立場だったら必ず名乗るはずなので、名乗らない人の気持ちが理解できないし、わかっていないのであればそれを機会に伝えたいと思っているのです。
私自身は飛び込みの営業マンはしたことはありませんが、少しそれに近い仕事をしていたことがあり、何もこちらにやましいことがなければ会社名を名乗りますし、留守や居留守であれば名刺を投函したり、その名刺自体にこういう目的で訪ねました、また後日来ますと書くこともありました。
それはたまたま自分がいた会社でそう教わったというのもありますが、営業マンが無言で帰っていくのもそれはそれで理解できません。
本当に留守だったら来たことにすら気が付かないので、なんてもったいない時間使い方だろうとか、契約しなくてもいいくらい余裕があるのかなと思ってしまいます。
営業マンは名刺やパンフレットを投函しておけば、万が一その製品やサービスに興味を持ってもらえれば客の方から連絡が来る可能性だってあるのに、なぜ何の痕跡も残さずに帰っていくのかよくわかりません。
たまに上記のような理由で居留守をしたあと居間の窓から企業名の入った車が通り過ぎていくのが見えることがあるのです。
そんな営業マンは対面であれば契約に持っていける自信でもあるのなら別ですが謎です。
さて、少し話はそれましたが、これらの個人的な事情や考え方なども踏まえた上で本題に入ろうかと思います。
先程書いたように自分宛ての荷物であれば配達時間を指定しているためそのようなことは起こらないのですが家族宛てで事前に聞いていなかったり、急に向こうから送られてくる荷物がある訳です。
そうでなくても集金や突然やってくる親戚のおじやおばもいます。
これが居留守をすることよりも以前の話で、オンラインゲーム中は手が離せない場合があるのです。
これがDVDで映画を見ているとかなら一時停止にできますし、通常のオフラインのゲームだったら最悪でも途中で放棄して対応できるとは思います。
あと、後述しますが、たかがゲームとは言わないで下さい。
オンラインゲームはそのゲームによってもちろん異なりますが、自分一人だけではなくネット回線を通じて他のプレイヤーとゲームをしている場合があります。
プレイヤーといえばこの場合はちょっと軽々しい言い方になっているかもしれませんので、日本や世界のどこかに実在している人と繋がっていると言い換えてもいいかもしれません。
これを途中で手離したり放棄することになれば、他人に迷惑を掛けることになるのです。
また、たかがゲームと思われるかもしれませんが、オンラインゲームでは他人に迷惑を掛けたり、ゲーム内の通貨で詐欺行為をした場合に処罰される可能性があります。
そのゲームができなくなる場合だけではなく、現実の法律によって罪になる可能性だってあります。
ということは今、何のアポイントもなく来訪して玄関でインターホンを鳴らしている人と、既に何かしらの合意の上で同じコンテンツをプレイしているゲーム内の人と、どちらが優先順位が高いですか?ということは今一度考えて頂きたいのです。
いいようにいえば、オンラインゲームをしているというのは家にいながらにしてディズニーランドのようなアミューズメントパークに出掛けているようなものです。
インターネットの技術を利用することでそれが可能になり、その回線やゲーム機器を用意した上でそのゲームとも契約しているのです。
それだけでも結構な手間がかかっているのに、急にやって来て玄関に出ろというのはとても厚かましく野蛮なことではないでしょうか。
オンラインゲーム自体はMMOと呼ばれているものが多く、20年近く前からあるのですが、その多くはパソコンを利用するものばかりでした。
それが段々と技術の向上によって、今では居間のテレビに繋いでいるような家庭用のゲーム機やスマートフォンでも可能になっているのです。
簡単にいえば時代が変わったのですが、常識の方が広まっておらず認知されていない状態です。
携帯電話が普及した時に、電車やバスなどでの会話を控えるのが常識になったように、今はその過渡期に当たるのではないかとも考えています。
ゲームのことで大げさな、と思われるかもしれませんが、その辺りについても書いていきます。
たかがゲームといいますが、そういう方はゲームをやったことがないかあまりしていない人がほとんどです。
そういう人にとってはテレビばかり見ている、映画ばかり見ている人よりもなぜか、ゲームばかりしている人を下に見ています。
でも冷静に考えて下さい。
例えばハリーポッターという映画があります。
この映画の映像をそのまま使ってゲームを作るとすれば、それはその映画を作る時よりも手間がかかる作業だと思いませんか?
3Dで表現される際には、映画には映っていない登場人物の背中も描かなければいけない場合もあるかもしれません。
しかも映像の編集だけではなく、ゲームとして様々な操作をするためにはプログラミングやその微細な調整も必要になってきます。
更に、そのゲームをオンラインにして世界中のプレイヤーと一緒にプレイできるようにするためにはもちろんインターネットに繋いでも上手く機能させるためにより多くの技術が正しく使われなければいけません。
ここまでして実現しているオンラインのゲームがなぜテレビや映画より下に見られなければならないか理由がよくわかりません。
自分がその分野に興味がないということと、その分野を軽視していいということは違うことなのです。
経済に対してもそれは同じことで、もし周囲に投資家がいた場合、大手のゲーム会社の名前を伝えて、その会社の規模が大きいかどうか尋ねてみて下さい。
大抵は20年以上も前から東証一部に上場している企業です。
今のところ東証一部より上はありませんから、日本の中でもその条件を満たした企業がゲームを作っているのです。
その上で依存症などの問題もあるかもしれませんが、それは今回の趣旨とは違うため扱わないこととします。
田舎のおじやおばでもゲーム中で玄関に出ることができない場合があることが伝わって欲しいなと思っています。
できることならインターホンの方に、何か事情があって今は出られません、もしくは待ってて下さいと表示できるようになればいいですね。
それもたかがゲームと言われている間は実現不可能だと思うので、もう少しこれらのことも考慮される時代が来るか、そもそも手放せなくなるようなコンテンツを規制する方向でもいいので、解決に向かってくれるといいなと思います。
そもそも世論は未だにテレビなどの一方的なメディアによって作られている面があり、テレビ業界はゲームばかりされてしまうと視聴率が取れないため、ゲームを推奨したりはしない傾向があると思います。
ゲームは悪だという情報操作まではしないまでも、情報を流さないこともまた情報操作になっている部分もありますので、やはりテレビしか見ないような田舎のおじやおばの多くはこれからもたかがゲームだと思い続けることが多いでしょう。
しかし、突然訪れた家で待たされたり開けてもらえないということは、ある意味コミュニケーションの回線が繋がっていないことと同じことなのですが。
最後に上手いことを言おうと思いましたが、上手くいったかどうかはわかりません。
今回はこの辺で終わりにしたいと思います。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
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