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初詣や墓参りはオカルト

| 28.12.16
 田舎の方だからかもしれないけど、お盆や正月になると親戚とかから、初詣や墓参りには行ったのかという話になったりする。

 その質問が、単純に神社に出掛けたとか墓の管理をしたかというニュアンスであれば特に問題はないと思うが、なんかこう、何も疑うことなくそれが常識であって、身の回りに行かない奴がいるとこっちの運気にも影響するから行ってくれてるよね?みたいな風(ちょっと大げさだけど)に聞こえて嫌な気分になる。

 初詣に行ってそんなに良いことあったんですか?とか

 初詣の風習がない国々では悪いことが起こっているのですか?など言いたくなる。

 神社の神様の家にもカレンダーがあって、世間が旧暦を採用しててもしてなくても、それに合わせて元旦という日に初詣に行った人だけに良いことが起きるエネルギーを送っているのでしょうか。

 百歩譲ってそうだとして、なぜ賽銭を投げ入れなければならないのでしょうか。

 そのお金は神社のものになってしまうのに、神様は賽銭を要求しているのでしょうか。

  通常、宗教法人への寄付金はきちんと手続きすれば税金が免除されると思いますが、匿名でお金を投げ入れてしまっています。

 小額とはいえ、結構ファンキーな行為ではないでしょうか。

 冷静に考えてみれば、なかなかの滅茶苦茶な風習にご利益を期待してるようでは良いことなんて起こらないような気がしてしまうのです。

 墓参りもそうです。

 今現在、日本だけでも何人分のお骨がお墓の中に保管されているでしょうか。

 ざっと想像しても数千万人分のお骨がお墓の中に眠っていると思います。

 この先もずっとこのままでいいのでしょうか。

 日本だけでも数億人分の骨が墓地の中に埋葬されることになります。

 そこには様々な思いがあり、一概にはいえないものがありますが、いずれ遠い未来に私達の子孫が直面する問題になる可能性もあり得ると思います。

 もっといえば、位牌や戒名についてもよくよく考え直す必要があると思います。

 仏教は、その字の通り「仏の教え」として考えた時に、お墓を作って遺骨を保存しなさいとか、位牌に戒名を記して大事にしなさい、という言葉を聞いたことがありません。

 むしろ反対で、お釈迦様は僧は葬式に参加するなと言ったというのを読んだことがあります。

 なぜかというと、お坊さんは生きている人のために存在しているからという理由でした。

 だとすればお寺こそ教えに背いていることになります。

 これも冷静に考えると、お葬式ビジネスに従属させられているということです。

 確かに現代社会では、亡くなられた方のご遺体をどうすべきか、従来の風習に従った方が自然なのかもしれません。

 しかしそれだけが常識となり、他のことは何も考えなくなってしまうことはやはり危惧すべきだと思います。

 今はそれが当たり前になっていても、必ず変わるべき時が来ます。

 特に日本では神社やお寺にいる神主やお坊さんこそ、宗教家として正しい方向性を示していかなくてはなりません。

 だからこそ宗教法人は非課税であり、一般の業種より優遇されている面があると思いますが、ベンツや豪邸を買うために、金の亡者になってはならないと思うのです。

 そして一般の人々も、新興宗教やカルト宗教は怪しいから近寄らないし、自分は大丈夫だと思っていても、案外オカルトが身近なところに存在していることに気付いて、よくよく本来どうあるべきなのか考えることが、おかしな風習に依存しないで、未来に生きる人のためにも有益な慣習を残していければ、それこそが宗教におけるご利益になるのではないかと提示した上で、今回の話を終わりにしようと思います。

 最後までお読み頂きありがとうございます。

 

 

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