ちょっとタイトルは大げさかもしれないですが、ピラミッドとかイースター島のモアイ像は誰が何の目的で作ったのかとか、そもそもどうやって作ったのか等、謎が多いですよね。
今回は特に考古学的な根拠とかは全く無くて、勝手な想像で一応、謎を解き明かしてみたいと思います。
まずピラミッドやモアイ像をどうやって運んだのかや寸分の狂いもない精密な石の加工技術などが謎とされています。
これは当時、既におそらく技術は確立されていたのですが、紙などは貴重だったり情報漏洩の懸念があったため記録として残っていなかっただけなのではないかと予想しています。
もしかすると石の加工技術に関しては現代人よりも優れていたのかもしれません。
なぜ、そんなことになったかというと、少し想像力を働かせて考えてみることにしましょう。
古代エジプトの時代でも、人間の知能などの能力自体はそれほど今と変わっていないと思います。
当時の賢い人は、今と違って複雑な学術体系の中で自分の興味のある分野を学ぶことはできません。
おそらく賢い人のほとんどが石工の世界にのめり込んだのではないかと思っています。
石は対応年数も長いですし、石で加工した建造物は後世にも自分達の文明の栄華を表現する手段だと考えられたのだと思います。
簡単な例に例えると、野球しかスポーツが存在しなければ、スポーツの好きな人はみんな野球をしますので、その時の野球のレベルは相当高いはずです。
そんな風に現代だったら飛行機を設計する人やメガバンクのシステム設計をしたりするようなテクノクラートと呼ばれる知的階級のトップに君臨している人たちが、当時はもれなく石工に集中していたと想像しています。
その技術も弟子や子孫に受け継がれていき、あそこの系統の石工の職人はこんな技術を持っているというような感じで、ピラミッドだけでなく、様々な石で作られる建造物を構築するための組合のようなものができていたと考えられます。
これはつまりフリーメイソンの始まりです。
フリーメイソンの起源は石工の組合から始まったとされています。
陰謀論でも何でもなく、高い技術を持った者たちが世代が変わっても信頼して仕事を任せるためには、やはり秘密の握手のような方法でコンタクトを取って信頼を得ていたと思います。
紙は貴重ですが、わざわざ書いてしまっては、情報漏洩になってしまうため自分や弟子や子孫が食っていくためにも記録には残さなかったのでしょう。
そう考えると、アメリカのドル紙幣になぜピラミッドが描かれていたり、そこにフリーメイソンを表しているような瞳も記されているのかもなんとなく納得できるような気もします。
エジプトだけではなく、ある程度、海を越えた地域でも偶発的に、そこにある物の中で何かを表現したり建造するためには石を加工しようと思ったかもしれませんし、それは民族や人種を問わず、人が知識を得て文明を発展させていく過程において、通るべき道だったのかもしれません。
もちろんこれはあくまで私の想像に過ぎませんので、実際どうだったのかわかりませんが、以前に自分なりに考えてみて、いくらか納得できるなと思ったので、簡潔ではありますが、今回書いてみようと思いました。
記録が残っていないからこそ、あれこれ考えてみるという、その想像力を書き立てること自体が、もしかしすると、それも古代遺産が持つ魅力として、あらかじめ当時の技術者たちが想定していたとすれば興味深いと思います。
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