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医者や薬でなく自分の身体が治す

| 4.1.17
 まず題名に誤解が生じるといけないので、補足すると、医療行為やお薬を服用することを否定するわけではありません。

 そうではなくて、もし体調に異変があれば何でも医者にかかろうとか、何でも薬を飲めば治ると思ってる方がいれば、少し冷静に考え直してみましょう、という話をしてみたいと思います。

 最初に考えたいことは医者はどんなに志が高い人がいたとしても、医療行為というのは無償では成立しないため、ビジネスだということを考慮しておく必要があると思います。

 病院の建物や医療器具、医者や看護師やレントゲンなどの技師、薬剤師や医療事務に携わる人の人件費などあらゆるものが、患者からお金をもらわないと成り立たないということを、病院で待たされている間に、周囲を眺めながらよくよく考えてみましょう。

 小さな個人病院から大きな総合病院まで、結構立派な建物が多いと思いませんか?

 これらの病院が成り立っているくらい病気の人がいて、診断料や検査費用や薬代を支払っている人がいるということなのでしょう。

 少し冷静に考えてみましょうか。

 医者は患者を治しているでしょうか。

 医者の手からヒーリングパワーが放出されて直接治している訳ではないと思います(気功を除く)。

 医者はその経験や知識から患者の疾患や不調の原因を探り当てます。

 場合によっては手術によって取り除くか、手当てをしたり、治療に適した薬を指定したりします。

 ということは医者が直接治す力を持っている訳ではなく、その分野に詳しい人の適切な処置をお願いしているという方が感覚的には近いのではないでしょうか。

 その後、薬のレシピみたいな用紙を持って、おそらく法律上の問題があるのでしょうか、病院の外の薬剤所に渡して、薬を処方してもらいます。

 さて、このもらったお薬ですが、医者がその疾患を治療するために適していると判断したものです。

 一回飲んですぐ治ってしまったら二度と行かないでしょう。

 普通、商売ならまた来てもらった方がいいですし、何度も来てくれた方がいいと思いませんか。

 極端にいえば、医者が患者に薬を選ぶときに、一回飲めば全快する薬と適度に効くが何度も飲む必要がある薬があればどっちを与えるでしょうか。

 ちょっと話は変わりますが、私自身がある病にかかった時に、まず家から近い地元の病院で診てもらいました。

 するとそこの医者では管轄が違うということになりました(内科にいったのですが泌尿器科が適しているということでした)。

 そこでそのお医者さんが隣町にある大きな病院を紹介してくれました。

 その病院にある器具でなければ治すことはできないと言われたのです。

 この辺りではそこの病院にしかその器具はないと言われました。

 私はちょっと胡散臭いなと思ったのでネットで調べてみたのですが、確かに他の病院ではそういった治療はしていないようでした。

 そのため、当初は言われた通りに、少し遠くにある病院へ行くことにしました。

 そこで検査を受けると、そこの医者はその器具を使用する手術を勧めてきました。

 勧めるだけでなく、そうしない限り治らないとはっきり言われました。

 その手術には20万円以上かかるのだと言います。

 私は金額も金額でしたので少し考える時間を下さいと言いました。

 すると医者はクレジットカードで支払えば分割で支払うことも可能だし、今すぐ返事が欲しいと言います。

 それでも私が渋った態度で断ろうとすると、その医者がこんなことを言いました。

 その手術は来月まで予約がいっぱいになっている。

 もしすぐ返事してくれるなら明日空きが出たのですぐに手術に取り掛かれます。

 これを聞いて、この医者は明らかに嘘を言ってるなと思い、かえってきっぱりと断って病院を後にしました。

 痛みをともなうものであったにも関わらず、痛み止めなどの薬も全くもらえませんでした。

 その後、私は別の病院にかかり、薬と自分が調べたうえで効果がありそうなものを試して、手術することなしに完治しました。

 ちなみにその時の疾患とは、尿路結石です。

 その大きな病院ではあなたの石の大きさでは自然と出てきませんと言われましたが、ちゃんと出ました。

 もう一つちなみに薬より効果があった(と思った)のはウラジロガシ茶でした。

 というのも自分が飲んでいる薬の成分が、そもそもウラジロガシから抽出されているとネットで見ました。

 ただ、私の場合は運が良かっただけかもしれませんし、医者を全面的に否定するものではありませんが、医者も平気で嘘をつくことがあるのだということはいい勉強になりました。

 もちろん全ての医者が嘘をいう訳ではありませんが、医者の全てはビジネスでやってることには変わりありません。
 
 実際、先ほどの件では、最初にかかった地元の病院すら、紹介料をもらえる約束になっていたのではないかと疑われるほどでした(身内が別の件でその病院にかかったら、私がその大きな病院に行くことを催促されたそうなので)。

 それに大きな病院の方も、その結石を振動で破壊する器械を導入しても、その手術を行う人からしか元が取れない仕組みになっていることなどもネットで調べている内にわかりました。

 私はそれまで医者というのは先生と呼ばれていて、なんとなく漠然とですが絶対的な存在で言うことを聞かなくてはいけないようなイメージを持っていましたが、その件の辺りから、医療に詳しいおじさんくらいに思うことにしました。

 ちょっと話が逸れたまま長くなってしまいましたが、医者を疑うことなく信じすぎることの危険性が少しでも伝われば良かったと思います。

 医者の次に考えてみたいのは薬のことです。

 風邪薬など一時的な疾患で飲む薬と、慢性的な疾患で飲み続ける薬とでは役割も違ってくるとは思いますが、いずれにしても薬がどのように作用して治るのか、その仕組みを考えたことがあるでしょうか。

 例えば、風邪薬を飲んだ場合に(これはあくまで想像です)、薬が胃で溶けると、身体の温度が一定に保たれるようになり、その温度でウィルスが死滅して治るとか、痛み止めを服用すると、それが痛みを感じる神経からの信号を脳に届けるのを遅らせるようになるため痛みを感じにくくなるとか、その仕組みまでを考えたり調べたことがあるかという話です。

 医者から診断されてもらった、目の前の薬を服用することで何がどうなって治るのか、できれば調べるのがいいと思いますが、想像でもいいので一度考えてみて下さい。

 場合によっては症状が一時的なものに過ぎず、飲んでも飲まなくても一定の時間が経てば治ったのかもしれません。

 そうでない場合でも、それって薬を飲んだ自分の身体が何らかの作用を起こすことによって、治しているのではないかということに思い当たるはずです。

 最初の方に書いた、医者の手から直接ヒーリングパワーが出るのではないのと同じように、薬が胃で溶けるとカプセルからヒーリングパワーが出てきて頭痛を治めるわけでないのです。

 薬を服用することで、自分の身体の中に備わっている能力を促したり抑制したりすることで治しているということであれば、結局自分の身体は自分の身体で治しているということを理解する必要があると思います。

 それでも、そのために薬が必要だというのは間違いではありませんし、これも否定するものではありません。

 ただ認識として、医者や薬が直接治すのではなく、結局は自分の身体が自分を治しているんだということを心の片隅にでも置いていく方が考え方としても、現実の病いに向き合う際にも有意義だと思っています。

 そうした考えを持っていくことで、西洋医学も素晴らしいものではあるけれど、東洋医学がなんとなく曖昧な印象を受ける理由もわかってくるような気もしてきます(あくまでそんな気がするだけですが)。

 本当は医者がビジネスとは無縁で、患者の治療に専念できることが望ましいですが、実際はなかなか難しいと思います。

 それでも志の高い医者ももちろんいるでしょうし、多忙ならもしかするとすぐ治してしまった方がいいと判断されることもあるかもしれません。

 いずれにしても医者も薬も万能ではないということが分かれば、日頃から自分の身体をいたわることの大切にすることに繋がっていくと思います。

 最後までお読み頂きありがとうございます。

 
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