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東芝とタイムマシン

| 17.2.17
 あの東芝が東証2部へ降格になる見通しであるというニュースを見かけました。

 債務超過になり上場廃止になる可能性もあったかもしれないので、まだいいといえばいいのかもしれませんが、それでも驚きました。

 まずは知っている方には無用かもしれませんが、東芝がなぜこれだけの巨額の損失を被ることになってしまったのか、わかりやすく、もしかしたら間違ってるかもしれないくらいざっくりと説明したいと思います。

 今回のアメリカでの原発事業の受注は、東日本大震災の前に契約したもののようです。

 ということはまだ福島の原発事故が起きる前のことであって、日本としては原発や新幹線などを受注して景気浮揚に繋げたいという傾向もあった頃だと思います。

 原発は安全神話の中にまだありました。

 問題の発端はその時の契約内容にあったようです。

 大雑把な記憶ですが、原発の安全性を担保できない場合はきちんとそれがクリアされるまで費用は東芝が負担するみたいな(すごくアバウトです)内容だったみたいです。

 当時は特に気にかけることもない項目だったのではないでしょうか。

 ところが福島の原発事故によって、この安全性の担保というものの基準を見直そう、これまで通りではいけないということになってしまったようです。

 そのため予定より何年遅れても原発が完成する見通しが立たず、それどころか、一緒に原発を開発している企業にしてみれば、遅れている間の費用などは東芝が負担してくれますから、おそらく結構安全な基準を満たしていても、もっと安全でなければならないと難癖をつけて進まなくても構わないという状況だったと考えることができます。

 契約を結んだのは仕方ないとしても、この辺の契約内容については、改めて協議し直すことができればそこまで問題にはならなかったと思います。

 一番いいのは契約の段階で、そのような不利になりかねない項目で結ばなければ良かったのですが、当時はまさか震災や原発事故が起きるとまでは想定していなかったと思うので仕方がない側面もあります。

 契約よりも想定外のことが起きたとして、その安全性の担保というものをきちんと定義し直すのが良かったのかもしれません。

 その間は費用を負担せず、もし一緒に開発している会社から訴えられたとしても、その訴訟で損害賠償が発生したとしても、今回の債務より軽かった可能性もあります。

 しかしここでの東芝の判断が悪手でした。

 東芝はそのパートナー企業を買収することで、問題の収束を計ろうとしたのです。

 それでも巨額の損失は避けられないどころか膨らんでしまった、簡単にいうと全部の責任が東芝に降り掛かる結果になったということでしょうか。

 全くこの辺のことは疎いので、全然間違ってたらすいません。

 あと以前から、東芝が粉飾決算をした時にマスコミ各社は不正会計と言葉を濁しました。

 大会社であるため巨大なスポンサーでもあり、この時に鋭く追及できていたら、もしかしたら少しはマシだったかもしれません。

 実際に国内的には先日の女優の出家騒動や金正男の暗殺事件よりも大きなニュースですから、もっと報じた方がいいと思うのですが、やはり扱いは小さいような感じがします。

 しかし、会社の規模が縮小したことで、マスコミが強気になってきているようにも見える部分があります。

 このマスコミの手のひら返しはそれはそれでひどいもののような気はします。

 あとすごい個人的な意見なのですが、昨年の後半くらいから東芝の家電の方のCMに起用されているのが女優の満島ひかりさんなのですが、正直にいうと東芝でも家電メーカーのイメージでもないと思っていたんですよね。

 好みのタイプかどうかという話しではなくて、 ちょっと家庭的なイメージがなくて、ストイックで怖い感じの印象があります。

 正直、満島ひかりだから東芝の製品にしようかなって人が無意識的にもあまりいないんじゃないかなという気がしていました。

 いやもしかしたら東芝の経営状況の危うさを予見させていたとしたら大したものですが。

 少し話が脱線してしまいましたが、東芝は利益の大半を占めていた半導体事業を手放すことになるようですが、 本当は上手く立ち回っていたら、原発事業を切り離すべきだったんじゃないかなと素人ながら思ってしまいます。

 ツイッターの方にもチラッとつぶやいたのですが、東芝はタイムマシンを開発して、原発を受注した頃に戻ってやり直さない限り、復活は難しいでしょうね。

 で、ここからは割りと真面目なタイムマシンの話を書きたいと思います。

 タイムマシンが作れるかどうかという論争では作れないという意見が多いような気がします。

 ちょっとじっくり考えてみましょうか。

 タイムマシンは時間軸を移動する乗り物です。

 漫画のジョジョの奇妙な冒険で、ディオと承太郎が戦う際にこんなセリフがあったと思います。

 時間を止めているのに、何秒止められるかというのは変な感じがするが(全然合ってなかったらすいません)、みたいなセリフです。

 タイムマシンが一瞬で時間軸を移動できるかといえば、それは軸を移動するスピードがものすごい速いということであって、通常は近い時代よりも遠い時代へ移動するほうが時間がかかるものだと思います。

 実際に1秒ずつくらいなら日頃から時間の動きを認識することは可能ですが、10年単位とかではなかなかできないです。

 では時間軸を移動する乗り物ができたとします。

 ゆっくりでもいいので過去に遡ることにしたとします。

 半年前くらいのこの場所にタイムスリップです。

 到着しました。

 ここには地球はありませんでした。

 屁理屈かと思われるかも知れませんが、地球は自転と公転をしているため、時間軸を移動しただけでは地球のなかった場所にたどりつく可能性の方が圧倒的に高いです。

 ということはそういった地球の自転や公転だけでなくて、太陽系の動きや銀河系の移動も考慮しなければなりません。

 難しそうですが、一番効率的なのは重力を考慮することだと思います。

 時間軸を移動しながらその場所に働いている重力に沿って時間を遡れば、その場所の地面と一緒に移動することができるようになります。

 そうなると次に問題になるのは、過去その場所に障壁となるものが置かれていなかったかどうかです。

 もしかしたら今は広々とした平野の草原かもしれませんが、50年前くらいは岩を集めて置いておく場所だったかもしれません。

 そうすると50年くらい前の過去を移動している途中でタイムマシンが岩にぶつかってしまいます。

 これは車が発明された時に、道路を整備しなくてはいけないことと同じことなのです。

 そのためタイムマシンが完成されれば、いったんゆっくりした速さで時間を遡って、邪魔になるものがないか確認したり、障壁があれば可能な限りそれを取り除く作業が必要になります。

 しかし先程の例のように岩の集積場になっていた場合に岩を取り除いてしまったら、その時代の人が驚いたり困ったりして歴史を変えてしまう恐れがあります。

 では何度も何度も色んな場所で遡って、なるべく過去に何も邪魔になるものが無い場所を探したり、どうしてもそれが無理な場合はその手前の時代で停まって、少し移動した場所でさらに時間を遡るという感じになると思います。

 それを現地に標識として置くのは取り除くのと同じような問題が生じるため、実際にはカーナビやデータ情報を元に告知してくれるか自動運転することになると思います。

 道路の整備とは少し趣が異なりますが、タイムトンネルではそうしたインフラ整備が必要になってきます。

 逆に未来へ行くためには、今後この場所には何も建てたり置いたりしてはいけないというような場所を確保する必要があります。

 それも一本のタイムトンネルではタイムマシン同士の接触事故を起こす可能性があるため、交通ルールも必要になってくるかもしれません。

 と、後半はまるで当然にタイムマシンが存在しているかのように書いてしまいましたが、これはある意味では落語家の立川談志が生前に言っていた言葉のイリュージョンを意識して書いてみましたので、頭がおかしい訳ではありません。

 話を現実に戻しますと、たまに車を運転している時に、この運転席から見えている光景を原始人じゃなくても江戸時代の人とかでも、まるで想像できないことを目の当たりにしているんだなとぼんやりと思うことがあります。

 今、文章をタイピングしているパソコンやネット環境やスマホやタブレットですら、一昔前の人にしてみれば想像もできない世界です。

 手塚治虫ですら描けなかった世界です。

 それはこの先もっとそうなっていくと思います。

 そしたら本当にタイムマシンくらいは発明されているかもしれません。
 
 先程の空想の話では、人がいるところには事前のインフラ整備でタイムトンネルはありませんから、あるとすれば広大な砂漠とか誰も近づけないような山奥でしょうか。

 東芝の話に戻れば、それは東芝のキャッチフレーズのリーディングイノベーションです。

 確か日本で最初の家電は東芝になる前の名前で忘れてしましましたが、その会社が作った扇風機だったと思います。

 今すぐタイムマシンを作るのは難しいと思いますが、別のイノベーションで窮地を脱して更なる飛躍を期待したものでもあります。



 

 
 



 
 


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