今回は頭の悪い人の見分け方について書いてみようと思います。
こういう記事を書くからにはさも頭が良いんでしょうねと言われるかもしれませんが、そういうことは自分でも思っていませんのでご了承して頂ければと思います。
一口に頭が良いか悪いかというのは結構難しい話ですよね。
運動音痴は馬鹿にされやすいけど、頭の悪さを馬鹿にすると下手すると名誉毀損にすらなりかねません。
これは運動ができるかどうかは比較的に簡単に見てすぐに判断しやすいのに対して、頭の良し悪しはその人の内面にも関係してくる部分もあり曖昧でもあるからではないかという気がします。
以前に、仕事関係で遠まわしに頭が悪いことを伝えて、どうやったら改善できるかということを考えたことがあります。
その方法はこんな感じでした。
まず、ここ一年間で何冊の本を読んだことがありますか?と、たずねます。
その時はうーんと考えたあとで、一冊という答えが返ってきました。
一冊が本当なら即答できそうなものですが、その一冊も本当だとしても果たしてどんな内容だったかも気になるところですが、とりあえず数を聞き出すことができました。
そこで、自分は年に100冊くらい読むことがあることを伝えます。
正直いうと、ここ何年かはそんなに本を読んでいないのですが、実際に100冊以上読んだ年もあるので、そんな感じで伝えます。
個人的には年に100冊は本を読む人の中では少ない方で、自慢できる数ではないと思いますが、とりあえず相手は年に一冊読むかどうかも怪しい訳ですので、嫌味に思われたとしても嘘ではないので堂々と言うことが大事です。
そして次に、自分はあなたの100倍以上の本を読んでるということを伝えます。
だから自分がこれから言うことは、もしかしたら納得できないかもしれないけど、これまで何百倍も本を読んできた私の話をとりあえず聞いてみて下さいと伝えます。
以下もこんな風な内容で伝えています。
本を読めとはいいませんが、本を読んでいる人がこの世にはいるので、そういう人がいるということは理解して下さい。
その上で、顧客を見た瞬間に、予想でいいので、その人が自分よりも本を読んでいる人なのか、読んでいない人なのか、自分と同じくらいの人なのか考えてみて下さい。
そして、その3通りの人それぞれに対して、どのように接するか使い分けて下さい。
だいたいこんな感じです。
本を読まない人に本を読めというのは違うような気がするので、あまり言っても無駄なような感じがしますし、本を読んでいる人は自発的に読んでいると思います。
自分より本を読んでいるかどうかで3通りの接し方を用意してもらうのも、遠まわしに自分より頭がいい人かどうかを意識してもらって、失礼がないように接してもらうという意図もあります。
それだけではなく3通りの接し方を考えてもらうことが、日頃の顧客との接し方を3倍考えてもらっています。
ただここまで言わないといけない相手ですから、効果はそれほど期待してはいけません。
ちょっとだけ普段考えないことを考えてもらったくらいで留めておきます。
あと、本題にある通り、頭の悪い人の見分け方ですが、これは結構ニュアンスが曖昧な部分もあるためうっすらと参考にしてもらう程度にしてもらえればと思います。
だいたい会話していれば分かるのですが、言葉を一字一句で覚えていない人は頭が悪い人の可能性が高いです。
例えばWi-Fiを読めないからといって、頭が悪いとは限りません。
知らないということと頭が悪いということは違うのです。
ウィーフィーと読んだとしても知らないだけの可能性があります。
頭の悪い人は既に正解を聞いたことがあるにも関わらず、わざと間違えているような言い方をします。
実際にアイファイと言っている人がいました。
ワイファイのWがワイヤレスなんとかの略だと知っていれば、絶対こんなことにはなりません。
この人は必ずどこかでワイファイという言葉を聞いたことがあるのです。
ワイヤレスの略だと知らなくても、一度でもワイファイと聞いた言葉を、Wから始まっているのにWの要素を削除するということは普通はしないものです。
要するにこういう人にとって一字一句というのは数字の羅列と同じことなのです。
それと同時に一文字くらい間違っても意味が伝わればいいやという怠惰な感情も含まれています。
この種のタイプの人は間違えるのは当たり前で、それを指摘されたり、つっこまれることで会話が成立していることがあります。
よくよく話の内容を思い返してみると、この人自体は何も話題になるようなことを提供することができないのですが、間違えていることで、コミュニケーションのきっかけになっているということが何度もあります。
またそういう人は何度指摘しても同じ誤りを繰り返します。
やはり同時に怠惰な部分もあるため、逆に何度も間違えた単語の方で覚えてしまいがちです。
それも意味と組み合わせて覚えたりしないため、無機質な数字の羅列として記憶しているものと思われます。
かなりひどいなと思った言い間違いは原発のことをゲンパクと言っている人がいました。
原子力発電所の略だとわかれば、ツがクになる理由は全くありません。
ここまでくるとなぜそうなってしまったのか、推測さえしてしまいます。
おそらく原爆と混同しているのでしょう。
しかし発電所と爆弾を混同する意味はわかりません。
しかもこれは東日本大震災の直後の福島の原発事故のニュースが一日中報道されていた頃の話です。
ニュースで何度もゲンパツと言っているのにそれを聞きながら何も考えていないのではないでしょうか。
もう一つの頭の悪い人の見分け方は、やはり言葉に関することなのですが、話を聞いていると、話の内容がその人の考えから来ているのではなくて、世間体やマナーが根拠になっていることです。
例えば、親戚に病気で入院した人と自宅療養している人がいたとします。
頭の悪い人は病院に入院している人には見舞い届けとかを出したりして心配します。
ところが一時的にでも仕事を辞めて自宅療養している人がいれば、平気で仕事はどうしたんですか?と思ったり本人に直接言うこともあるのです。
これも根拠はよくわからないのですが、世の中でそういった形式のものがあったり、常識やマナーというものがあれば、そういうことは学んで守ろうとするのに、そこから外にある事柄に関しては状況が同じだとしても対応は天と地ほど異なるのです。
この場合も意味合いで覚えているのではなく、意味は理解していないが、こうすれば問題ないのだろうというのが頭が悪い原因なのです。
何も疑うことなく、しきたりやルールだけを覚えて、それに従っていればいいというのは、裏を返せばいい人思われたいけどアホだとは思われたくないという、コンプレックスの表れでもあると考えることができます。
そのため、こういう人は身内が元旦に初詣に行ったかや年賀状を書く書かないとか、冠婚葬祭については詳しいですが、何のためにやっているのかは興味がありません。
下手をすると、他人の人生よりも世間体の方が大事なのです。
こういう人は一見、親身になって相談に乗ってくれますが、良い方向で解決することはまずありえないので話半分くらいにしておいた方が良いと思います。
ちょっと嫌味なことやいじわるなことも書いてしまったかもしれませんが、逆にいえば頭の悪い人は素直な人でもあるので、方向性は誤っているかもしれませんが、性格が悪かったとしても本心は善意であることが多いです。
それが大きなお世話と思うこともあるかもしれませんが、これも逆にいえばそれほど深く考えている訳ではないので、考えようによってはそれほど気にする理由もなく、かえって気が楽だと思えればそれ程そういう人に振り回されることもないと思います。
それに稀にそういう人の中でもこれに関しては天才という場合もあると思うので、判断する側にとっても決め付けることなく柔軟に対処することが大事なことかもしれません。
最後までお読み頂きありがとうございます。
現在、弊ブログではbot対策などの理由でコメント欄を設置していません。
ツイッターのアカウントをお持ちでしたら、こちらの方にコメントを頂ければと思います。
(ツイッター内であればリンク先以外のところでも構いません)
もちろんフォローやリツイート、いいね!のみでも大歓迎です。
またツイッターの方では各種のご依頼も受け付けています。
些細なことから、規模の大きなプロジェクトまで、私でできることであればお力になりたいと考えています。
現実的には、現在地方に住んでいますので、ネット上で行える悩み相談などに限られるかもしれません。(特に資格は持っていませんが求められれば様々な分野でアドバイスします)、ご依頼によっては出張費込みであれば、遠くでも行くつもりです。
現在、私は会社に所属せずに、新しい仕事の仕方を模索している段階です。
仕事を始めてからはできなくなってしまいますが、今の状況だからこそ募集してみることにしました(自分で読んでも怪しいと思いますが)。
興味がございましたら、ツイッターの方をフォローして頂くか、フォロー希望などのリクエストを下さい。
特に明確な決め事はありませんが何らかの方法でご依頼の連絡を頂ければこちらからもダイレクトメールなどでお返事します。
おつかい程度のことでもお気軽にご相談ください。
よろしくお願いいたします。<(_ _)>
Kindleの著書
ウィッシュリスト
気になったものをリストに入れています。
送ってくれる方はいないとは思いますが念の為に貼っておきます。
プレゼントされた場合は開封動画などを撮影して公開する場合もありますのでご了承下さい。
もし宣伝して欲しいものなどがありましたらご連絡下さい。
直近の記事
松本さんが復帰できないのはテレビ業界やSNSなどの弊害
月に1回なんとか更新しているブログで、先月はブログを改題して月にもう2回くらい更新するつもりでいたのですが、ドラクエ3のリメイクが発売されてしまい昨日までやってました。 書きたかった内容を思い出しながら今回はこの話題を書いてみようと思います。当初は箇条書きにして後で書き直そうと思...
このブログを検索
ブログ アーカイブ
-
▼
2017
(133)
-
▼
2月
(28)
- 頭の悪い人の見分け方
- 左とか右の話
- Explain Fermat's last theorem by a three-way deadlock
- TPP反対理由を改めて解説
- 私のすべらない話
- プリンスのアルバム『Come』
- アラビア数字の形には意味がある
- 尿管結石への対処法
- エフィカシーが大事だと思う件
- 独特な句読点について
- 東芝とタイムマシン
- 老人になっても性格は変わらない件
- バルミューダのトースター
- アマゾンキンドル出版手続き中
- 前世がわかる人の嘘
- 不思議な体験を振り返る
- 接客業と顧客満足度の嘘
- 潰れたコンビニやスーパーの共通点
- 嫌いなCM好きなCM
- 素直に謝った方がいい場面について
- ネット媒体の最近の漫画について
- 函館牛乳のコーヒー牛乳(番外編)
- 自分を許して許可する
- 簡単!激安!卵を使わないチャーハン
- あえて今の若者を敬う
- 白口浜 天然真昆布しょうゆ(番外編)
- イメージすれば叶うは本当か
- 芸能人は特権階級か
-
▼
2月
(28)
カスタム人気記事
-
このブログでは今のところ旅行やホテルのことについての記事が、他のより多めに読んで頂いているようなので、今回は独断と偏見で、ホテルの従業員に嫌われる客と好かれる客について書いてみようと思います。 ※追記 『元ホテル従業員がこっそり教えるオススメの宿泊予約サイト』 (...
-
※4月26日の自分のツイートから引用と文章を補足しています。 昨日の世界まる見えで、ブレインダイビングの異名で知られているという新子景視というマジシャンがやっていた9桁の数字の一致の種明かしが考えてみたら多分わかった。 まずどんなマジックだったのか簡単に説明したいと...
-
私がジョニ・ミッチェルを聴くきっかけになったのは、インタビューをほとんどしなかった頃のプリンスが尊敬しているミュージシャンの一人として名前を挙げていたことでした。 ちなみにその時に他に名前が上がっていたのはジミ・ヘンドリクスとレッドツェッペリンです。 どちらも聞きま...
-
あまり名前を聞いたことがない小説家だと思いますが、自分の知っている範囲で紹介したいと思います。 まず始めに、この小説家は翻訳される度に、その出版社によって日本語の表記が異なっているということです。 最初に日本語で翻訳されたのが、1995年頃でベルナール・ウエルベル。...
-
※11月25日の自分のツイートから引用して文章を補足していますが、この件は何度かつぶやいたと思います。この時のツイートがその全ての集約になっている感じがします。ちなみに最近は別色のバージョンが出たのを宣伝するため一部CMの内容が変更になっています。 以下がその時にツイートし...
-
眠りが浅いためか、昔から夢はよく見るし結構覚えていたりする。 私が10代の頃だったと思うが本屋で夢占いの本を見つけた。 それは多分ここで名前を言えばわかる人もいると思うが、結構有名な占い師が監修している本で、絵本のように少し大きめで、幻想的な絵などが描かれていた。 ...
-
仏教には三観(さんがん)と呼ばれている三つの物の観方があります。 空観(くうがん)、仮観(けがん)、中観(ちゅうがん)、それぞれに深い意味があります。 簡単に言えば、空観と仮観の両方ができていれば中観ということになります。 空観は空っぽで何もないのではなくて、...
-
※後日追記。こちらの記事が好評なのと現在では放送されていないCMもあるため第2弾となる記事を書きましたのでこちらもどうぞお読み下さい。 『嫌いなCM好きなCM2』 結構、全部とは言わないまでも、この企業のCM駄目だなと思った会社の物は本当に買わなかったり極力控え...