老人になっても性格は変わらない件
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16.2.17
題名は老人になっていますが御年配の方ですね。今は匿名で書いているブログですが、またプライベートなことを書いてしまうと、いずれ誰かに特定されてしまう可能性もあるので今回も少しぼやけさせて書こうと思います。
過去に働いていた職場が60代~70代が多いというちょっと特殊な環境だったことがあって、そこにいる間はほぼずっと自分が一番年下でした。
同じ会社内ですが部署がいくつかあって、雇用形態が社員の人もいれば役員や嘱託職員の人やアルバイトの人や外部からの派遣の方など様々で、基本みんな仲が悪かったんですよ。
社長が私より15歳くらい年上だったんですが、先代が亡くなってあとを継いでそれほど経ってない感じで、入社するのがもっと早ければ平均年齢はもっと高かったかもしれません。
これがもうほぼ毎日お互いにいない人の悪口を言ってる感じですし、場合によっては堂々と仲が悪いことも隠さずに仕事にも差し支えていることもありました。
私から見れば親よりも年上の先輩同士が、名前や名字を呼び捨てにして陰口を言っていることに妙な違和感を感じたりしていました。
そんな中で会社の中でも最年長だったと思うのですが70歳を過ぎている御年配の方がその人が一人でいる時に仕事をさぼってたり、業務の手順を間違えたりして、いつも迷惑を掛けていたんですよね。
ところが詳しくは書きませんが業務上は本当にその人がミスをしたか故意にそうしているのかがわからない感じでした。
監視カメラを設置しない限りわからないという状況ですが、いつもその人がいる時だけそういうトラブルが起きたのです。
でもそれが結構面倒なトラブルなので、証拠がなくても厳重に注意すべきではないかと、私が自分の部署の60歳を過ぎている先輩たちに言ったことがあります。
立場的には言っても問題ない立場なのですが、しかしなかなか言えないということでした。
なぜかというと会社での立場や勤務年数が上でも、10歳以上うえだからいいにくいということでした。
ある程度、年齢がいけば多少の年の差は関係なくなるんじゃないかと勝手に考えていたんですが、そんなに変わらないことに驚きました。
これらは冗談ではなく本当にあったことです。
ということは今これを読んでいる様々な世代の人たちも、おそらく60代や70代になってもそんなに性格は変わらないと思います。
意識して日々色んなことを学んでいる姿勢の人は既に若いときから達観している感じがしますが、年齢を経れば自然とそうなる訳ではないということです。
むしろこれから60代になっていく少し下の世代から、更に若い人たちが年配になっていく時は、もっと性格が若いままというか、子どもみたいな感じになっていくのではないでしょうか。
平均寿命が延びたり、健康で運動できる期間は長くなれば、そもそもわざわざ老人である必要はありません。
600歳くらいまで若くて健康に生きられれば60歳はまだまだ子供みたいなものでしょう。
これからはだんだん年相応という概念に縛られる必要はなくなっていくものと思われます。
でも個人的にはある程度の年齢を過ぎたら落ち着いていて、大人な人であって欲しいなとは思っています。
ちょっと今回は書こうか迷って書けなったエピソードもあるのですが、70歳を過ぎると今度は仕事の辞め時が難しくなってきます。
本人が続けられると思っていても、回りの人には結構な負担が掛かっている場合もありますし、年だから辞めろともなかなか言い辛いものです。
いや、本人が続けられると思っているならまだ良い方で、もう無理だと思いながらも仕事をしたい年配の方は結構いるものなのです。
この先も仕事をしたい収入を得たいという年配の方がどんどん増える一方で、受け入れてくれる会社がごく限られているということが現状です。
おそらく抜本的に社会構造や仕事のあり方が変わらない限りは、今の高齢者よりも厳しい状況になっていくと思います。
もっと根源的な、資本主義のあり方が見直されるべきなのですが、グローバル社会で誰がそんな競争に不利になりそうな制度を導入できるでしょうか。
しかし昔と違って、だいたいこれくらいの年齢まで生きて、だいたいこれくらいの子供が生まれて、だいたいこれくらいで経済成長して、という資本主義の前提みたいなものは成り立たなくなってきています。
また、仮に良い方法があったとしても、それこそ時代の変化に年配の方がついていけない可能性があります。
年配の方にとって良い制度だったとしても、それまでこういうものだと思っていたことが変わるのを恐れるのです。
一体どうすればこの問題が解決されるのか、経済のあり方ではなく、誰でも人生を全うできる生き方を国を越えて協力して話し合う必要があるのではないかと思います。
年を取ることが嬉しい、長生きすることが幸せだと思えるような世の中になって欲しいですが、それもまた一生変わらないかもしれない性格によって実現が邪魔されているのかもしれません。
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